山少年の山日記

いつまで経っても山男になれないオイラです

伊吹は真冬だった

2007年11月20日 | Weblog

  晩秋の伊吹山 

と   き  11月18日

メンバー  トム君、やえちゃん、シェフ、オイラ 4名

交通手段  鉄道、バス

 

 これから登る伊吹山バックに (おうみながおか駅)

      (トム君、やえちゃんは初めての伊吹山だ)

  

三合目はまだ秋の気配が残っていた。

雨がパラついてカッパを着たり暑くて脱いだりだ。

 

 八合目辺りから、気温はグングン下がってきて目も開けられない

ほどの吹雪になってきた。

やっと頂上のお堂がモヤの中から現れた。

このお堂は避難小屋に開放してもらっている。

オイラの知人の僧侶が毎年夏場ここで2~3週間修行している。

1月に来た時もここで昼食を取らせてもらったことを思い出す。

 

中は暖かく有りがたい。ラーメン、うどん等で昼食

 

 食後 吹雪の中を三角点まで行き記念写真を撮り

 寒風と雪の礫に 早々引き返す。 

 

頂上の山小屋「えびすや」がまだ営業していた。

トム君がストーブに抱きつかんばかりに手先に暖を取る

「凍傷にかかりそう」とオーバーに悲鳴をあげていた。

ホットコーヒーを注文 暖かいのが有りがたい。

 

吹雪は強まる一方だ。 小屋を出て下山に向う時

表で記念写真を撮りかけていたら小屋の娘さんが

窓越しにそれを見て吹雪く表に出てきてシャッターを

押してくれた。眼も開けられない寒風の中だけに彼女の

親切な暖かさが嬉しかった。ありがとう!気持ち良く下山

下ってくるにしたがって雨になる。

薬草風呂の道をトム君が民家に聞きに入る。

親切に道を教えてくれたそこのオバサンが

車で追いかけてきてお風呂まで載せてあげると

言ってくれた。皆びしょ濡れのカッパなのでお気持ちだけ頂いて

遠慮した。見ず知らずの者を雨の中わざわざ 車を出して

「乗ってください」と言ってくれる親切にみんなジ~ン

気分良く「ジョイいぶき薬草風呂」に 雨で冷えた体を温め

 あとは冷えた缶ビールで乾杯! 今日は冷えたり親切さに熱くなったり

の嬉しい一日だった。感謝!!感謝 !!