辺野古・大浦湾の新基地建設の現場で、警備員テイケイが各自カメラを装着している。これに対してオール沖縄会議と県選出の野党でつくるうりずんの会が沖縄防衛局を8月26日訪れ、7月に続き、抗議し、中止を求めた。
警備員が全員カメラを持つことじたいが異常である。警備を委託しているのは沖縄防衛局であり、沖縄防衛局の了解なしにありえない。カメラ1個2万円としても100個ならば200万だ。全体で何個(何人)装着しているかによるが、膨大な金額となる。
オール沖縄会議が言うようにカメラで威圧することは憲法21条の表現の自由を侵害し、憲法13条の肖像権の侵害になりうる。
西村拓沖縄防衛局次長は「受注者の判断において自主的に装着している旨の説明を受けている」と、違法行為に当たるか否かの判断を避けたとのこと。(沖縄タイムス20200827)
警備業務の発注者は国であり、「自主的に装着」は言訳に過ぎまい。
蛍光バンドと腰回りが一体の装備の腰回りのバンドに黄色のカバーの中に小型カメラを装着している。ここ以外の関連現場でも全員が付けているようだ。2020年8月11日 シュワブゲート前で撮影