ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ホワイトビーチにドック型揚陸艦アシュランドが入港ー①(20220413)

2022年04月15日 | 米軍/自衛隊

2022年4月13日(水)晴れ

私は名護から勝連半島の米国海軍基地(自衛隊も共用)ホワイトビーチに出かけた。

①ホワイトビーチを見下ろす高台。左が海軍岩壁。右が陸軍岸壁。あれ、左にドック型揚陸艦のみか。当てが外れた。きのうまで、ミゲルキースと海自護衛艦「ひゅうが」(ヘリコプター搭載戦闘艦)がいたとのことだった。対岸(南側)は知念岬方面。11:15

②LSD48「アシュランド」だ。全長185.9m、横幅25.6m。満載排水量16883トン。海兵隊員を約400名乗せる。手前は海自の掃海艇MSC691「ししじま」だ。タグボートが1隻着いているのは何故だ?

この時間、岸壁は殆どエンプティ(空っぽ)。11:17

③左の手前にLCAC(エアクッション式揚陸艇)がいる。左が80番、右が29番。

④11:38 あれ、兵隊がいる。どこからでてきたのか。11:38

LSD48からだろうな。バスやマイクロバスはきていない。

⑤11:39 一群はタラップを上がっている。おかしいな。

 

⑥11:42 一群はあがってしまった。

⑦11:42 不思議。

⑧11:46 よくわからない。基本は今朝入港し、海兵隊員を下ろすのだろう。

⑨タグボートが出た。11:56

何するのか?

⑩LCACが出た! 「29」番だ。12:10

いつものことだが、けたたましさとうるささに、辟易。白く見えるのは水しぶき。海水です。エアクッション式とあるようにホーバークラフトの頑丈な奴です。後部2つの羽と、前に小さいの(可動式)が2個あり、方向転換に役立っている。水はこうして吹き飛ばされて、空気中に浮遊。これが太陽光を乱反射させ、白く見える訳です。

軍隊はウルサイのがお好き、なようです。

⑫見えた。29番。12:10

⑬アシュランドの後部からドックに入るLCAC。12:13

⑭沖合遠くから潜水艦がやってくる。12:17

⑮KC-130空中給油機。中城湾を跨いで嘉手納基地に向かう。12:21

⑯12:37 今度は80番が出た。ヤカマシイ!! 

⑰LCACと背後を行くタグボート。12:38

⑲ダブルLCAC。12:43

ところでLCACは何をしているのか? 揚陸艇です。物(ブツ)を運ぶ。ということはこの場面ではアシュランドからブツをおろしているのか。

⑳アシュランド、ダブルLCAC、沖をやって来る潜水艦。12:43

㉑12:43 潜水艦が右折。後ろに海上保安庁の巡視船。どうも米国海軍の原子力潜水艦だ。

㉒29番が戻ってきた。

㉓潜水艦にタグが近づく。後方の小型艇は米国海軍の警戒船。12:48

㉔12:52 タグボートと潜水艦が横付け。さて。

タグボートが控えていたのはこのためだったのだ。

㉕前を向いた潜水艦。明らかに海自の潜水艦ではない。13:02

㉖タグボートに10人ぐらい人が乗っている。ここで潜水艦の要員をおろすようだ。13:07

どうしたんでしょうか。

㉗横を向いた潜水艦。LCACも止まっている。13:08

潜水艦は静粛性が求められる。静かに動かないと気づかれて攻撃を受ける。LCACは爆発性が全開。全く矛盾するブツがならぶと、おかしい。実際はこの2隻が対峙することはないが、真逆な属性が並んでいる。

 ついでにLCACのことを書いておく。今日お会いした女性が、こう私に聞いてきた。LCACに載せるブツにシートとか掛けているんですかと? 私はポカン。全然聞かれている意味をつかめなかった。海水に濡れたらさびたり痛むでしょうと。そうか、確かに。意表を突かれたな。正しい生活感覚だが、軍事にない感覚だ。私は考えても見なかった。海兵隊が使っている装備だから、一通りのさび止めとかしているはずです。と答えつつ、勉強になりました。

消化剤に使われているピーフォスとかの化学剤は、強力なさび止めにもなるはずだ。機体とかにも塗布されているかもしれません。これは調べてみよう。

別稿に続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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