大和市革新懇のブログ

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THE BEGINNING OF WAR WILL BE SECRET 戦争は秘密から始まる

2013年10月29日 | 最近思うこと
安倍首相は何が何でも戦争が出来る国に日本を変えたいようだ
安倍首相が閣議決定した特定秘密保護法は、
戦後何度も同様な法案が出され、
国民の強い反対によって廃案になってきたもの

この特定秘密保護法は、
国民の知る権利を奪い、監視社会を作り出す
まずは何が「特定秘密」となるのか
ペテン師=安倍の主張では「防衛」「外交」「特定有害活動の防止」「テロリズムの防止」の4つの分野だとされている
しかし具体的には国が国会審議すらせずに勝手に指定するため、
何が「秘密」か、それ自体が秘密となる

「防衛」「外交」といえば、経済から金融、保健衛生から環境など、様々な分野に関わるが
それが「安全保障」に関わると国が決めれば、全て「秘密」となり、
憲法が保障する国会議員の国政調査権すら及ばない
分厚いベールの陰に隠され、国が好き放題に決めることが出来るようになってしまう
いま、TPP交渉が行なわれているが、この中身も交渉内容も全くの秘密とされてしまっており
我々国民の生活に直結するようなものが、闇の中で決められようとしている
「特定秘密保護法」が成立すれば、こうしたことが日常的に行なえるようになりかねないのだ

さらに恐ろしいのは、「特定有害活動の防止」「テロリズムの防止」だ
これらはすでに既存の法律で対応できるはずのものだが
今回の「特定機密保護法」に加えることで、拡大解釈され秘密の対象をどこまで拡げるかわからない
原発の安全性や事故による放射線量の情報なども、
「特定有害活動の防止」「テロリズムの防止」を口実に、「秘密」とされかねない

加えて重大な問題点は、プライバシーがなくなることだ
国が勝手に決めた「秘密」を取り扱う人たちが、国や各県警に調査・監視される「適正評価制度」
この「秘密」を取り扱う人が、情報を漏らす可能性があるかどうか
本籍や親族、学歴・職歴、渡航歴、犯罪や懲戒などの経歴などなどあらゆることが調査・評価される
さらに調査対象は、秘密を取り扱う本人だけでなく、その家族、恋人、友人、知人へと限りなく広がりかねない
TVなどではマスコミの取材がその対象になるかどうかが問題だとされているが
それだけではすまない。
市民活動などで「秘密」に接してしまった場合なども、処罰の対象になりかねないのだ
またなにが「秘密」かが明らかにされないため、知らずに調べたことが「犯罪」とされる
これでは国民の目と耳は奪われることに等しい

ペテン師=安倍首相はこの特定秘密保護法と同時に日本版NSC設置法案を
今国会で成立させると意気込んでいる
彼が首相になり最初に言ったことは、憲法改悪であり、戦後政治の見直しだ
今も集団的自衛権を行使できるようにと、「国家安全保障基本法」の制定ももくろんでいる
まさに「アメリカと共に世界中で戦争のできる国づくり」を着々と進めているのだ
日本の防衛・安全とは直接関わりのない地球の裏側まで戦争をしに行くと言っているのだ


戦前の日本では軍機保護法や国防保安法があった
これらにより真実が隠される中で、「大本営発表」だけが「真実である」と国民に伝えられた
その下で侵略戦争に駆り出され、多くの人命が失われた
「秘密は戦争の始まり」は歴史の教訓である(K)


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