まっしぐら.com

やまぎわ大志郎が政治の現場で日々感じた事を綴ります。

7月24日(月) 賄賂文化

2006年07月23日 | Weblog
ロシアにおける自民党的な存在の政党が統一ロシアであり、この統一ロシアの議員と自民党国際局が議員交流をしている。モスクワを訪ね統一ロシアの幹部と次々に会談した。今回は交流を深めるための会合だけに、北方領土の問題はあまりつっこんで話はしなかったが、ロシアとの経済交流についてはかなりつっこんで話をした。ロシア経済には旧態依然とした賄賂文化が残っている。統一ロシアのシンクタンクの長の説明によれば、“ペレストロイカ以前は民間商人が役人を利用していたが、現在は役人が民間企業を利用している”とのことで、賄賂文化はますます悪い方向に向かっている。すなわち現在では民間企業が何かやろうとするときには、力のある役人が後ろ盾についていないと企業活動が円滑に行えないようになっていて、それゆえ民間の大企業を実質上牛耳っているのは政権の中枢に近い官僚であるとのこと。政権中枢の官僚の権力はそれゆえ経済的にもますます強大なものとなりつつあり、汚職は何処までも尽きない。さらに悪いことに KGB が近年力を盛り返してきたようで、随分と暗躍しているとのこと。さらにプーチン大統領は中央集権を強めているので、ロシアに健全な市場経済が育つにはかなり時間がかかりそうである。 …
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7月23日(日) モスクワ

2006年07月23日 | Weblog
 私は自民党国際局次長を拝命しているが、自民党がロシアの与党「統一ロシア」との議員交流をしている関係上、モスクワを訪ね議員間の交流を深めるミッションを仰せつかった。今回のアフリカ出張とちょうど時期が重なったため、アフリカ出張を途中割って、モスクワに足を伸ばすことになった。モスクワというと率直に言って灰色のイメージがあったが、市街に入ってみると私の持っていたイメージは全くの間違いであった。ペレストロイカ以降民主化が進み、資本主義がモスクワをも席巻していた。街には色とりどりの商業看板が並び、インフラ整備も一見してそれなりに立派である。そして何より街を歩いている若い女性の肌の露出度に資本主義を感じた次第。また付言するならスラブ人は20代を過ぎるととてつもなく(横に)大きくなるとの固定観念があったがこれも見事に打ち崩された。…
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