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【YYNewsブログ記事・今日の核心点(通算No.3699)】■『日本国憲法の正体』とは何か?(No2)

2021年10月22日 20時03分35秒 | 政治・社会
いつもお世話様です。

【YYNews】【YYNewsLive】【杉並からの情報発信です】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です!

最新記事【YYNewsブログ記事・今日の核心点(通算No.3699)】(『日本国憲法の正体』とは何か?No2)をお送りしますのでぜひご一読ください!
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【お知らせ】

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それ以来【YYnews】のブログ記事も通算3691回で休止しておりましたが、2021.09.08より新しいフォーマット【YYNews今日の核心点】として再開しました。

【YYNewsブログ記事・今日の核心点】は『様々な現象の奥に隠れている核心点』に的を絞って私の分析と見解を配信していきますのでよろしくお願いいたします。
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☆【YYNewsブログ記事・今日の核心点(通算No.3699)】

■『日本国憲法の正体』とは何か?(No2)

▲『日本国憲法の正体』とは何か?(No1)のまとめ

1.『日本国憲法の正体』とは、『表』と『裏』の『二重制を持つ世界に類のない特異な憲法』であるということ。

2.この『二重制を持つ世界に類のなり特異な憲法』を起案・制定したのは、1945年8月の『敗戦』から1952年4月の『サンフランシスコ平和条約発効・日本独立』までの7年間日本を軍事占領したマッカーサーGHQ総司令官であった。

3.マッカーサーGHQ総司令官が起案・制定した『日本国憲法』の『表の顔』とは、『日本国憲法前文』に書かれている『主権在民』、『平和主義』、『独立国家』、『他国との平和共存』などの『万人が認める素晴らしい理念』を掲げた『近代的民主的憲法』である。

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憲法前文

日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民と協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和の内に生存する権利を有することを確認する。

われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけて、全力をあげて崇高な理想と目的を達成することを誓う。
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4.マッカーサーGHQ総司令官が起案・制定した『日本国憲法』の『裏の顔』とは、『日本国憲法本文(条文)』に書かれている上記の『近代的民主的理念』を以下の条文否定した『非近代的非民主的憲法』である。

①『主権在民』→憲法第7条『天皇の国事行為』第3項『衆議院解散』の規定と憲法第6条『天皇の任命権』第2項『最高裁長官任命』の規定と憲法第67条第1項『議院内閣制』の規定により『主権在民』は否定され、首相に三権(国会、内閣、最高裁)を与えて『首相独裁体制』となっている。

②『民主主義』→憲法第1条『天皇制』の規定により『民主主義』は否定され『立憲君主体制』となった。

③『平和主義』と『独立国家』→憲法第9条『戦争放棄』により独立国の基本条件である『個別的自衛権』を放棄し自国の安全保障を外国(米国)に100%依存する体制となった。

5.米国支配階級の代理人であったマッカーサーGHQ総司令官はなぜ『表』と『裏』の『二重制を持つ特異な憲法』を制定したのか?

それは、日本国民および全世界の人々に『表の顔』を見せて『日本は世界に誇る近代的民主的憲法を持つ国家に生まれ変わっる』と信じ込まながら、彼の目的は米国支配階級の利益のために米国傀儡政党(後の自民党)に常に政権を取らせて戦後日本を半永久的に『米国の植民地』にするためであったにである。

▲日本国民が『日本国憲法の正体』を知らない原因とは何か?

その原因は以下の四つであろう。

①第一は、日本国憲法の『表の顔』である『主権在民』、『平和主義』、『独立国家』『他国との平和共存』などの『素晴らしい理念』が『憲法前文』に書かれているために、日本国民は『日本国憲法=近代的民主的憲法』であると思い込んでいるためである。

実際には『憲法前文』に書かてれている『素晴らしい理念』は『平和主義』以外は『憲法本文(条文)』には一切書かれていないことを、日本国民は知らないからである。

②第二は、日本国民が『憲法前文』にいくら『素晴らしい理念』が書かれていても『憲法本文(条文)』に具体的な規定が書かれていなければ、何の『法的拘束』がないことを知らないからである。

日本の野党政治家も憲法学者もマスコミもこのことを一切言わないからである。

③第三は、戦後の日本の政治を独占支配してきた米国傀儡政党・自民党政権が『日本国憲法の正体』を隠すために『日本国憲法』を徹底的に無視してきたからである。

米国傀儡政党・自民党政権は、戦後の学校教育において『日本国憲法』の本体(条文)を一つ一つ検証する教育は一切おこなわせず『憲法前文』だけを教えて『日本国憲法=近代的民主的憲法』の神話を作ってきたからである。

④第四の原因は、安倍晋三を先頭に米国傀儡政党・自民党政権が事あるごとに『日本国憲法は米国による押し付け憲法であり自主憲法を制定すべし』『日本国憲法を改正して戦前の大日本帝国憲法に戻すべし』と『憲法改正』を意図的に主張し行動したからである。

そのため日本の野党やリベラル派知識人は『「日本国憲法の正体」を暴いて全く新しい日本人の、日本人による、日本人のための「日本国憲法』を起案・制定する運動』を起こすどころか『日本国憲法守れ運動』に誘導されてきたのである。

▲今我々なすべきことは何か?

それは以下の事である。、

①『日本国憲法』を精読し『表の顔』と『裏の顔』を正確に知ること。

②『全く新しい憲法=日本国市民憲法』をゼロから起案し『本格的な政権交代』によって『制定』すること。

▲もしも我々がこのことを実現出来なければどうなるのか?

我々の将来は『永遠に悲惨になる』ということである。

なぜならば、日本国民は現在の三重支配(①米国傀儡政党・自民党による政治・行政・司法・社会支配、②米国支配階級による軍事支配、③ロスチャイル国際金融マフィアによる金融・経済支配)の中で、『人間の尊厳』と『個人の自由と基本的人権』が破壊され、『国家主権と国富』を米国に奪われて『総貧民化』になるしかないのである。

(No2おわり)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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