山少年の山日記

いつまで経っても山男になれないオイラです

霊仙山は遥か彼方だった! 

2007年03月12日 | Weblog
2007年 3月11日(日) 
ひょっとして霊仙山に福寿草が....と目論んでコミセンハイキングクラブが主催の
山行きに参加させてもらってきました。
(ハマちゃんも初参加だった)

交通機関  JR青春18きっぷ利用
JR城陽発 6:53→京都→米原→柏原駅下車
メンバー  一行15名



雨は昨夜来から起床時も降っていた。降水確率50%以上は中止だが40%だったので決行!
当初下車駅はJR醒井駅だったが、バスの時間が不都合という事で柏原駅からのコースを徒歩でと、変更された。車窓から見えていた雪化粧の霊仙山は遠のいて行った。

車中で地図を取り出して見ると霊仙山にはロングコースだ。時間的にみて今日の登頂は無理!と予感した。でも、醒井からは2、3度登っているので登頂は出来なくてもいいが、この初めてのコース面白そうと興味をもった。


黄が青ちゃん(隊長)とはこれ如何に?と誰かが言っていた。柏原駅前出発!9:38
                        

柏原は 中山道の宿場町 軒並み古い商家の看板が…モデルは比較的新しい? 
古い町並みを過ぎた辺りで登山口を尋ねると駅前からこの町並み筋を横切り
山手に向かうんだった。そこから引き返し..でもお陰でタイムスリップした
いい時間を味わえた。 9:53 


名神道路下をくぐり植林のアスファルト道を..やっと登山口に。10:41
看板には頂上までの距離が書いてある ここから14.8kmになる
休憩無しで平均時速 3km/hで歩けたとしても5時間だ。頂上到着時間は
15:41になる計算だ。


登山口の行く手に さも我々を待ち受けてくれていたかように一匹の犬が..10:36
                             


愛想のいい犬は我々を道案内してくれる。少し先を行き立ち止まり
振り返ってはみんなの様子を見てまた歩き出す。みんなが何処まで
ついてくるんだろう?と心配し出した。でもどんどんと先を行き
我々が休憩すると待っててくれる。まさしくガイド犬だ。
道によく似た場所でも間違わず登山道を先導してくれる。
通いなれている感じだ。


雪混じりの風が強くなってきた。二合目この辺りで体調が悪く
遅かった男性が引き返した。            11:47                 


       三合目      もう早くも時刻は 12:00


やっと 四合目の避難小屋到着 12:10 小屋と言っても古いコンテナーの再利用だ。
15人全員が入れた。それぞれにコンロを出してラーメン、うどん、コーヒーと煮炊き
が出来て有り難かった。

ガイド犬は遠慮してか?吹雪の中を我慢強くじーっと我々を待ってくれていた。
誰かが労をねぎらって菓子を与えたが舐めもしなかったときき外へでて見ると吹雪の中で
犬はまだ行かないの?と目が語っていた。呼び寄せアンパンをちぎって与えたら如何にも
申しわけなさそうにふた口食べてくれた。
裕福な育ちが伺えた。戦中戦後育ちのオイラとはえらい違いだ!


顔を近づけると目を細めて喜んでくれる。ふと2週間ほど前に他界した娘の愛犬「ポン」を
思い出した。

隊長から「今日は天候も悪いからここから引き返します」との言葉 この吹雪、時刻では
誰も当然と思っただろう。木立のある四合目でこのありさま 稜線ではどれだけ荒れて
いるか想像以上だろうと思う。

帰り道 さっき降った雪で足元が滑りそう。やっと一合目まで戻ってきた。 13:43
この写真 ボケた理由は左端の隊長が1/3ほどしか写ってなくて同じ時に遊華さんのカメラ
で撮った写真とを合成しました。(遊華さんのは犬が写っていない)
あいにく合成ソフトを持ち合わせていないのでエクセルで画像を合わせてCRTモニターに
映し出しそれをデジカメで撮りトリミングして仕上げました。ア~しんどかった...


登山口まで戻ってきたら何時の間にか先頭のガイド犬の姿はなかった。おそらくこの養鶏
場の飼い犬だったのだろう。皆も別れを惜しんでいた。ワンダフルワンちゃん
このコースいつかリベンジしたいものだ。その時も頼むよ


皆さん城陽までよくって辛抱ができましたね 今日は山頂居酒屋 荒天のため休業
だった分 さ~さ~これから始まり始まり
これから 後に帰宅途中で二次会 その辺りで記憶は薄れ始め我が家で三次会だった
みたい 断片的な記憶のみ。恐ろしや 我が家で夜遅くまで酔いつぶれ遭難していたよう
だった。 あのガイド犬に笑われそうな不摂生...お粗末