そよかぜ日記

山への思いや毎日のちょっとした出来事を書き記します

撮影旅行2

2008年10月31日 | Weblog
黒川温泉では父の強い希望で、雀の地獄に立ち寄った。
雀のように小さな地獄?
雀みたいにお湯が出るときにチュンチュンって音がするのかな?

しかし、案内板には
「亜硫酸ガスが出て、雀やタヌキ、キツネの屍骸が見られる」とある。
字の通り地獄だったのだ。

父も気がすんだのか、一枚の写真もとらず退散。

旅館は古びた感じで、最初はちょっとねと思ったけど、温泉は最高だし、お料理はおいしい。
何より、心使いが素晴しい。で、みんな大満足。

みなが寝ている3時30分。
母は突如立ち上がり、洗面に歯磨き。
「なんしよっと?」と聞いたら、「もう7時よ。起きんば」
「まだ3時30分よ~」「あらあ、勘違いした」
まったく、ちゃんと寝てよ。

翌日は黒川を散策し、牧ノ戸に登ると、念願の紅葉が見られ父は激写。
モデルの妹はあのポーズこのポーズで協力。
それを見ている母はその度に大爆笑。

さらに長者原にも立ち寄り、タデ原に入り込んだ。
さすがに父もここのススキの原には感激したようだ。

時間があったので、金鱗湖や由布岳正面登山口まで出かけてさらに激写。
父に「今回の旅行どうやった?」と聞いたら「大満足」だって。


だろうねえ・・・
私たちはくたびれちゃったけど・・・
でも、また行こうね。

撮影旅行

2008年10月30日 | 徒然
両親と約束していた一泊旅行に出かけた。
今回は妹も一緒だ。

父が写真を写したいので、それに付き合うという名目。
まあ、ささやかな親孝行。

行き先は父に任せたのだけれど、その選択は渋いね。
八女から黒木経由で日向神ダムを通り、中津江から松原湖で黒川温泉着というもの。

それでどこかいいポイントがあるかどうかはわからないけどねえ。
日向神は桜が素晴しいと思ったけど、この時期に行ってどうだか・・・?

7時に家に来ることになっていたのだけど、6時30分にやってきた。
とにかく出かけて、日向神ダムの近くに来たら、
「あっちにいけ こっちにいけ」 
ダムの周りをうろうろ・・・
横道に入るたびに、母は「恐ろしか。もう帰ろう」
母にとって2車線で無い道は道ではない。

そのうちにクライマーが行くという岩場を発見。


近寄ってみると、クライマーがはるか上のほうの岩場に張り付いていた。
それを見た両親は大興奮。
「すごいねえ・・・」「恐くないとやろか・・・」
しばし見とれるお二方でありました。


そろそろお腹も空いてきたけど、ここら辺には何も無い。
母は「ここで何かあったら飢え死にするかもしれんねえ」と真顔でのたまう。

鯛生金山に着き、ここで昼食。
父が「食べるなら珍しいものを食べんば」というので、
みんなでカメルーン弁当を食べることとあいなった。

それになんと「ビールも飲みたいねえ」と、母と妹は地ビールをがぶがぶ。
下戸の父と私は飲兵衛の二人を横目で見て、水をがぶがぶ。

父の今回の目的は紅葉を写すこと。
こんな低い所でまだ紅葉しているはずもないのに、
ひたすら自分が決めたコースを紅葉を求めて無駄に走らされることになった。

でもススキの波はきれいなので父に「阿蘇の大観峰に行こう」と誘って一走り。
母と妹と私は「きれい~ ススキが銀色に光ってる」と感激しているのに、
「紅葉は・・・」とススキにはまるで無関心。
渋々阿蘇五岳の写真を写していた。
母と妹はその写真をチェック

そして、やっと黒川温泉に到着したのだった。 つづく。




負けてない

2008年10月28日 | 登山
九重の紅葉を見にいった。
終盤にさしかかっており、最後の美しさかな。

その所々でそれそれ違う美しさだが、九重の紅葉も素晴しい。
負けてない!と思った。

冴え渡った赤の美しさは素晴しい。

デジカメ

2008年10月27日 | 登山
なんだかデジカメが不調。
で、買ったところに持っていて見てもらうことになった。

それで、入院中は以前使っていたデジカメを使うことにした。
このデジカメは今は息子のものになっている。

値段的には今のデジカメと同じくらいだったような。
それまでの起動の遅い、タイムラグのあるデジカメと比べると、
雲泥の差の使いやすさだった。

久しぶりに手に取ると、その時の喜びが伝わってくる。
でも、薄情なことに操作はすっかり忘れていた。

しばらくはこのデジカメと一緒に動くことになる。
よろしく頼みますよ~!

ブナの紅葉

2008年10月26日 | 登山
こんなに美しいブナの紅葉は初めてだった。

すっきりと立ち上がった背の高いブナ。
行儀良く並んだ美しいブナ。

それは九州で見るブナとは違った印象だった。
どこかが違う。

ここでは大きいけれど、欅のようにのびやかに立ち上がっている。
九州で見るブナは、枝を比較的低い位置から広げ、空を覆うようにどっしりとしている。

まるで、絵本中の妖怪でも住んでいるような印象のブナ。
暗い影を落とす森に一人では居たくない。
そう思わせるような九州のブナの森。

しかし、伯耆大山で見たブナはシラビソのように並び、細く、白く、
明るい森をつくっていた。
スキップして歩きたくなるような森だった。

紅葉の様子も違っていた。
枯葉色のブナではなく、黄色やオレンジのブナだった。

なぜ・・・ どうして・・・
この疑問に答えてくれた人がいるのだけれど、
もう少し、自分で勉強してから答えを出そう。

早起き

2008年10月24日 | 登山
3時30分の出発ゆえ、早々に床に着いたのはいいけれど、
そうそう簡単に眠れるはずもなく・・・

寝過ごしてはならないと、何度も目が覚めるし・・・
とうとう2時には起き上がってしまった。

そう言っていても、時間はあっと言う間に過ぎてしまう。
バニラの散歩も軽くして、いざ出発!

行って参りま~す!

紅葉第4弾は

2008年10月23日 | 登山
さあて、明日よりちょっとお出かけ。
それは・・・

その山には登ったことがあるのだが、土の上を歩くのは初めて。
だから、お初の山と同じだ。

ひたすら登りが3時間30分。
これはなかなかきつそう。

そこの紅葉はというと、ブナの黄葉が美しいと聞く。
時期は・・・ 行ってみないと分からないけど。

明日は3時30分に出発。
で、2時30分には起きなくちゃだなあ。

おやすみなさい。

複雑な心境

2008年10月22日 | 登山
岩屋山に登ると、一人せっせと林道脇の草を刈っている人がいた。
顔なじみの方で、温厚そうな優しい人のようだ。

「毎日刈ってくださっているんですか?」と訊ねると、
「時々、気が向いた時にね」と答えられた。

ありがたいことだと思う。
林道脇は年に一二度、市が草刈をしてるようだけど、
夏を過ぎると、草ぼうぼうになっているから。

しかし、山頂に花が植えてあったり、
新しい道が次々にできたり・・・

それはどうなんだろう?
愛して愛して、何かせずにはいられないのかもしれないけど・・・

しかし、人の手によって守られている自然もある。
坊がつるは野焼きをしなければ消滅するだろう。

天山もあのまま笹がおいしげれば、貴重な植物はなくなるかも知れず・・・
万年山も年々笹が勢いを増しているらしいし。
岩屋山でも、草の勢いに負けて少なくなっている花もある。

自然は自然のままに・・・
そうなのかもしれないけど、滅びていく花を見るのは辛いものがあるなあ。

途中経過

2008年10月21日 | 水彩画
今回は洋ナシとガーベラを描くことにした。
いつも先輩方のを描かせてもらっているが、今日はちゃんと用意した。

やっぱり自分で好きな構図にしなければ、描く気力が減退するというものだ。
入れ込みも大事だなと思う。

この洋ナシは売り出しの物で、少しいびつな形で、色もきれいではない。
それがなかなかいいとは思うのだけれど。

ガーベラはなかなかきれい。
しかし、中の方は難しいな。

陰の入れ方を先輩に指導してもらったけど、まだ思うように入れられない。
困った困った。

さあて、なんとか完成までに持ち込みたいと思ってるけど・・・
ガーベラも洋ナシもしぼうんじゃうかなあ・・・

紅葉第3弾は 絶句!

2008年10月20日 | 登山
どうしても見たくなり、出かけてしまった。
それはそれは言葉にならない。

一昨年予期せずして、三俣山の紅葉を目にしたのだが、
その時も言葉を失った。

そして今回も至福の一時を過ごすことになった。
何十年も通い続けた方の言葉によると、16年ぶりの紅葉とか・・・

そのままずっとそこに居続けたくなるような感動的な紅葉だった。