杉並からの情報発信です

政治、経済、金融、教育、社会問題、国際情勢など、日々変化する様々な問題を取り上げて発信したいと思います。

【YYNews】日本では【権力犯罪』という概念が消されて存在するのは一般民間人が犯す一般犯罪だけだ!

2016年03月07日 22時31分24秒 | 政治・社会

いつもお世話様です。                          

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰するネットジャー ナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。

☆本日月曜日(2016年3月07日)午後7時から【ツイキャスTV】で放送しました世直しネットTV【山崎康のYYNewsLive】の放送台本です!

【放送録画】 97分50秒

http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/249050416

放送録画 

☆【YYNews】支援組織『ミル(1000)の会』のご案内です!

http://goo.gl/SNaL78

2日前に支援組織『ミル(1000)の会』の立ち上げを告知した途端に、3名の妨害目的の権力の犬たちが、『山崎康彦がついに寄付金を募金し始め た!これは詐欺だ!』と悪質なデマをネットで流し始めた!

▼匿名に隠れて悪質なデマをネットで流し始めた3名の破壊工作員たちよ!

いずれお前たちの正体(実名、住所、勤め先、顔写真など)を突き止め暴露して、 徹底的に責任を負ってもらうのでそのつもりで待っていろ!

①Usankusa3 @usankusa3

②シェルビー @shelbybucker

③yudaya ビジネス塾 @yudaya5

▼【YYNews】支援組織『ミル(1000)の会』の財政支援は、善意の寄付金や募金の要請では全くなく、私が提供する情報サービスへの購読 料・視聴料の支払いの形で支援してもらうのであり、詐欺行為であるという破壊工作員の主張は全くのウソであり立派な名誉棄損の犯罪だ!

私が【YYNews】支援組織『ミル(1000)の会』を立ち上げて財政支援をお願いしているのは、善意のみで対価のない寄付金や募金の要請では 全くなく、ブログ記事とネットTV放送という私が毎日提供している下記の情報サービスへの購読料& 視聴料をお支払いいただくという、新聞 社や出版社や有料TVがフツーに行っていることと全く同じことなのだ。

ただしお金を払わないと読めない、視聴できないという既存の情報サービスのやり方ではなく、いつでも自由に読め、自由に視聴できますが、 【YYNews】の活動や内容に賛同していただける方は、5種類の中から一番自分に合った金額でお支払いをお願いするという方法なのです。

▼以下は【YYNews】の概要です!

①世直しブログ『杉並からの情報発信です』

http://blog.goo.ne.jp/yampr7

2007年9月27日開始以来内容を毎日更新し、毎日1000-2500人の訪問者、毎日2000-5000の閲覧数(ページビュー)があり、現 時点での訪問者総数は、1,195.8万人、総閲覧数は431.9万ページヴューとなっています。

②世直しTV『YYNewsLive』日本語放送

http://twitcasting.tv/chateaux1000/show/

2012年6月25日開始以来、土曜日を除く毎日午後7時ころから政治、経済、金融、社会マターを約1時間半日本語で放送しています。現時点で放 送回数は1882回、毎日の視聴者数は,1000-15000人、総視聴者は約200万人です。

③世界への情報発信活動!週一回の仏語放送と英語放送

http://twitcasting.tv/chateaux1000/show/

日本語放送以外に、毎週水曜日午後7時から仏語放送、毎週日曜日午後7時から英語放送を約1時間行い全世界に向けて情報発信しています。

(終り)

☆今日の画像

①イスラム・スンニ派過激派【イスラム国】を育成したと言われるイラク連合国暫定当局(Coalition Provisional Authority・CPA)代表ポール・ブレマー。

ブッシュ・チェイニーネオコン米英戦争派+イスラエル・シオニストカルト宗教派は、2001年9月11日にイスラム過激派【アルカイダ】がテロを 実行したと見せかけた自作自演テロ【9.11米国同時テロ】を実行しそれを口実に2003年3月有志連合軍を結成してイラクに侵攻しサダム・フセ イン体制を倒した。その後イラク占領の主体になったCPAの代表となった米国務省高官ポール・ブレマーが、ス
ンニ派軍、現在の【イスラム国】を育 成した。と言われる。育成場所は、おそらく5.1万坪(4.2エーカー)の広大な土地を持つ駐イラク米国大使館だっただろう。

②OECD加盟国の65歳以上高齢者の貧困率。日本は第4位の19.4%。第一位は韓国の49.6%.

③1984年発行の旧5000円札(新渡戸稲造の肖像)の表。菊の門が二つに割れている!

*日本国憲法下で日銀法が制定されたのは1997年。日銀は日銀法が存在しないのに日銀券を発行し、しかも日本国憲法には通貨の発行権の規定がな いのだ!

④1984年発行の旧5000円札(新渡戸稲造の肖像)の裏。逆さ富士が似ても似つかない山になっている。これは1000円札と同じく、ノアの箱 舟が漂着したとウソが語られるトルコのアララト山だろう!

☆今日のひとこと

鈴木啓功著『日本人だけが知らないこの国の重大真実 闇の世界金融権力の日本占領計画』より
   
①安倍晋三は[ウソつき男]である。

彼の使うこと場は(全部)[逆さま言葉]だ。

つまり彼の言う[平和]は[戦争]、

[日本経済の発展]は[日本経済の衰退]、

[一億総活躍社会]は[一億総皆殺し時代]になる。

安倍晋三の本心は[日本酷を『戦争国家』にかえること]だ。

そのためにアベノミックスという[煙幕]を張って、

本当の目的を隠すことにしたのである。

☆ 【座右の銘A】

①世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。(宮沢賢治の言葉)

②命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)をともにして国家の大業は成し得られぬなり。(西郷隆盛の言葉)

③【天下の正道に立ち、天下の大道を行う人】とは (孟子の言葉)

どんなにカネをつまれようとも、カネの誘惑に負けて正道を踏み外すことは絶対ない。

どんなに貧しくなろうとも、志を曲げてカネのために悪を働くことは絶対にない。

どんなに強力な権力が脅しにかかろうとも、恐れ命を惜しんで屈服することは
絶対にない。

④ガンデイー七つの社会的罪

マハトマ・ガンディーは1925年10月22日に雑誌『Young India』(英語版)で「七つの社会的罪」(Seven Social Sins) を指摘した。

道義なき政治 (Politics without Principle)

労働なき富 (Wealth without Work)

自覚なき快楽 (Pleasure without Conscience)

人格なき学識 (Knowledge without Character)

道徳なき商業 (Commerce without Morality)               
                                    
人間性なき科学 (Science without Humanity)

犠牲なき信仰 (Worship without Sacrifice)

⑤『私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ!そうすれば誰が法律を作ろうとそんなことはどうでも良い。』
(ドイツ・ロスチャイルド商会創設者マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの言葉1790年)

⑥『私の息子たちが望まな ければ戦争が起きることはありません。』

マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの妻であり5人の息子の母親でも あったグートレ・ロスチャイルドの言葉!

☆今日の推薦図書 (朗読編)

New!■日本人だけが知らないこの国の重大真実 闇の世界金融権力の日本占領計画
   鈴木啓功著 (イーストプレス発行 1700円+税 2016年3月06日発売) 

はじめに 安倍政権に埋め込まれた[時限爆弾]

P2-9 朗読

☆(1)今日のメインテーマ

■日本では【権力犯罪』という概念自体が意図的に消されて、『権力犯罪』は存在せず、存在するのは一般民間人が犯す犯罪である!

日本では、一般人が犯すどうでもよい犯罪があたかも重罪のようにマスコミに報道され、警察・検察によって逮捕・起訴され、長期拘留と拷問的取り調 べで徹底的に追求され、裁判所によって重罰が課せられるのだ!

もしも日本国憲法第99条『天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。』の規定に違反 した場合の罰則規定があったならば、日本のほとんどすべての政治家(国会議員と地方議員)と裁判官、検察官、警察官を含むほとんどすべての公務員 (国家公務員、地方公務員、準公務員)は、憲法99条違反で逮捕・起訴され、裁判で有罪とされて刑務所に収監され刑務所は99条違反犯罪者で溢れるかえるだろう。

すなわち、日本の公務員は、国の最高法規である憲法を尊重し順守しなくても、 すなわち憲法違反、憲法無視、憲法破壊を犯してもそしてそれらを何度く り返しても決して罰せられないのだ。

すなわち、日本では国家権力を使った公務員による【権力犯罪】は決して罰せられることがなく、そもそも【権力犯罪』という概念自体が存在しないの だ。

その典型的な例が、アジア・太平洋諸国民5000万人を殺したアジア・太平洋侵略戦争を企画・立案・実行した最高責任者である昭和天皇の【戦争責 任】が一切問題にされず免罪・免責にされたことである。

しかも昭和天皇は、戦前の戦争天皇、生き神天皇、絶対天皇のイメージをがらりと変えて、戦後は、平和天皇、人間天皇、学者天皇、家族的な天皇を装って名 前を変えただけの戦【象徴天皇制】のトップに返り咲いたのだ。

我々は、一般民間人の一般犯罪のみに目を奪われことなく、我々の目が届かないところで毎日繰り返される膨大な数の権力を握る公務員による【権力犯 罪】にこそ凶悪であることを自覚し徹底的に責任追及すべきなのだ。

(終り)

☆(2)今日のトッピックス

①安倍政権もくろむ「要介護1、2外し」で介護破産に現実味

2016年3月5日  日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/176608

2016年度予算案の成立が確実となったことで、ますますタガが緩んでいる安倍政権。3日の参院予算委でも安倍首相を含め、ヘラヘラ薄ら笑いを浮 かべる閣僚の姿がテレビ中継された。そんな“学級崩壊”状態の閣僚の顔色が変わったのが、共産党の小池晃議員が介護保険制度の改悪を指摘した時 だ。厚労省が検討を始めた「要介護1、2のサービス外し」について「国家的詐欺」と問い詰めると、一様に押し黙ったのである。

介護保険制度では「要介護1」以上の認定を受けると、1~2割の自己負担で「掃除」「洗濯」「買い物」「調理」などの生活援助のサービスが受けら れる。

ところが、厚労省は「要介護1、2」の人を介護保険の適用対象から外し、生活援助サービスを原則、自己負担とする検討を始めた。

要介護(要支援)認定者はおよそ616万人。うち、「要介護1」が最も多く約 120万人、次いで「要介護2」が約107万人で、1、2で全体の約 4割にも達する。現行制度だと、自己負担額1割の場合、1回のサービス利用料は250円程度だが、全額自己負担となれば10倍の2500円にハネ 上がる。 老後生活に与える影響は計り知れないだろ。小池議員が「介護保険は要介護状態にならなければ掛け捨てだ。それでも高い保険料を払うのは、要介護状態になった時に給付を受けられるという期待 があるからだ。大半を占める要介護1、2を対象から外すのは国家的詐欺じゃないか」 と激怒したのも当然だ。

年金保険料はどんどん引き上げられる一方、受給額は減り続け、しまいには介護保険料を納めてもサービスを受けられない。一体何のための社会保障制 度なのかサッパリ分からない。そもそも消費増税分は全額、社会保障費に充てる約束ではなかったのか。それなのに増税しながら社会保障費をバンバン 削るなんて、 まさに詐欺師同然の手口だ。

「年金暮らしの高齢者も介護保険料は天引きされている。それなのに将来、サービスが受けられないなんて不満だし、不安です。一方で、防衛費はどん どん大させている。やっていることがメチャクチャですよ」(全日本年金者組合関係者)

安倍政権の暴政をこのまま許せば「下流老人」どころか、「介護破産」も現実味を帯びてくる。

②24時間勤務を1カ月...残業416時間の男性が訴訟 会社側は「残業強いたことはない」

朝日新聞デジタル | 執筆者: 千葉雄高

2016年03月05日 ハフィントンポスト日本語版

http://m.huffpost.com/jp/entry/9388618

1カ月連続24時間働き、残業代わずか…支払い命令

「1カ月間連続して24時間勤務」などをしたのに残業代が十分に支払われなかったとして、東京都港区のシステム管理会社に勤めていた30代男性 が、計約580万円の支払いを求めた訴訟で、東京地裁(石田明彦裁判官)は4日、会社に約480万円の支払いを命じる判決を言い渡した。判決は、 過酷な勤務実態があったと認め、約2年分の残業代などに加えて30万円の慰謝料も支払うよう命じた。

判決によると、男性は2007年11月に同社と契約し、24時間監視が必要なデータ通信サービスの管理運用を担当。だが同じ部署の従業員が相次い で退職し、13年12月下旬には1人で担当することに。そこから1カ月間、24時間の連続勤務が続いたという。
システムを監視し続けながら顧客の依頼にも対応するため、睡眠は机にうつぶせになり短時間のみ。食事は出前などで済ませ、深夜に風呂代わりに給湯 室で体を拭いた。残業時間は1カ月で416時間に。会社に改善を求めたが受け入れられず、男性は14年2月に退職した。

訴訟で会社側は「男性とは業務委託契約で、残業を強いたことはない」と主張したが、判決は男性を正社員と判断。「会社は過重な労働をさせないよう 職場環境を整える義務を怠った」と批判した。

この会社は取材に、「担当者がいないので答えられない」としている。(千葉雄高)

(朝日新聞デジタル 2016年3月4日20時07分)

③フランス最古の原発、ドイツが閉鎖を要求 仏当局は拒否

2016年03月05日 AFP日本語版

http://www.afpbb.com/articles/-/3079347?act=all

【3月5日 AFP】ドイツ政府は4日、隣国フランスに対し、独国境に近い仏フェッ センハイム(Fessenheim)にあるフランス最古の原子力発電所の閉鎖を要求 した。しかし、仏原子力当局は「安全性の点では閉鎖する理由は何もない」と一蹴 した。

1970年代に造られたフェッセンハイム原発1号機で2014年4月9日、2つある安全装置の1つで水漏れが発生し、一時的に原子炉をコント ロールできなくなった。 原子炉冷却システムへのホウ素投入が決断されたが、仏原子力安全局(ASN)の報告はホウ素投入に言及していなかったと報 じられている。

メディアは「西欧の原子炉でホウ素を使ってシャットダウンすることを余儀なくされた事例を私は他に知らない」という原子力安全の専門家マンフレッ ト・メルティンス(Manfred Mertins)氏の発言も報じた。独メディアは、トラブルの規模が当初伝えられたものより大きかった可能性があると報じている。

これを受け、ドイツのバルバラ・ヘンドリクス(Barbara Hendricks)環境・建設・原子力安全相は「フランス政府に対しフェッセンハイムを閉鎖とするよう求める十分な理由があることが、この事故で再び示 された」「私は、独仏国境地帯に住む人たちが不安を抱えていると指摘してこれまで何度も閉鎖を求めてきたし、これからも求めていく」などと述べ た。

しかし、仏原子力安全局は「原子力保安の観点から見て、フェッセンハイム原発を閉鎖にする理由は一切ない」と回答。仏原子力安全局ストラスブール (Strasbourg)支局のソフィー・ルトゥルネル(Sophie Letournel)支局長は 「政府がエネルギー政策に基づく決定として」閉鎖を決定する可能性はあるが、 安全性の面から言えばフェッセンハイム原発は 「全体的に要件を満たしている」と説明した。

フランスは総電力の75%以上を原発に依存し、世界の原発推進勢力をけん引する存在。一方のドイツは、2011年3月の東日本大震災に伴う東京電 力(TEPCO)福島第1原発事故でメルトダウンが起きた後、原発の段階的廃止を決定している。

ドイツはルクセンブルクとともに仏カットノン(Cattenom)原発についても安全上の懸念を表明している。また、スイス・ジュネーブ (Geneva)州は今月2日、隣接する仏アン(Ain)県にあるビュジェ(Bugey)原発について「故意に住民を命の危険にさらし、水を汚染 している」として提訴した。(c)AFP/Frank ZELLER and Mathilde RICHTER

④ 高齢者の「貧困率が高い国」 1位韓国、日本4位

2015/12/15 ハフィントンポスト日本語版

http://forbesjapan.com/articles/detail/10540/1/1/1

OECD加盟国の65歳以上人口のうち、12.6%が相対的貧困層に属することが最近の調査でわかった。相対的貧困層とは、所得がその国の世帯平 均の50%に満たない集団を意味する。統計全体では高齢の女性は男性よりも貧困状態に陥るリスクが高い。この傾向は75歳以上のグループをそれ以 下の年齢集団(66歳以上75歳未満)と比較した場合に、明らかになっている。

OECDのレポートによると、65歳以上の貧困率が最も高い国は韓国で、その割合はなんと50%にのぼる。オーストラリアとアメリカでも年金生活 者の貧困率が高く、それぞれ35.5%、21.5%となっている。一方、年金生活者の貧困率が低いのはオランダとフランスだ。韓国では年金制度が 十分に整っていないことが、高齢者の貧困率の高さにつながっていると、レポートは述べている。

(3)今日の重要情報

① ダー イッシュをトルコ政府が支えていることは公然の秘密だが、これを隠そうとして言論弾圧を強化

2016.03.05  櫻井ジャーナル

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201603050000/

トルコの新聞、ザマンの経営権を政府が握った。昨年11月26日にはジュムフリ イェト紙の編集長を含むふたりのジャーナリストが逮捕され、3月 25日か ら裁判が始まる。トルコ政府は言論弾圧に拍車をかけていると言えるだろう。

ジュムフリイェト紙の場合、トルコからシリアの反政府軍、つまりアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、 ISILとも 表記)へ供給するための武器を満載したトラックを憲兵隊が昨年1月に摘発した出来事を写真とビデオ付きで5月に報道、その報復だと見られてい る。

報復は新聞社にとどまらず、レジェップ・タイイップ・エルドアン政権はウブラ フム・アイドゥン憲兵少将、ハムザ・ジェレポグル憲兵中将、ブ ルハネトゥン・ジュハングログル憲兵大佐を昨年11月28日に逮捕した。シリアへ侵攻している武装集団を支える兵站線がトルコからシリアへ延び、それを トルコの軍や 情報機関MITが守っている「国家機密」を明らかにすることは許さないということだ。

もっとも、この「国家機密」は「公然の秘密」でもある。例えば、2014年10月19 日に 「自動車事故」で死亡したイランのテレビ局、プレスTVの記者だったセレナ・シムは死の前日、MITからスパイ扱いを受けたと言われている。その直前、
彼 女はトルコからシリアへ戦闘員を運び込むためにWFP(世界食糧計画)やNGOのトラックが利用されている事実をつかみ、それを裏付ける映像 を入手したと言われている。

ジョー・バイデン米副大統領は2014年10月2日にハーバード大学で講演した際、 シリアにおける「戦いは長くかつ困難なものとなる。この問題を 作り出したのは中 東におけるアメリカの同盟国、すなわちトルコ、サウジアラビア、UAEだ」 と述べ、あまりにも多くの戦闘員に国境通過を許してし まい、いたずらにダー イッシュを増強させてしまったことをトルコのエルドアン大統領は後悔していたとも語っている。勿論、「後悔」などしてい ないが、トルコの責任は指摘している。

ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官もCNNの番組で、アメリカの友好国と同盟国が ダーイッシュを作り上げたと語っているが、友好国や同盟国にサウジアラビア、イスラエル、そしてトルコが含まれている可能性は高 い。

また、2014年11月にはドイツのメディアDWもト ルコからシリアへ食糧、衣類、武器、戦闘員などの物資がトラックで運び込まれ、その大半の行き先はダーイッシュだと見られていると 伝えている。ロシア軍は上空から兵站線や盗掘石油の密輸ルートを撮影、公表しているが、それ以前からトルコとダーイッシュやアル・カイダ系武 装集団との連携は指摘されていたのだ。

アメリカ政府の場合、遅くとも2012年8月にトルコとアル・カイダ系武装集団との関係は知っていた。アメリカ軍の情報機関DIAが作成し た報告書の中で、シ リアにおける反乱の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、AQIであり、反シリア政府軍を西側(アメリカ/NATO)、湾岸諸 国、そしてトルコが支援しているとしている。

アメリカ政府はシリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、「穏健派」 を支援するとしてきたが、事実上、「穏健派」はシリアの反政府 勢力に存在しない。反シリア政府軍を支援すると言うことはアル・カイダ系武装集団を助けることを意味し、現在の状況は予想されていたのだ。文書が作成され たときにDIA局長だったマイケル・フリン中将は文書が本物だと認めた上で、そうした勢力を DIAの警告を無視して支援してきたのは政府の決定だとして いる。

昨年10月7日から8日までの期間、エルドアン大統領は日本に滞在していた。ロシア軍機の撃墜を決める直前ということになる。その直前に「難民危 機」が起 こっているが、これはトルコ政府が演出したもの。EUへの脅しに使っている。この「危機」で日本はトルコを支援すると確約したらしい。

日本でアメリカ側の誰かと接触していた可能性もあるだろう。11 月13日にはトルコのイスタンブールで安倍晋三首相はエルドアン大統領と首脳会談、その11日後にロシア軍機を撃墜した。トルコ で両首脳は日本とトルコが共同で制作した 映画「海難1890」を見たらしい。この当時、日本政府もトルコとダーイッシュなどとの連携を知って いたはずだ。

この公然の秘密をトルコ人が口にすることをトルコ政府は禁止したがっている。 そのひとつの結果がメディアに対する攻撃だ。今回、エルドアン 政権に乗っ取られたザマンは与党を支持していた新聞なのだが、独裁色を強める政府を批判するようになり、報復されたわけである。この乗っ取りに抗議する人 びとに対し、 警察隊は放水や催涙弾で鎮圧を図った。

現在、トルコ政府はサウジアラビア王室と共同でシリアを軍事侵攻する姿勢を見せて威圧、トルコ領内にある核兵器を盗み出す可能性が指摘され ているほか、 サウジアラビアは数年前に核兵器をパキスタンから購入したと間接的に表明している。

当初、トルコ政府は自分たちがNATO加盟国だという立場を利用、ロシアはNATO軍との衝突を避けるはずだという思い込みで強硬策を打ち 出してきた。 その思い込みは9月30日にロシア軍がシリアで空爆を始めた段階で崩れたのだが、それに気づかず、ロシア軍を追い払うために10 月10日にロシア軍機の撃墜を計画する。

詳細は不明だが、11月17日にはロシアの旅客機がシナイ半島で撃墜され、11月24 日にはロシア軍のSu-24をトルコ軍のF-16が撃 墜している。 トルコ政府はロシア軍機が領空を侵犯したと主張しているが、説得力がないことは本ブログで何度も書いた。11月24日から25日にかけてポー ル・セルバ米 統合参謀本部副議長がトルコのアンカラを訪問、トルコ軍の幹部と討議した事実との関連性が話題に なっている。

NATO軍の内部には、ロシア軍が反撃に出たら攻撃しようと構えていたグループもいそうだが、ロシアは別の手段を講じて反撃した。即座にミサイル 巡洋艦 のモスクワをシリアの海岸線近くへ移動させて防空体制を強化、さらに最新の防空システムであるS-400を配備し、戦闘機を増派してシリア北 部の制空権を握ったのである。それ以降、シリアの領空を侵犯したら撃墜するという意思表示だ。さらに、対戦車ミサイルTOWに対抗できるロシア製のT- 90戦車も増やし、シリア沖にいる世界で最も静かだという潜水艦がミサイルを発射してダーイッシュを攻撃したとも伝えられている。西側は沿岸に近 づけない状態だという。

トルコのエルドアン政権はNATOを利用して自分たちの軍事的な野望を実現しよう としたが、思惑通りには進んでいないようだ。最大の理由は ロシアが軍事 的な脅しに屈せず、挑発に乗ってこないことにある。苦境に陥ったエルドアン政権は言論弾圧で乗り切ろうとしている。「日米同盟」を利用して自 らの軍事的な 野望を実現しようと目論み、自分たちにとって不都合な事実を隠すために「秘密保護法」を導入、言論の弾圧を強化する安倍政権とよく似ているが、両国のメ ディア自体は全く似ていない。トルコでは言論弾圧に抵抗する人びとがいるが、 日本のマスコミは政府の政策に疑問を持つことさえなくなったよう に見える。 勿 論、そうした日本のマスコミを批判するためにアメリカの有力メディアを持 ち出すことは、さらに救いがたい。彼らこそが偽情報を流す震源地であ り、 「嘘の帝 国」を支える柱のひとつだ。

☆(4)今日の注目情報

①明治天皇すり替え説を本で出版するかたは抹殺されます 今回は見せしめですね

2016/3/5 ブログ『 総合エンターテイメント情報』

http://blogs.yahoo.co.jp/soundprofiler/68703876.html

日本の大作家である元竹細工(たけざいく)職人の鬼塚英昭(おにづかひであ き) 氏が亡くなったという報告をします。七十八歳でした。

私はさる筋から鬼塚英昭氏の体調不良を聞いていました。それでずっと心配していました。健康回復を祈っていましたが、1月25日死去、との ことです。成甲書房(せいこうしょぼう)からの正式な発表です。

鬼塚英昭を差し置いて、今の歴史研究は成り立たない。そう断言できるほど、鬼塚英昭は本当の日本の大作家でした。
私は悲しみや驚きを通り越して、今や怒りしか感じません。なぜ、これほどの大作家の死を騒がないのでしょうか。

これほどの大作家の死はもっと盛大にネット上で騒がれるべきです。

鬼塚英昭のガツガツと本を読んで、新事実を発見する、あるいは新理論をつくりあげる手法は全国の鬼塚ファンたちに多大な影響を与えたと思い ます。決して難解ではなく、一般の読者に教え諭すがごとく、権力者たちの共同謀議を暴き続けた鬼塚英昭はもっと評価されるべきです。

その真実追求の姿勢を大分県の郷土(きょうど)歴史家という枠に押し込めて、 葬り去ろうという、今の冷え切ったネット空間はおかしいと私は 思います。 2016年2月を中心に起きたアベノミクスの政策の株乱高下のパニックも鬼塚の『池田勇人』を読めば、謎が解けないようにできています。

以下に鬼塚英昭氏の著作を紹介します。

『天皇のロザリオ』・・・昭和天皇を狙ってローマ法王やイエズス会が暗躍する ノンフィクション。戦後まもなく大分県で起きた大事件の全貌を 暴く!

『日本の一番醜い日』・・・1945年8月15日、宮中で森師団長が殺害された。アメリカに占領されようとする日本を守るため、青年将校が 決起する。・・・が、その中に謎の人物・某元中佐が行動していたことを鬼塚英昭が大量の史料から突き止める。某元中佐とは一体何者なのか。そして、 森師団長を殺 害したクーデターの意外な真犯人とは誰なのか。まるでミステリー小説の様な興奮を味わえる衝撃の一冊。

『白洲次郎の嘘』・・・白洲次郎といえば、2000年代に入って、急速に美化された偉人である。吉田茂とともに日本の独立を勝ち取った GHQに抵抗した吉田と白洲は立派だった・・・・・・ところが、白洲次郎という男、とんでもない食わせ者であった。

戦前・戦中・戦後を通して、東京大空襲、下山事件、近衛文麿(このえふみまろ)元首相自殺、鳩山一郎追放で裏から動いた官邸のラスプーチ ン・白洲次郎のおどろおどろしい素顔をこれでもかと史料を引用しながら検証していく。

偉人には必ず裏の顔がある・・・・・そんな恐ろしい真実を私たちに教えてくれる本だ。
『瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人』・・・・・・山口組長だった宅見勝が射殺された。政治事件とは無関係に見える組長射殺事 件・・・・・・しかし、その背後には帝国陸軍の参謀で失敗続きだった瀬島龍三のとんでもない秘密が隠されていた。

戦後、ソ連抑留から帰還した瀬島龍三は伊藤忠商事の会長に迎えられる。リク ルート事件、金屏風事件、イトマン事件、政治スキャンダルの影で 瀬島はどう動いたのか。
 昭和・平成史を瀬島龍三の目から描いた重大事件の裏側。

『20世紀のファウスト』・・・・・・アメリカの鉄道王・ハリマン財閥の長男・ アヴェレル・ハリマン。アメリカのパワー・エリートのアヴェレ ル・ハリマン は軍需産業と深くつながっており、チャーチルやスターリンの間を飛び回り、第二次世界大戦に世界を引きづり込んでいく。

津谷侑太です。ざっとこんなところです。古代から平成の現代まで諸問題について、鋭く切り込んだ鬼塚英昭はまさに評論業界の巨星でした。も う、こんな大物は二度と出てこないでしょう。

だが、鬼塚英昭氏の死で終り、というのはいささか寂しいのではないでしょうか。ここは第二の鬼塚英昭が出現して、彼の業績を引き継いでいく べきでしょう。学問道場という、日本の在野の研究者の結集軸があるのだから、それを活用してみてはいかがですか。

第二の鬼塚英昭が現れれば、鬼塚ファンたちのもやもやとした胸のわかだまりも とれることだと思います。このまま、鬼塚ファンを放置するとい うのは残酷すぎる判断です。

(終り)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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