そよかぜ日記

山への思いや毎日のちょっとした出来事を書き記します

姉さんかぶり

2011年08月31日 | 徒然
昔は時々女性がしていたのを見たこともあったけど、
今作業中の男性がやっているのを見かけるくらい。

たぶん、昔は髪を結っていたので埃を避けるために手拭いで覆ったのだろう。
お嫁さんの角隠しにも似ているような気がする。

本日山に帽子を持っていくのを忘れた。
日差しの強い、真夏日に帽子なし・・・ 帰ろうかと思った。

けど、幸いにもタオルを持っていたので、代用することにした。
最初は頭にかけて両サイドをたらしていたけど、それではすぐにとれてしまう。

それで、一方を後ろでくくって、もう片方は日よけに顔の横にたらした。
本当はくくってない端っこはタオルの中に曲げいれると思うのだけどね。

たった一枚の手拭いでいろいろな工夫をしてきた日本人。
この 姉さんかぶりもどき 
実はある人が手拭いで作って、山で被っていたことがあった。
そのころの私にはちょっと不思議だった。

少し年上の彼女は、すらっとした美人で、気品があった。
彼女が被ると、それはそれでいい感じがした。

こともなげに、涼しいのよ と言っていた。

今日被ってみて、本当に涼しかった。
風がよく通るので、頭が蒸れない。

それに汗をぬぐうのにも都合がいい。
おまけにじゃぶじゃぶ洗えるし。

いいねえ・・・
と思ったけど、彼女みたいに人前でやる度胸はないかな。

でもそのおかげで、彼女を思い出した。
天国でも姉さんかぶりで、優しい笑顔を見せているのだろうか。



久々に絵のアップ

2011年08月30日 | 水彩画
本日で今回の人物画は終了。
最終日の今日はモデルさんがいないので、写真を見て描く。

背景を描きこんだりするのだが、
それがなかなか上手くいかない。

モデルさんは室内の椅子に座っているわけで、
それを自分の思うところに連れて行かなければならない。

ある人は外国に、ある人は夜に、ある人は幻想の世界に・・・
そしてまた私は・・・ でましたねえ・・・ 山の見える風景。

どこか言わんでもはわかるかもしれんけど。
でもこれがまた都合のいいような場所はないわけで・・・

今回もまたどっぷり深みにはまってしまった。
はぁ~

まあしょうがないけどねえ。

ということでございまして、ため息交じりの作品ではあります。

意気込み

2011年08月29日 | 徒然
苦労しない、予想がつく、経験済み。
それは安全の条件みたいなもの。
だけど、発展しない、面白みに欠ける、意欲がない、にもつながるかなあ。

ある計画を立てるために数人に意見をきいているんだけど、
その返事におのずとその人の思いが伝わってくる。

いろいろと調べて、意欲的な意見を伝える人もいれば、
今までの繰り返しのような、代わり映えのしないことを言う人もいる。

受け取る側としては、発展的な意見をくださる人の方がありがたい。
それに楽しさも伝わってくる。

いつもと同じなら、意見を聞くまでもないと思ってしまうのだなあ。
今までと同じプリントを日付だけ変えて渡してもいいってこと。
受け取る側も沈むね。

本当にそれでいいと思っているのか疑問がわく。
逃げ腰になっているのか、他人事なのか。

う~ん。
まだ意見を言ってこない人がどう考えているのか、
もう少し待ってみよう。

国の最高峰

2011年08月28日 | 登山
本日ご一緒したオランダ出身の方の話しによると、
オランダには山がない と言う。

全くないかというと、300mぐらいの丘が最高峰だとか。

オランダが海より低い所が国土の大部分と聞いたことがあったけど、
本当に山らしい山はないらしい。

高い山のあるところばかり たとえばヒマラヤ山脈 などは映像でもそうだし、
名前を聞くだけでもすごいところだろうなあ と思ったりする。

でも国の最高峰が何メートルか、他国のことはあまり気に留めない。
調べたら独立国の最高峰では富士山の3776mは50番目だった。

以下は独立国で1000未満の最高峰を持っている国。
やっぱり南の島の国は多いなあ。
最高点に名前がないところも多いね。

モルディブなんて2mだもんね。
温暖化は切実な問題だね。

168 トーゴ Mont Agou 986 m
172 セントルシア Mount Gimie 950 m
173 トリニダード・トバゴ El Cerro del Aripo 940 m
174 モーリタニア Kediet ej Jill 915 m
176 セーシェル Morne Seychellois 905 m
178 ガーナ Mount Afadjato 880 m
181 パラグアイ Cerro Peró (Cerro Tres Kandú) 842 m
182 グレナダ Mount Saint Catherine 840 m
183 モーリシャス Piton de la Petite Rivière Noire 828 m
184 ミクロネシア連邦 Dolohmwar (Totolom) 791 m
186 サンマリノ Monte Titano 755 m
187 ブルキナファソ Tena Kourou 749 m
189 ベルギー Signal de Botrange 694 m
191 ベナン Mont Sokbaro 658 m
194 セネガル unnamed feature near Nepen Diakha 581 m
195 ルクセンブルク Kneiff 560 m
197 ウルグアイ Cerro Catedral 514 m
200 モルドバ Dealul Bălăneşti 430 m
204 アンティグア・バーブーダ オバマ山 402 m

207 ベラルーシ Dzyarzhynskaya Hara 346 m
208 バルバドス Mount Hillaby 336 m
209 オランダ aalserberg 322 m
211 エストニア Suur Munamägi 318 m
212 ラトビア Gaizinkalns 312 m
213 クウェート 特に名は無い 306 m
214 ギニアビサウ 国の北東端だが、特に名は無い 300 m
215 リトアニア Aukštojas Hill 294 m
217 マルタ Ta'Dmejrek 253 m
218 パラオ Mount Ngerchelchuus 242 m
222 デンマーク モレホイ 171 m
223 シンガポール ブキッ・ティマ 164 m
224 モナコ Chemin des Révoires, a pathway located on the slopes of Mont Agel 161 m
226 バーレーン Jabal ad Dukhan 122 m
228 カタール Qurayn Abu al Bawl 103 m
229 キリバス バナバ島。頂点に特に名は無い。 81 m
231 バチカン市国 特に名は無い 75 m
232 ナウル Command Ridge 71 m
235 バハマ Mount Alvernia on Cat Island 63 m
236 ガンビア 頂点に特に名は無い。 53 m
240 マーシャル諸島 リキエップ環礁。頂点に特に名は無い。10 m
241 ツバル 頂点に特に名は無い。 5 m
244 モルディブ アッドゥ環礁のVillingili島。頂点に特に名は無い。 2 m

三角点

2011年08月27日 | Weblog
一等三角点
設置間隔は約40km、必要に応じて補点(約25km間隔)が設置される。
全国に約1000点。
柱石の一辺は18cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には2枚の盤石も埋設されている。

二等三角点
設置間隔は約8km。
全国に約5000点。
柱石の一辺は15cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には盤石も埋設されている。

三等三角点設置間隔は約4km。
全国に約3万2000点。
柱石の一辺は15cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には盤石も埋設されている。
現在の技術水準においては、2万5千分1地形図を作成するための位置の基準としては、以上の等級の三角点で充足される。

四等三角点
設置間隔は約2km。
全国に約6万9000点。
柱石の一辺は12cm、破壊や破損に備えて、柱石の直下には盤石も埋設されている。
地籍調査又はこれに相当する調査の測量の基準点として、
国土交通省土地・水資源局国土調査課の委任を受け、国土地理院が設置するもの。

五等三角点
明治22年(1899年)に国土地理院の前身である陸地測量部が
「海中の小岩礁の最高頂を観測し、其の概略位置及高程を算定し、之を五等三角点と称すること、
尋て市街地の高塔等亦之に準することに定めたり」とあり、
三角点標石を設置するのが困難な小岩礁はその最高点を五等三角点とし、
火の見櫓や煙突等の市街地の高塔もこれに準じた。
長らく五等三角点の新設は行われておらず、四等三角点以上への切り替えや廃止が行われたため、
現在は沖縄県の小島の3ヶ所が残存しているのみである。

山頂でよく見かける三角点。
知っているようで知らなかったなあ・・・
五等もあっただなんて・・・

なんなのこのお天気

2011年08月26日 | 徒然
実家に行っていると突然防災無線が入った。
長崎に洪水警報が出ました と言うではないか。

え~?
びっくりして外を眺めてみたけど、青空~!

そんな気配はさっぱりないけど、洗濯物は山盛り干しているし、
開けっ放しの窓もある。

急ぎ帰るけど、気が気ではない。
今日に限ってゆっくり運転の車の後にばかり付いてしまう。

おかげで信号と言う信号にひっかかる。
我が家のある方はまだ明るいから大丈夫だとは思うけど・・・

やっと着いた。
まだ大丈夫だった。セーフ!

大急ぎで洗濯物をいれる。
でも、なんだか降りそうにない空だ。

ちょっとだけパラパラしたけど、何ともなかった。
しかし、少し離れたあたりは大雨だった模様。

近頃は本当に変なお天気だ。
晴れと言っても油断できない。

これもまた温暖化の影響なのかな。

自然の成り行き

2011年08月25日 | 登山
大雨の後の山に登ってみた。
昨日はもっとすごくて、沢のほとんどをはだしで歩いた と言う強者もいた。

今日は何とか靴をぬらさずに済んだけど、
水量が多く どう行けばいいかな と考える場面も各所にあった。

それに岩が流され、渡渉地点の様子が変わっていて、
登山道を確かめるのに立ち止まることもあった。

登山道がえぐれている所や、石や砂が流れこんでいる所もある。
やっぱりひどい雨だったのだろう。

それに楽しみにしていた花たちも根こそぎ流されていた。
自然の災害だけに、だれにもあたるわけにはいかないけどね。

流された株がどこかで根付いてくれることを祈るのみだね。

こういうことを繰り返しつつ、それでも山は生き続けるのだろう。
そして変わっていくのかもしれない。


いつも見ているのに

2011年08月24日 | 水彩画
人物画の背景に山を持ってくるのは、教室では私ぐらい。
それで今回も それはどこの山ね と聞かれた。

もちろん登ったことのある山なのだけど、いざ描こうとすると???がいっぱい。
どこをどのように表現してよいかわからなくなるのだ。

山の形は写真を見ればなんとか描けるけど、
色で遠近感を出すのが難しい。

空気遠近法 と言うのがあるらしいけど、
わかっちゃいるけどならないよ~ だなあ。

きっと観察が足りないのだと思うので、ちゃんと見るように心がけよう。

さて~ 先日図書館に行った時のこと、水彩画の本を見ていたのだが、
そこで素敵な絵を描く人を見つけた。

と言っても、有名な人で何冊も本を出している。
この人は以前から知っていたのだけど、そのころはあまり共感しなかった。

でも今回じっくり見ていたら、こんな風に描きたいと思ったのだ。
まずは真似から入る というから真似てみようかなあ。

もっとも真似だけで終わる確率も高いけど、
それでもいいよねえ。

青空~ あなたが恋しいよ

2011年08月23日 | Weblog
本日も結構な雨・・・

暑くて暑くてたまらない日が続いた時には、
雨よ降れ~ と思っていたけど・・・

こう雨が続くと青空が恋しいねえ。
勝手なものだとわかっているけど、そうなんだもの。

でも息子は 省エネにはなるかもね と言う。
そうねえ・・・ エアコンはつけないですませるところが多いかもね。
でもソーラー発電している人は、発電量がぐっと減っているかもね。

とにかく洗濯物のためにも中休みをお願いしたいところですねえ。

ひっそり咲く花

2011年08月22日 | 
山では思いがけないところで咲く花に会うことがしばしばある。

花を求めて歩くこともあるけど、
全然気にしていないときにバッタリ会うことも多いもの。

その時の感動はまた格別。
こんな所にもあったのだと嬉しくなる。

神様はよくぞ花を作ってくれたものだと思う。
花に慰められることもよくある。

そして何より、幸せな気持ちにしてくれる。

それは何も珍しい花に限ったことではない。
野生の花だけの話しでもない。

園芸種の花だってその力を持っている。
種から育てた花はまた格別にかわいい。

でも、山でばったり出会った花ほど感動は大きいような気がする。

ひっそりと人知れず咲く花。
そして散っていくのだろう。

命を受け渡しつつ。