おはようございます。2024年4月9日(火)
沖縄島名護市は7日から雨です。7日、8日は一時雷雨になり、私は突然の雷鳴に驚かされました。稲妻がなく、音だけだと、まるで複数の軍用機が旋回しているように聞えた。窓を開けて、確かめた。雨がドント降っていました。
私が焦っているのは、沖縄県議選がこの6月16日(投開票日)に行なわれるからです。48定数の中で、今、与野党は24/24で、議長があちらなので、玉城県政は薄氷を踏むが如しです。にもかかわらず、このピンチを如何に脱するかの準備が進んでいないようです。
最も沖縄では、薄氷を想起できないので、例え話としては全然リアリティがない。やばい話しをクールに考えることができていないのではないか。アバウトにやり過ごしていないか。
あの岸田自民は、支持率が下がろうとも、相対多数を取っており、これは変わらないという「自信」に裏打ちされて、「盤石」な体制をとり続けています。そこにあるのは党内の権力闘争のみであり、下々はだまっていろという姿勢が濃厚です。彼らは、これを恥ずかしげもなく「自由・民主」党だと言っているのですから、利益誘導の厚かましがものをいう。今般の「裏金」だって、彼らが保有してきた数々の裏金の一部に過ぎないから、大雑把で可だとしてきたのでしょう。
こうした厚かましさは、多くの有権者・市民じたいが「下々だ」という認識に覆われているから成り立つ。利益誘導に尻尾をふる。「保守王国」とはだからあり続けている。腐ったゼニを喝破しなければ、変えられない。沖縄でも米日安保体制の金が有効に回り、利益誘導の金が暮らしの中に浸透している。究極的に戦争に備える基地に金がどんどん回っていけば、爆発しなければ(戦争状態に入らなければ)、危険水域を見極めきることはできません。
うるま市の東山演習場建設の動きを止められるか否かは、超党派で反対になったけれど、軍事化を超える道を如何にして切り開くかでしょう。地域の反対が多数だって、決めるのはこの国の政治です。これを打破できない限り、争点はスルーされてしまいます。地域政治の有効性を鍛え上げるのも、来る県議選の課題です。活発な議論を私は期待します。
沖縄県議選は、こうしたブツを暴き出す絶好の機会でもあるのですが、動きが鈍い。ということで、今関係資料を集めて、私なりにどうしていくべきなのか、考えたい。名護にいると、定数が2で、保革で分け合っており、選挙にならないので、安穏としている。だから日常的には全然みえてこない。
4月6日に行なわれるはずだった大浦湾瀬嵩での行動は悪天候が予想されると中止されましたが、こうした機会も県議選を意識していなければならないはずです。党利党略ではなく、共通の課題、問題意識を深めたい。そして協力できるところを協力する形を広げなければ勝ち目がない。私なりに考えていることを伝えていく機会をもつつもりです。
こう考えると何処の選挙区に何の問題があるのか、見えてきますね。選挙区ごとに課題を整理して、私も取材の準備をしていきます。選挙期間に入って、9日間じゃ回りきれない。良し具体的に考えよう。
なおこの場は4月14日(日)になったと主催者から公表されました。同じ11時から同じ瀬嵩の浜です。私にとっては最悪の日程なので、うんざりしていますが、それは私事なので我慢するしかない。
私の体調はかなり回復し、マクロレンズでの撮影も可能でしょう。雨模様なので今日も撮影は不可能かな。この先のお天気次第になります。
【補足】選挙区・自治体ごとに米軍・自衛隊の基地・演習場の一覧、主な部隊名。問題点などを整理します。追って順次公表予定。(ヤマヒデ)