まっしぐら.com

やまぎわ大志郎が政治の現場で日々感じた事を綴ります。

7月11日(火) 国連北岡大使

2006年07月11日 | Weblog
国連日本代表部の北岡全権大使と4時間にわたって熱い議論をさせていただいた。先般ニューヨークにおいて大島全権大使とも意見交換させていただいたが、国連の現状、日本のスタンス、我々の進むべき道、非常に実りのある時間をすごした。昨年の国連安保理改革において常任理事国入りを果たせなかった敗因はつまるところ政治にあると思う。日本にもっと胆力のある政治家が存在すれば、その政治家が外交に命を懸ければ、常任理事国入りも不可能ではないと思う。私が外交に命を懸けて取組む政治家にならなくてはならない。より一層精進が必要だ。
「国連大使、現場からの提言:常任理事国入りは日本が果たすべき責任である」
著:北岡伸一氏

7月10日(月) ジダン

2006年07月10日 | Weblog
サッカーワールドカップがイタリアの優勝で終わった。決勝戦を早起きして見ていて、ジダン選手の退場に多くのことを学んだ。ジダンはサッカー史上最高の選手と謳われている。神業のようなボールコントロールと、正確無比なパス、そして技術面だけではなくチームの中心として仲間を束ねる能力、どれをとっても素晴らしい。「コンダクター」の称号は彼にはうってつけだと思う。しかしその完璧に見えた彼をして、頭突きの末の退場である。差別発言の挑発に乗ってしまったとの事だが、その一瞬の過ちでこれまで長く積み上げてきたものを全て失った。彼の実績を考えるなら余りに悲しく寂しい幕引けではないだろうか。彼の無念を思うと胸が締め付けられる。しかしそれが人間なのだろう。完璧な存在ではありえない。だからこそ完成を目指し努力をし続けるのだと思う。ジダンでさえ平常心を失うことがある。99.9%物事が成し遂げられても、本当に最後の最後が大変だ。天才でもそうならば凡才の私ならなおさらだ。本当に多くのことを教えてくれた。ジダン、どうもありがとう、そして長い間ご苦労様でした。

7月9日(日) 空手

2006年07月09日 | Weblog
私が大会特別顧問を務める空手の大会が開かれた。礼儀正しくきびきびと動き回る選手を見ていると日本の将来は明るいなぁと思う。さらに選手の動きに合わせて自分の体が反応して動いていることに気づく。元来体を動かすことが何より好きな性質なのだが、このところ余りに忙しすぎて、、、ということを言い訳にして体を動かしていない。腹の周りに付いた脂肪をにらみつけ、意識と現実とのギャップを少々うらむ。

7月8日(土) 還暦

2006年07月08日 | Weblog
大学の恩師が還暦を迎えられ祝宴が催された。一昔前なら還暦といえば名実共にご隠居さんであったが、現代では60歳は全くの通過点でしかないと恩師を見て思った。国立大学の存在意義がますます問われる世の中になっている中で、大学人が現場から「かくあるべき」と自身の存在意義を声高に叫ぶ必要があるからだ。円熟の域に達した先生のこれからのご活躍に大いに期待させていただきたい。

7月7日(金) 七夕

2006年07月07日 | Weblog
織姫と彦星は七夕の夜に出会うといわれているが、毎年七夕というと梅雨がまだ明けず、どんよりとした曇り空でかかる恋が実ることのほうが少ないように思える。本年もまた曇りのち雨であったが、逆転の発想からすれば地上からの目を雲の目隠しで、空の上では安心して恋を謳歌しているとも言える。ものごとは考えようだ。私も今日ポスター用の写真ロケをした。七夕に願いをこめたお陰か雨に降られずにすんだ。聞くところによると日差しが強いと陰影がつきすぎてよくないんだそうだ。これもまた晴ればかりが良いことではないようである。

7月6日(木) 極東における日本

2006年07月06日 | Weblog
北朝鮮ミサイル問題で官房長官、外務大臣、防衛庁長官などから日本の基本的なスタンスが示された。政府の速やかな制裁は的確な判断だと思うが、極東各国(ロシア、中国、韓国)が今回の事件に対してほとんど主体的なかかわりを見せていないことに愕然とする。穿った見方をすれば、事前からミサイル実験の情報がこの3カ国には流されていたとみるべきだろう。そして日本だけが蚊帳の外におかれている。この現状を打破するためには、理念外交による新しい関係構築努力が必要だと感じる。

7月5日(水) ミサイル発射

2006年07月05日 | Weblog
大変なことになった。北朝鮮のミサイル発射。しかも3発。日本海に着弾とのことだが、詳細をつかまねば。これからの対応が非常に難しい。日本は毅然とした態度をとらざるを得ない。アメリカも黙ってはいないだろう。きな臭くなってきたが、なんとしても危機を回避しなくてはならない。国会へ急ぐ。

7月4日(火) 台湾の友

2006年07月04日 | Weblog
台湾から若手の国会議員一団が訪日した。常々外交には長い時間をかけてお互いの人間関係を築くことが必要だと主張しているが、まさに今回はその良いチャンスであった。お互いにつたない英語か通訳を通しての話しかできないが、若い者同士というのは仲良くなるのに大して言葉は要らない。そして人間としてお互いの存在を認め合うことができる。久しぶりにすがすがしい友を得た。

7月3日(月) ドミニカ大統領とサミー・ソーサ

2006年07月03日 | Weblog
国際捕鯨委員会でも世話になったドミニカ共和国から大統領が訪日した。日ドミニカ議員連盟主催で昼食会を催しとところ、親善大使としてサミー・ソーサが同行していた。日本においてはどう考えても大統領よりソーサのほうがヒーローだろうなどと不謹慎なことを考えてしまった。サミーは非常に静かな礼儀正しい人であった。知名度で負ける大統領は非常に教養の高い方で、ドミニカを支えるには教育が重要であるとの考えに基づいて日本の教育システムを学びたいとおっしゃっていた。果たして日本の教育システムが手本となるものか?これもまた考え込んでしまった。
フェルナンデス・ドミニカ共和国大統領の来日について(外務省HPより)

7月2日(日) 平瀬川

2006年07月02日 | Weblog
多摩川の支流で私の選挙区だけを流れる川に平瀬川という川がある。この川の流れをきれいにしようと頑張っている地域の方々が、平瀬川七夕サミットを開き、一年の成果を確認して、意見交換をする。私も参加して環境保全と経済発展の両立ができるはずで、そのモデルを世界に先駆けて平瀬川流域で作ってもらいたいと発言した。このモデルは地域住民の自分のふるさとを保全するという思いと行動が行政とかみ合ったとき出来上がるものだ。皆さんに期待し、私もメンバーの一人として頑張りたい。