ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】朝から雷鳴がなっていた。石破政権が始まった。何も期待できない現状が続くのだろうか(20241002)

2024年10月02日 | 暮らしと政治

おはようございます2024年10月2日(水)。朝一は曇っていたが、8時前から雷雨。空を見上げれば、大きな積雲がもくもくしており、台風の影響もでているようだ。

 石破政権が始まった。自民党内で非主流派だった彼が、5度目の挑戦で、総裁選を制した。そして昨日の国会での票決で首相になった。数の論理だ。多数派が勝つのが、議会制民主主義だ。それが行きすぎ、多数派の奢りが際立っている。自民党内の非主流派の人が、党内民主主義で総裁に選ばれても、だからといって、党内主流派から自由ではない。「主流派」と言っても、殆どの党内派閥は解散しており、主流派の主流派たる所以があいまいになっているが、「裏金隠し」や「戦争準備」は変わらない。石破も同じ穴の狢なのだ。

 その証として、石破首相は早期解散をきめた。新たな政権で、「裏金隠し」等を隠蔽し、人気回復を図る作戦だ。国会内での多数派確保を図りたい。多数派が勝つのだ。数の論理に対抗するためにこそ、論戦が重要であり、明解な議論が大切なのだ。これを抜きに衆院選が始まる。このままではイメージ選挙になる。

 多数派のイメージを打破する戦術が重要だ。昨日の首相選びの採決の場でれいわ新選組の大石あきこ衆議院議員が「裏金隠しの隠蔽をやめろ」を掲げ、衛視に降壇させられた。公の場で公然とやる(異議を唱える)ことに私は拍手を送りたい。議論への道筋をつけていただきたい。あるいは政権が不都合なことを隠し続けることを暴露していただきたい。私たちも市民として声を上げていこう。 

 日米地位協定の改定に石破茂首相は、前向きだとされている。沖縄からすれば、大いにやっていただきたい。但しこれも米国べったりの日本政府が本気でやるとは考えられない。残念なことだが。本来ならば地位協定改訂委員会を超党派で作って、議論を深め、国民的世論を作り出し、対米交渉に臨んで欲しい。このぐらいの事をしなければ、堅い岩盤は動くまい。

 因みに、今後もしも政権交代が起きて、こうしたことに着手する政権ができた場合、公然たる議論を広げ、可視化する事が重要だ。官邸や官僚組織の中でやるのでは、世論形成を疎かにしてしまう。

 衆院選挙が始まる。結果はどうなるのか? 無関心層が多数派である限り、変わらない。どんどん悪くなっていくばかりだろう。希望は私たちが諦めないことだ。そのために何をするかだろう。ここをしっかりと考えていきたい。

 この10月の私は、超多忙。選挙取材もままならないだろう。やり方を考え直したい。



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