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テガララン ライス テラス🙂🙂😐急斜面の棚田に広がる稲穂と椰子の観光ポイント

2020-05-21 20:45:56 | 海外旅行

バリ島のウブド郊外「Tegallalang Rice Terrace(テガララン ライス テラス)」は、「Puri Saren Agung(サレン アグン 宮殿/ウブド王宮)」から車で約30分の比較的アクセスのよい山間にある観光ポイントだ。
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急斜面の棚田に広がる稲穂と椰子が、強い太陽光を受けての緑輝く風光にこそ、連綿と繋いで時間を超えて来たバリ島の人々の暮らしの原風景が広がっているとの思いは強く、楽しみにした訪問だった。
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しかし、訪問時の現地は刈り入れが終わった後で、風に揺らぐ稲穂が青々と育つ風景に堪能するという期待は、肩透かしとなってしまった。
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現地の事情に詳しい方によると、「年間の気温差がほとんどないバリ島では、1年に3回米作りをする『3期作』が行われているため、四季の中で農耕に取り組む日本の稲作の常識とは無縁で、田植えも刈り入れも、時期が決まっているわけではない。そのため同じ地域でも、その田圃の所有者の都合などで農耕がすすめられ、田植えをした田圃や刈り入れをする田圃などが混ざっていて、青々とした棚田に出会うのに、いつがよいか見当をつけることはできない。前年の様子が必ずしも今年の参考とはならず、運次第というのが言い得ているだろう。」とのこと。
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次の機会も、自分の運を試すことになりそうだ。