東松島市野蒜地区は津波で、死者1045人行方不明92人と壊滅的被害を受けた所ですが
今は、がれきの大半はボランティアさんのお蔭で撤去されていました。でも震災の
爪跡は、まだあちこちに残っている状況でした。視察の後、松島で一泊した。
松島は点在する島々のお蔭で周辺地区と比べ、被害は少なくて済んだ様です。
12月8日、仙台市に入り先ず青葉城跡の伊達正宗公の銅像を見る。
伊達正宗もその昔、ここから仙台市街を眺めたのでしょうか?今は都会になりましたが…
やっぱり震災の爪跡が…慰霊塔の上の金鳶が落下し崩壊していた。
バスは東松島市野蒜地区に入る (震災から約9か月)
津波で家は流され、人家が全くない地域が続いていた。(バスの中より撮る)
ボランティアの方達のお蔭もあり、がれきも大分片づけられていた(バスの中より撮る)
バスから降りると、ひんやりとした空気が漂う、この空気は私たちを
歓迎しているのか、拒否しているのか…合掌してから写真を撮る。
かっては暖かい家庭の玄関があった所ではないでしょうか
こんな状況の背景が遠くまで続いていた。
海岸に沿って続いている松林の木も半分位から下は枝が切れ落ちていた。
12月9日、一泊した翌日は、先ず松島の象徴とも云うべき、瑞厳寺を見学する。
本堂は平成21年から修繕中の為、非公開でしたが庫裡、宝物館、宝華殿、などを見る。
大屋根の上に更に煙出しが載っている庫裡(国宝)
赤い欄干の橋を渡って五大堂へお参りに行く。
松島湾から丸文汽船で遊覧する。カッパえびせんを上げると物凄い数のカモメが集まった
この船は小型なので島の近くまで近寄ることが出来て二階建ての大型船にはない魅力がある。
まだカモメがついてくる!
名前は解りませんが面白い形の島!
今日の海はなんと平穏で美しいんでしょう。
この旅行が終わって感じた事は、何時も通り身近な体験などの掲載を
続けられる普通の生活が、なんて幸せなことなんだろうと思いました。
又機会があったら、こまめに東北に足を延ばしたい。