そよかぜ日記

山への思いや毎日のちょっとした出来事を書き記します

木靴

2009年06月30日 | 水彩画
「点の記」を読み終えた。
でも、この感想は明日以降にしようかな。

今日は水彩画の日だったのだ~

大雨洪水警報が発令され、
午前中はかなりすごい雨が降っていた。

「大雨なのでお休みします」と班長である私に電話がかかってきた。
テレビでも盛んに注意を呼びかけている。

そんな中出かけて、何かあったら大変だと思わないでもなかった。
でも、持って来てと頼まれているものもあったし。

で、出かけることにした。
本来はスケッチだったのだけれど、それは早々に中止になっていたので教室へGO!

例のごとく画材なしの状態だったので、教室の物置をごそごそ。
あれこれと取り出してはみたけど、なかなか決らない。

中にオランダの木靴があった。
これでも描こうかな~ とデッサン。

木靴の絵がなんとも複雑。
でもこれがまたいい感じなのだから、描かなくちゃだろうなあ。

しかし、何よりかにより、オランダらしい風景の絵が難しい・・・
簡単にチューリップか何かにしておけばよかったな。

でも何とか仕上げたよ。

ある先輩は教室の窓のから見える風景をスケッチしていた。
こういう手もあるね。

それがなかなかいい感じで、一見パリ風。
散歩でもしたくなるような・・・

デッサンだって、色使いだって、大雑把なタッチなんだけど、
でもなぜかうったえるものがあるのだ。

絵ってこれでいいのかもと思ってしまったよ~

そこへ行くと私の作品は、うったえてないねえ。

映画を見る前に

2009年06月29日 | 徒然
本当に珍しく街に出かけた。
用事があったからなのだけど、ついでに映画も見るかなあ・・・

と思っていた。
もちろん、今ちまたで、ではなく、山中でうわさの「点の記」。

一通り用事を済ませて、いつものように本屋さんにも立ち寄ってみた。
気になる本をあちこち見て回った。

その時「点の記」と書かれた本が目にとまった。
もっとも、封切られたばかりだから、目にとまるように置いていたのだろうけど。

この本はずっと昔に読んだような気がするのだけど・・・
パラパラとめくってみたけど、ほとんど霧の中。

そうだね。
やっぱりもう一度読んでみるかな。

映画を見る前に、原作を読むことにした。
もちろん文庫本で、文春文庫で686円なり。

厚さは1.7cm。
これって文庫では厚い方かな。

ただいま5分の2ぐらい読みました。
なつかしい剱岳のいろいろな谷や尾根の名前が出てくるし、
芦峅寺や天狗平など地名も聞き覚えはあるしね。

登山したときに使った地図を持ち出して、
あ~ ここね。こう降りたのか・・・ そりゃあ大変だったでしょう。
なんて一人でぶつぶつ言いながら読んでいる。

原作と映画のギャップはあるかもしれないけど、
読んだ方が物語としても良くわかるかもね。

まだ最後まで読んでないので、なんともいえないけど、
わりと淡々とした物語なんだね。

さあて、読んでから映画に行こうっと。

いつもの山

2009年06月28日 | 登山
手軽に行けるいつもの山に向かった。
何と言っても家から歩いていける所がいいね。

フッと見上げるとムラサキシキブの花が咲いている。
薄紫の小さな花可憐だ。
あの美しい色の実をすぐに想像させる。

おっとヤブジラミはもう終りだね。
コナスビもこんな所にあったのね。

おなじみの場所のコクランはその数をぐっと減らしている。
もしかして~ なんて・・・
これは持ち帰っても可愛いと思えるランじゃないからね~ ゆめゆめ・・・

ミヤマウズラさんはお元気でした~。
その時までかくれんぼしていてね。

トンボソウはいつもどっかに行ってしまう。
ちょっとウロウロしたよ。
もう少しみたいね。

ヤブコウジの道と名づけた場所では、
ヤブコウジがピンクの可愛い花をつけていたよ。

キンバイザサも可愛い花をつけていたけど、気をつけないと踏みそうね。
スズサイコは細くてこれも踏みそうで恐いなあ。

一つ一つに話しかけながら歩く。
そういう人はいつもの山では珍しくないけど、見かけるとちょっと変。

お互いにニヤッと笑ってエールを送る。

帰りは藪道一直線。
こんなところに石垣が・・・ またまた発見したよ~

それに気になる道も見つけたけど、これは寒くなるまでのお楽しみだなあ。
だっていかにもマムちゃんが居そうな道なんだもの。

なっだかんだと楽しい山でした。

気分が乗らない

2009年06月27日 | 徒然
今日は雨の予報だったけど、昼間に雨は降らず~
近場の山に行こうかなと思わないでもなかったけど、気が進まず~

ちょっと疲れもあったので家でゴロゴロ。
横になるとあっと言う間に目が閉じる。

これからの一週間雨のマークがずらっと並んでいるのを見ると、
貴重な一日だったのだけれどまあいいかあ。

家に居ると街に出かけるのが億劫になる。
出かけてやらなければならないこともあるのだけれど、土日には出かけたくない。

人であふれている場所に出かけると、それだけで疲れてしまうのだ。
だからお買い物に出かけるのは平日になる。

そうそう山友は今話題の映画鑑賞に次々と出かけている。
雨の続く日は映画鑑賞もいいかもね。

いろいろな評価が聞こえてくるけど、やっぱり自分で見ないとわからないもんね。
懐かしい風景にも出会えると思うしね。

高度感

2009年06月26日 | 登山
山に行くと、結構危険な箇所も多い。
「おてんばだよねえ」と言いながら、そういう場所を通過したりする。

冷静に考えると、そういう場所はかなり危なく、落ちると命はないかなと思ったりもする。
そういう想像だけが先走ると、腰が引け腕が縮み、足は震え、よけいに危なくなる。

そうかといって、無鉄砲にとりかかるもの危険だけど。

平常心とよく言われる。
足場を探し、手の位置を決め、一歩ずつ確実に進む。

心の中で三点確保を意識しながら進む。
少々ぎこちなくてもいい、確実が大事。

でもね、不思議と高度感は慣れるものなのだ。

今日も以前恐くて岩にしがみついた人が、何故恐かったのか判らないといい、
顔が引きつった岩場をなんなくクリアしていった。

その時の何かが恐怖心をあおるのだろうが、
過ぎてしまうとそれが何なのか良くわからないようだ。

とにかく今日も無事通過。
めでたしめでたし。

大漁節を歌ったよ

2009年06月25日 | 徒然
実家にいると息子から電話があった。
「今日は釣れたけん、お料理お願いします」だって。

釣れたことが無いといつも話していたので、両親は笑い顔。
「電話までかけてくるってよっぽど嬉しかったとやろうね」
「包丁を研いで待っとかんばよ」

大急ぎで帰って本当に包丁を研いで待っていた。
持ってきたのは43cmのチヌ・・・

これは喜ぶべきなのか・・・
港町に育った私は、漁師がチヌを馬鹿にして食べないのを知っていた。
でもとりあえず大漁節を歌ったよ。

でもこれをなんとかせんばでしょう。
まずは要望にお答えしてお刺身。
そして中華サラダ風・お煮付け・フライ・お味噌汁にした。
丸ごと一匹お料理完了。

それで、食べた結果、お刺身でない方が美味しいと言う結論。
息子は責任上お刺身をがんばったよ。

あまり美味しくないお魚でも、息子にとっては記念すべき日で、
釣具屋さんに行って写真を撮ってもらったそうだ。
本当に嬉しそうだった。

そりゃあそうだよね。
20連敗ぐらいした後の初勝利なんだから。

食べるのに夢中になって肝心のお料理の写真を撮るのを忘れた~
で、食後のお祝いのケーキをパチリ。


もう食べきらん。
お腹一杯だあ!

息子よ。おめでとう!
でも今度はチヌでない方がいいなあ・・・

山の姿で海に行くと

2009年06月24日 | 徒然
今日の山は低山だったので、午前中に終了した。
山頂でご飯を食べても良かったのだが、ぬれていたので下山して食べることにした。

どこで食べようかなあ・・・
そうだ 海に行こう! だってここは海の側なんだから。

適当に海に向かって車を走らせた。
ちょっと走ると港町にでて、海岸に到着。

大潮らしく潮が引いて磯になっていた。
そして、防波堤にはたくさんの釣り人がいた。

その人たちの近くに車を停めると、みんないっせに振り向いた。
ちょっとたじろいだよ。

そして私たちをジロジロ見ている。
「どっから来たとね」
「山から~」

そうかあ・・・ 足は登山靴だし服装だってちょっとね。
視線をあびつつ、お弁当を食べるためにザックを担いで歩き始めると、
「リュックサックばおろさんね」

お弁当がはいってるもんで~
やっぱり怪しい姿に見えるらしい。

お弁当を食べていると、更に釣りの人が、
「山と海とどっちがよかね」

そういわれても、どっちもいいわけで・・・
海の人の前で 山 とも言えないし。

曖昧に笑ってごまかした。

のんびり海を見ながらお弁当を食べて、
今度は靴底に着いたドロを漂流物である竹で掃除。

それもだんだん深みにはまり、靴をぬいで本格的にお掃除だ。
裸足になって靴掃除をしているオバサン三人。
これはますます怪しい人物に写ったに違いない。

きれいになった靴を履いて、やおらザックを背負い退散だけど、
手には釣竿ならぬストックを持っているしね。

またしても熱い視線を浴びるはめになった。
でもねえ・・・ 釣り人のライバルじゃあないからご安心を~

苦手なお人形

2009年06月23日 | 水彩画
人物画が一段落ついて、今日は静物画。
何も用意してなかったので、周囲をキョロキョロ。

さすがにアジサイとかが多かった。
でも、なんとなく食指が動かず。

大先輩が小さなピエロのお人形を持ってきたいたので、それを描かせてもらうことにした。
お人形は苦手なんだけどね。
10cmぐらいの小さなお人形は、ピエロというには地味な衣装をつけていた。

大先輩がレイアウトしてくれたので、横に坐って描いていった。
先輩は、「色も変えてよかとよ」と言う。

黒い衣装を着たピエロは少し寂しそうに見えたので、半分をピンクと緑に変えてみた。
それに髪も白いので、鮮やか系に変身。

描きながら先輩はそのピエロは買ったのだと言う。
「一体5000円以上はしたよ。なんでもきている洋服が皇族が着ていた古布を使っているらしい」

えっー!!
ちょうどピンクと緑に塗った部分がその布だって・・・
そんなぁ~ 早く言ってよ~

その先輩やけに使いやすそうな筆を持っている。
「その筆何号ですか?」と聞くと、
「ちょっとこれで塗ってみんね」と言うので、一筆さっと・・・

なんとしなやかで、よく言うことを聞く筆だった。
「この筆は15000円ぐらいする最高級の筆よ」

ヒェ~!!
お習字の細筆ぐらいのその筆が・・・

「お金持ち~!」と言うと、
「お金は枕元にゴロゴロしとるけんね」だって。

父と同じ年の大先輩。
絵はもちろん毎度入選だけど、口も入選だね。

ようし、がんばって描くぞ~!!
と思っていたら、今度は先生が来て山のことをあれこれ訊ねる。

教室では山登りをするってことはとっくにバレバレで、
おりにつけみんな話しかけてくる。

しぇんしえ~ 描きたいんだけど・・・
とも言えず、あれこれ山の話しをしていたら時間だよ~。

ということで今日の絵は中途半端でござる。
なに毎回だろうって・・・ でござるねえ。




雨が雨が降っている

2009年06月22日 | 徒然
まだ降っては無いけど、近場の山は上のほうはガス。
雷雨になるとかなんとか・・・

そうなんだ・・・
今日は用事が2件あるから・・・ あきらめもつく。

でも、その用事と用事の間には時間がある。
久しぶりに本屋さんにでも行こうかな。

と、こちらではもっとも山の本が充実している本屋さんに出かけた。
実はちょっと期待があったのだ。

昨年北岳~塩見を縦走したときに、ヤマケイの取材の二人と一緒になったのだ。
一人はカメラマンで一人は男性モデル。

富士山が良く見えていて、同じような所で写真を写していた。
何月号に載るんですか? と聞くと来年の7月号だと言った。

抜きつ抜かれつして農鳥まで一緒だった。
もしかしたら、後姿ぐらい写っているかもしれない。

ということで、本屋さんでパラパラとめくってみたけど・・・
それは願望に過ぎなかったようだ。

でも、この時期は夏山の情報も欲しいので7月号を買った。
その他にも、ヤマケイJOYや特別番や岳人の夏山特集号や2009年度版の山案内なども出ていて、
どれを買ってよいものか迷うほどだ。

夏山に向かう前に情報を収集するのは大事なことだもんね。
よく読むと、道や交通や山小屋の情報も書いてあって、役に立つのだ。

雨が降っているこんな日は読書もいいね。
そして、心にとまったルートを温めるのだ。

いつか闊歩する日を夢見て。

やっぱり雨

2009年06月21日 | 徒然
梅雨らしくなった。
朝山にかかっていた霧はだんだん下まで降りてきて、すっぽりと町を包んでしまった。

空梅雨かなと思っていたけど、やっぱり梅雨だね。
あちこちで水不足になるのではと心配されていたから、良かったのだろうな。

でも、山登りをするものとしてはちょっと憂鬱。
朝から降っていると意欲もなくなるというもの。

雨でも登ること事体はいいのだけど、
レインウエアの洗濯はけっこう面倒。

洗濯機でガラガラ回してほっとくわけにはいかないもんね。
ゴアのウエアは結構高いから、大事にしないとね。

天気予報を見ると、ずらっと傘のマーク。
は~・・・・・

これは家事にいそしめということなのかしら。
手抜き主婦としては、いいチャンスなんだけどね。

チャンスを生かせるかは心意気しだいだな。