つれづれ

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

記念艦三笠

2012-07-05 | お出かけ
曇り

「まことに小さな国が、いま開化期を迎えようと しています…」
司馬遼太郎の「坂の上の雲」をNHKのスペシャルドラマで見てから日露戦争の勝利の
象徴的な存在であったこの戦艦を、いつか見たいと思っていたので感慨も一入でした。
100年以上も昔に造られ、今もこうして残っている三笠は凄い戦艦だと思います。

横須賀市の三笠公園に連合艦隊司令長官東郷平八郎の銅像と戦艦三笠があります。
左側手前は「皇国興廃この一戦に在り」の碑。



三笠は全長132m、幅22m、高さは五階建てのビル位だそうです。
艦内にあるビデオを見て十分に学習してから見学をしました。



機械水雷。
日露戦争の時、日本海軍が使用した機雷です。



並んでいる大砲は復元されたものだそうです。



船の本体や艦橋は建造された当時の時のままのものだそうです。





高い艦橋に昇り艦首を見下ろす。



秋山真之参謀はこの甲板の、ここに立っていたそうです。



立体的になっているので上がったり下がったり、けっこう疲れましたが、
砲弾を浴びながら戦った三笠を、間近で見る事が出来、感動しました。



中央展示室
秋山参謀の書簡や連合艦隊解散の辞など色々展示されている。



東郷司令長官を中心にした艦長や参謀達の様子を描いた絵。



建造当時使われていた菊の御紋も当時の激戦を物語っています。
東郷平八郎の敵前大回頭(T字作戦)など手に取るように解説されていた。



記念艦三笠の艦首部に菊の御紋が付いている。皇居に向いているそうです。



三笠の勇姿を後方から撮る。



海軍料亭「小松」で昼食。
明治18年海軍ゆかりの料亭として創業、多くの海軍軍人に愛好されていた。
横須賀市内多数存在した海軍ゆかりの料亭の中で唯一現在営業を継続している。



盛り合わせの他、茶碗蒸しや、汁、和菓子などが運ばれた。



「小松」には東郷平八郎、山本五十六、米内光政氏等の書が貯蔵されている。



7月4日、梅雨の晴れ間に、一味違った所へ、友達と行って来たので掲載しました。
気温が30度を超える真夏日、このまま梅雨明けになるのではと思うような日でした。
明治維新から僅か38年でこれだけの事を成し遂げたのは素晴らしい事だと思います。



お土産は「横須賀海軍カレー」と「海軍ドロップ」です。





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