山少年の山日記

いつまで経っても山男になれないオイラです

4度目の富士登山

2009年08月30日 | Weblog

   去年パルゴン山でお世話になった
城陽市と姉妹都市韓国慶山市の山友と
           
 (日本一の3776m)
       約束の富士登山
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と   き   2009.8.17~19

天   候  連日
メ ン バー 韓国の山友3名と随行登山者含め11名 (計14名)
        
(城陽市国際交流協会副会長も仲間に!)
交通機関   近鉄夜行高速バス(往き)    新幹線(帰り)
               
 (心配していた8月11日駿河湾地震で崩落 東名高速・牧の原IC付近の復旧工事が16日午前0時完成でセ-フ!)             
日程とコース 8/17(月)  15:00 関空へ出迎え 
                 23:18 京都八条口発
(夜行高速バス)
          8/18(火)  7:03 富士宮着
                 7:30  シャトルバス
                 8:40 富士宮新5合目着

                    
8:46富士宮新五合目で彼等の日本の友達M氏が出発を見送ろうと家族連れで待機していた。通訳の「高麗」マスターは5合目で宿泊し待機

新五合目登山口予定通りの出発時刻 9:29 山は天候次第で天国にも地獄にも 今日は快晴 天国へいざ出発!(皆はすでにバラバラで出発していて一行全員の記念写真を撮れ無かったことが惜しい)
 
9:48 空気が清んでいて日差しが強くジリジリ熱い だが湿気がなく爽やかだ。6合目      
青空の富士をバックにボクさんとウォンさん 10:07ハーさんは元気な脚力に任せもう姿は見えず。
 
先日伊吹山で演習 しただけで山は初めてのH副会長 13:25   
 
シェフ 余裕のVサイン   ビックリウォンさん大丈夫?ここはまだ8合目だよこれからがしんどいよ 残念な事に社長が8合目で高山病 顔色が無く小屋に泊まる事に。あの顔色では無理に頑張れ!は言えなかった。去年の北岳の社長を思い出した。(今日は社長の写真が一枚も無いよ、スタートから先を歩いていたからだ、リタイヤのときはとても気の毒で写真を撮れる顔ではなかったよ)
 
フェザーMt
さん この前の妙高山より遥かにお元気ですね。  ウォンさんの元気には驚きだ 
 
そろそろ胸突き八丁 副会長頑張ってください  でエネルギーを獲た?ウォンさん益々快調
最後尾のメンバーが頂上到着したのは16:00頃  ここの小屋のチェックインは16:00からでないと受け付けてくれない。先に到着した者は小屋前で長い時間待っていて体が冷えていただろう。チェックインするなり皆部屋へ..全員の喜び写真を撮る間も無しだった。(残念無念)
 
部屋にザックを置き落ち着いた時 皆で乾杯を!となったがこの小屋にはビールはなく お鉢巡りの半分近くの(地図では片道40分)のところの山口屋までトムちゃんと買いに行くことに! ビールを目の前にぶら下げるとやけに元気の出るトムちゃんだ。オイラは後を小走りで追いかける。 道中で影富士を見ることが出来た。 17:13               
 
帰った時には皆は夕食を終えていた。急いでカレーライスをほうばる。 小屋の表で祝杯を!と思い外に出てみると寒い!とってもビールなどゆっくり飲めるものではない 小屋に入り店員の許しを得て食堂で 登頂!の乾杯!だ。だが 気圧の精か味が悪かった飲み干すのに難儀したのはオイラだけか?。
ボクさんは高山病か?乾杯の時は姿が見えなかったようだ。
部屋に戻ったらボクさん、ハーさん、は布団でぐったりしていた。19:00には消灯だ。
早く寝た者勝ちでオイラは即大いびき?いつもの事ながら日頃の寝不足を解消した。

8月19日(水)
3:00まだ早いが皆あっちでもこっちでもガサガサ,ゴソゴソと起き出した。ハーさんが頭痛をうったえてきた。本人は風邪だといってわざと咳をするが明らかに高山病だ。バッファリンをわたす。
4:00に朝食 白飯に海苔玉ふりかけと佃煮?だったかな?、薄い沢庵?、インスタントのワカメスープだけだ。今時の山小屋にしては相変わらず富士山の飯は超お粗末だ!富士山はお客が多いから何時までもアグラをかいている感じがした。
だが、トイレはバイオ装置のクリーントイレになっている。初めて登ったS40頃はそれはそれは酷かった。今は消毒液容器が置かれてあった。もちろん今も洗面水も無く歯磨きも水筒の水だ、すすいで吐き出す処も無い。まだまだこれからの山小屋に課せられた問題だ。昔と違って登山客のマナーも良くなっている。小屋の店員さん、ボランテァの皆さんの努力も大きいのだろう登山道、小屋付近にはゴミは見当らなかった。
  
  チェックアウト 4:30  これからお鉢巡りへスタートという時 ハーさんが韓国勢3名全員頭痛でお鉢巡りは止めて直ぐ下山すると言ってきた。残念だが、「では、5合目で待っていて」と別れヘッドライトを装着して一行は剣ヶ峰へ向けて出発した。しばらくした時ウォンさんが我々を追っかけて来た!。「頭痛は?」と聞くと「大丈夫!」という仕草だ。剣ヶ峰に元気なウォンさんの姿   登頂おめでとう! 4:52

人、人で詰まった三角点付近  憧れの三角点にタッチの瞬間! (三角点が見え辛いか)
       
登頂おめでとう! ご来光バックに満悦の笑みで剣ヶ峰に立つみんな 4:56
五合目で待機のマスター、惜しくもここまで来れなかった八合目の社長、先ほど下山のハーさん、ボクさん等はそれぞれの場所でこのご来光を眺めている事だろう。出来る事なら皆ここで全員
一緒に喜び合いたかったよ! 

 眩しい朝日に照らされお鉢巡りへ向う(右上は三角点のあった測候所跡) 5:14
 
 画面左手は噴火口 右手が大沢崩れ    雲海で全景は見えない

  
お釜の底の雪渓は山小屋の水源にポンプアップしている  高山病には無縁の爽やかなお顔のH副会長 
風も無く穏やかなお天気に恵まれ眩しい雲海を見下ろしてのお鉢巡りだ  6:10 
 
パイプラインの溶岩波乗り? ウォンさん カッコいいよ~ 6:09

 最高峰 剣ヶ峰の測候所跡を望む すり鉢状に雪渓がこびリ付いている 6:13

ここまで来れなかった人には気の毒だが富士山登山のメインイベントは何と言っても「お鉢巡り」だ。
 

 
下山 登る時より遥かに楽だが膝に無理の無いように。そして転倒注意!

下山する者登る者 下山は楽と言うもののエネルギー要りますね。
 
無事全員下山 副会長は城陽バレーボールの会長 さすが現役ですね立派な膝をお持ちで、、初めての人は殆ど膝を痛めるんですが...。山は初めてなのによく頑張られましたね!。下山後バスで新富士宮駅まで 駅近くの温泉で汗を流し京都まで新幹線。ハーさん!ボクさん今回はユックリお顔を見れなかったね、ウォンさんはオイラのにいっぱいだよ19:00 焼肉「高麗」で歓迎会を兼ねた打ち上げパーテイーだ!昨年パルゴン行きで一緒だった山ちゃんも参加だ。
  
ハーさんは姉妹都市慶山市のJC28代目会長だったと言う事でH副会長のお声掛けで城陽市の現JC会長、同副会長も参加の大パーティだ。そこへハー氏の日本の友人達が隣席で臨席?貸切店内は超満員の賑やかさだった。21時予定の解散となった。ハー氏等はこの夜は予約しておいたアイリスイン城陽で泊まってもらって夢味山友会主催のハー氏等との約束だった富士山計画を滞りなく無事終えた。
ハーさん、ウォンさん、ボクさんご待望の富士山ご満足いただけましたか?H副会長さん国際交流補助金交付にあたってお世話いただきまして大変ありがとうございました。彼等のアイリスイン城陽宿泊費用に充てさせていただきました。
マスター通訳ありがとう!五合目で待っていただきお疲れ様でしたね、一緒に登りたかったよ。
オイラは今回で4度目の富士だったが登る度に違ったメンバーで雰囲気が違って新鮮で楽しかったよ。毎回お天道様が味方してくれて快晴だった。
お天気に感謝仲間に感謝健康に感謝 又いつか素晴らしい仲間と元気に登ってみたいよ