ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】【補足】呉軍港を歩く(20240920)

2024年09月27日 | 米軍/自衛隊

2024年9月20日(金)晴れ後曇

 本日朝から山口県岩国市の宿を出て広島県呉市に向かう。因みに岩国市は山口県の東の端。その東に広島県大竹市、廿日市市、広島市、呉市と繋がっている。私は広島駅から広電(市電)で宇品港に向かう。

 宇品港で船待ち。

宇品ー呉ー松山行き。シー・パセオ 02号が入港してきた。11:09

11:22 空はまだ晴れている。

広島側の対岸に鮮やかなデカイ奴(CELESTE ACE)RORO船か? 11:30

11:36 漁船だな。網を引き上げているようだ。

呉から来たシーパセオ01号と交差する。11:46

11:50 日新製鋼呉製鉄所跡地。呉軍港の右(南)側。

左側のJMU(ジャパン・マリン・ユナイテッド(株)の新造船。コンテナ船だ。11:53

呉軍港の一端。11:53

左から2番目の大きな艦艇が、LST4003「くにさき」。「輸送艦」を自称しているドック型揚陸艦。

沖合停泊のDD105「いなづま」。「護衛艦」と称する駆逐艦。11:54

日本鋼管呉事業所跡地。11:54

去年10月、私はここを見て、これはヤバいと考えていたが、図星となってきた。日本政府は、呉軍港の拡大を目指している。

呉は、日本国の中央に位置しており、交通網からいっても、意外と便利だろう。

左がTV(練習艦)3520「はたかぜ」、右がLST4003「くにさき」艦尾は後方ハッチ。ここから揚陸艇やLCACなどの怪しい船などが出てくる仕組みとなっている。11:59

12時過ぎ呉港フェリーターミナル到着。

昼飯抜きで出発。

海自呉教育隊がオープンキャンパスだと? 12:33

教育隊とは海上自衛官の登竜門。ここで基礎を学び、様々なセクションに分かれていく。その宣伝の場がオープンキャンパスであり、私は興味津々。若者達にダマされるなと言いたい。

教育隊のフェンス沿いに。

宣伝の図柄がいくつも掲示されていた。そしてこう威圧している。12:37

ポスターを張り出しながら、こう威圧するのは、よほどヤバいのか?! 脅して黙らせる本質なのか? 盗られたいのか?

これは凄い! 水中処分隊で涼めだと。水中処分隊はただのダイビングじゃないですよ。12:38

水中で機雷を仕掛けたり、除去・爆破する部隊。ひやひやすることと、涼むのは全く別でしょう。水中で冷や汗かきましょうなど冗談が過ぎます。

12:39 広報イベント案内。自衛隊ができたのが1954年だから創設70年。呉市内の高校生部活動によるパフォーマンスというのが気になるね。オープンキャンパスならば、常識的に考えれば、「海上自衛隊説明コーナー」が中心だろう。先輩達がボートをこぐとか、手本を示すのが筋じゃない。高校生を動員するな!

突き当たりを右折。

JMU(ジャパン・マリン・ユナイテッド)の新造船工場。この左右が海上自衛隊呉軍港。13:02

沖に居るのは掃海母艦MST464「ぶんご」だ。13:05

基準排水量5650トン全長141m。先ほどの水中処分隊などが乗って、機雷の設置などをやる。

岩国で見たMCH101掃海輸送ヘリを載せる。

私たち辺野古新基地建設反対に取り組んできた者は、2007年5月、国による「環境影響調査」などの裏方に彼らが投入された記憶を忘れることはできないことだ。軍隊の水中処分員(潜水士)を載せて辺野古沖にやってきたのだ。

JMUの工場の左奥に日新製鋼呉事業所跡が見える。13:08

13:12 JMUのデカイクレーンが手前に動いてくる(レールの上)。

13:13 左下のドックに入っている赤い船は、「海翔丸」(下関) この脇をクレーンがすすむ。

国土交通省の船で浚渫と油回収に当たっている。定期修理か。

きたきた。下ろすぞ。13:18

船の建造は、部品を組み立て、接続してできていく。しかしあの福島で爆発した原発はデブリ30gを除去するのも至難の業だ。きっちりした工程と、破裂し核分裂を繰り返している高濃度の核物質に覆われたものの除去は困難至極であり、全く異なるのだろう。

板が置かれた。13:22 

13:23 右側のドック。DD153「ゆうぎり」大改修中だろう。

13:23 歩道橋の上から見下ろしている。こういう工程をみていると、時間が経つのを忘れてしまう。

13:30 ワイドで。

左へ歩く。

LST4003「くにさき」ドッグ型揚陸艦。

呉はLST4001~4003の3隻の母港。

右に2隻。左に3隻。右の先頭はDD113「さざなみ」(ここ第4護衛隊群所属)左の2隻はYOT01,YOT02の油輸送船。13:51

左側に海上自衛隊の潜水艦部隊があるのだが、日米両国「国旗」がたなびく。13:52

ここいらは第6突堤といわれており、米国陸軍が弾薬管理業務などで駐留している。

ワイドで見るとこう。13:53

潜水艦5隻のようだ。茶色の建物はJMUの工場の建物。

なおここは第1潜水隊群(傘下に第1、3、5潜水隊)計12隻が置かれている。第2潜水隊群は横須賀。つまり12-5=7隻が出ているようだ。

いつもは上の丘から見ていたが、今日は下りてきた。

ATS4203「てんりゅう」訓練支援船。「護衛艦」等の対空射撃訓練を支援する船。14:06

さてと私はどうしようか? 遅いランチを食べよう。

どこかないか。

某工場の標示。モットー。公徳心にあふれてますな。14:09

14:20 この船は、もしかして呉軍港遊覧か。

潜水艦部隊岸壁への通行禁止の仕掛け。14:22

これは入れない。入ろうとすれば海に落ちる。

ランチ食べたかったが、終わっていた。

南の音戸瀬戸まで行こう。約5km。

もう一度外に出ると、潜水艦隊。15:06

しかしこんな狭いところに約70人が乗り、水中機動か? 緊迫した環境にあったら、心理的に参るだろう。

潜水艦からずらずらと出てきた乗組員。15:08

公道を超えて移動する。約50名。15:09

(続く)尚呉軍港についてのまとめは、別稿でまとめる予定。



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