まっしぐら.com

やまぎわ大志郎が政治の現場で日々感じた事を綴ります。

3月31日(金)

2006年03月31日 | Weblog
野党党首の降壇と偽メール議員の辞職、、、。一体どこまで茶番を続けるつもりなのだろう。懲罰委員会なるもので無駄な時間を使って、税金も無駄遣いして、挙句の果てにはこんな結末かと思うと憤りを通り越してあきれるしかない。この顛末が海外に流れ、日本の国会はこんなレベルだなどと思われることを考えると恥ずかしくてたまらない。私自身も猛省をし、かつ国民全体で名誉挽回のために頑張らなくてはならないとおもう。

3月30日(木)

2006年03月30日 | Weblog
若者を応援する若手議員の会(通称若若議連)を開催し、経済同友会の子育て支援策について説明をしてもらった。ほとんど私たちが提唱している理念と変わらないが、経済界からみた労働環境で、成果主義に基づく賃金体系が現在の法制度では十分に実現できないとの指摘があった。こういった具体的な要望として問題解決の糸口を示してもらえると政治としても非常に動きやすい。ただし現実には”少子化対策は最も複雑で最もチャレンジングなマーケティングだ”と言う説明の通り、様々な要素が複雑に絡み合っている。それでも一つ一つ解決の糸口を見つけて行動するしかない、というのもまた真理だろう。

3月29日(水)

2006年03月29日 | Weblog
このごろテレビへの露出が多くなったといわれることがあるが、本日もまたダボス会議議員連盟の設立総会に出席しているところが昼のニュースで映されていたとのこと。まじめに仕事している姿がブラウン管で流れる分には一向に構わない。ところでダボス会議とは世界の経済界、政界のリーダーが毎年一月にスイスのダボスに参集して、近未来の世界の動向を議論したり、情報交換したりする会議である。ちょうどこの時期は通常国会冒頭に当たるため、日本は閣僚はもとより一般議員の参加すらままならない。しかしこのままでは世界の情報戦線に負けてしまうという問題意識から議員連盟を立ち上げ戦略的にダボス会議を利用しようとの趣旨で議員連盟が今日つくられた。世界を知る絶好の場であるので大いに参加して見聞を深めたい。

3月28日(火)

2006年03月28日 | Weblog
私が事務局長を務める科学技術政策特別委員会に今回は毛利衛元宇宙飛行士に来ていただき科学技術の必要性と科学技術を文化にする必要性というご講演をいただいた。毛利さんのご意見では文化とはある物事に対して自分の価値判断基準で選択をすることができる人間がある程度の集団で存在するときそれを文化と呼ぶとのことであった。この説明にはなるほどと思う。たとえばお米を食べる文化を日本人は持っているが、これについては自分たちが食べるお米について日本人はどの米を選んで食するか、自分の価値判断基準で選んで食べるのが当たり前になっている。だからこれは文化と呼べるが、一方遺伝子組み換え野菜をその安全性を科学的に理解してその判断基準で選択できる日本人はまだごく僅かなので日本はまだ遺伝子組み換え野菜を食べる文化を持っていないということになる。同様に科学技術を自分の知識として当たり前のこととして日本人が取り入れたとき、その科学技術は文化となり、実社会に貢献しうるものになる。そのためには科学技術にどんどん触れるようにする必要がある。そんな機会を創るための工夫を毛利さんは考えている。明日発表だそうだ。楽しみにその発表を待とう。

3月27日(月)

2006年03月27日 | Weblog
山中外務政務官のもと数名の仲間で外交勉強会を開いているが、今回は前駐イラク全権大使から帰国報告をしてもらった。イラクの復興はスタートラインに立ったところでこれからが本番で大変だという印象を受けた。お話の中で例えば外で聞こえる爆弾が破裂する音やそれに伴う爆風の強さや、頻度によって危険がどれくらい迫っているか、五感を駆使して危険度を判断するという説明に緊張感の一端を覗い見た気がした。任務のご労苦に敬意を表すると共に一日も早いイラクの復興を願う。

3月26日(日)

2006年03月26日 | Weblog
やまぎわ大志郎と国防を考える会という少々硬い名前の会合を開いた。日本の国をどう守るかという観点で、道徳教育の必要性からアメリカ軍のトランスフォーメーションまで自由かつ幅広に議論した。その中で海兵隊のグアム移転に伴う経費負担について議論が分かれた。私は米軍が日本安保の矛の役割を果たす以上、経費負担は日本のためにするべきとの意見を持っているが、そこまでアメリカにサービスするべきではないとの意見も出た。この点についてはもう少し丁寧に皆さんに説明し、理解を求める必要があると感じた。現段階で皆さんはどうするべきとお考えだろうか、これから意見交換していきたいと思う。

3月25日(土)

2006年03月25日 | Weblog
いつもは朝早くまだ日が暗いうちに自宅を出るのだが、土曜日ということもあり久しぶりに明るくなってから自宅を出てみると、沿道の桜が見事に咲いていた。季節は確実にめぐる。自然の摂理を感じるとき人間はなんてちっぽけなことにあくせくしているのだろうなどと思う。それでも人間としてはあくせくしないわけには行かないのも事実で、いつもと同じように張り切って活動に励む。多摩川の支水にその昔灌漑用水を分配していた円筒分水という史跡があり、その前でスプリングフェスタが行われた。今は柵が作られ中には入れないが、昔は自由に泳げたと懐かしむ方がいる一方、柵がなかっただけに子どもが流されて命を落としたことがあったという意見もあった。安全確保と自由と自己責任、常にそのバランスを考えていく必要性を感じた。

3月24日(金)

2006年03月24日 | Weblog
昨日に引き続き外交づいているがキューバのカブリサス(大臣)と会談した。折りしも王ジャパンがキューバに勝って世界一になっただけにひとしきり野球の話でも出るかと思いきや、経済援助の話一本やりであった。キューバを考えるときいつも世界のパワーバランスが決して固定されたものではないことを再認識させられる。アメリカのお膝元でありながら社会主義の国が厳然として存在すること。この国に対してアメリカを刺激しないようにしながら付き合っていく難しさ。人道という言葉だけでは済まされない現実がそこにはある。このバランス感覚こそ21世紀の政治家に求められるものだと思う。

3月23日(木)

2006年03月23日 | Weblog
印日議員フォーラム(インドと日本の議員連盟)の議員団が訪日した。昼食会をかねて日本とインドのこれからについて大いに語り合った。インドも日本同様可能性を大きく秘めた国だと思う。特に人口は早晩世界一になるだろうし、それに伴って様々な意味での力を持つことになるだろう。私は環境問題を起こさないような発展の仕方を是非日本から学んでもらいたいと思う。親日感情の高い国だけに世界最大の日本の味方を素晴らしい国にしていく手伝いができれば幸いだ。

3月22日(水)

2006年03月22日 | Weblog
朝から鼻水が出てとまらない。鼻が大きい?だけに出る鼻水の量も多いのだなどとからかわれながら、下を向くと鼻水が垂れるので少々尊大に上を向いて仕事をする一日になった。そんな中東大獣医解剖学教室の同窓会に出席した。お世話になった先生、先輩から学生時代に一緒に馬鹿をやった仲間まで一堂に会して楽しいひと時を過ごし理屈抜きの力をもらった。またどの分野でも同じだが、獣医分野でも大学教育の現場でも問題は山積している。政治が果たさなくてはならない課題は多く、自分のルーツからの問題提起にさらに発奮した。