まっしぐら.com

やまぎわ大志郎が政治の現場で日々感じた事を綴ります。

4月30日(木)子離れできない親達

2009年04月30日 | Weblog
日本経済新聞に「就職活動、親も参戦」という記事がのっていた。読んで暗い気分になった。大学生の就職活動に親が出て行って、口出しをし、大学と相談し、、、という内容だ。一昔前、大学入試会場に親子で出かける姿がニュースになっていたが、それが当たり前の風景になり、今度は就職活動までか。一体日本の未来はどうなってしまうのだろうかと危惧する。自立できない若者というよりは、いつまでも過干渉し、子供を自立させない、「子離れできない親」が多いということだろう。こんな状況でこれからの厳しい国際競争社会を生き抜く人材を創れるのか?社会全体、特に今を生きる大人全員、胸に手をあてて考えなくてはいけないと思う。

4月29日(水)昭和の日

2009年04月29日 | Weblog
ゴールデンウィークが始まった。朝から街中が静かである。今年の休みは、多い人では16連休だとか。仕事の関係で無理やり休むしかない状況になっている人も多いようで、複雑な気分だ。4月29日は、私が生きている間にも、天皇誕生日、みどりの日などといろいろ名前が変わったが、どうやら昭和の日でおさまったようだ。昭和の日という名前は実に良い名前だと思う。それにしても昭和が過去の一つの時代になったと実感する。考えてみれば平成の世も20年たったのだから、当然といえば当然なのだろうが、その分こちらも人生の時を重ねたということか。

4月28日(火)補正予算へ

2009年04月28日 | Weblog
政府・与党として、さらなる景気対策のため補正予算を国会に上程した。景気や経済の動向はそう簡単に予想したり、コントロールしたり出来るものではない。政治のできる精一杯のこととして景気対策を遅滞なく行うべきことは言うまでもない。しかし、今度もまた「バラマキ」だとの批判をマスコミや野党が煽っている。私は「バラマキ」だと言われようが何だろうが、大出血している現状を一刻も早く止血することなしに、その先は無いと思う。批判することは誠に簡単だ。しかし責任ある立場にある人々は批判するからには対案をしっかり示し、その優位性を説明すべきだろう。

4月27日(月)現場の声

2009年04月27日 | Weblog
地元で事業を営んでいる方々から、現下の経済情勢や、直面している問題について伺った。どうしても国が行う政策は大雑把なものになるので、その政策を生活の現場まで落とし込むときに、細かく丁寧なアレンジが必要になる。今回も融資に関わる細かい問題や、税、社会保障への対応といった要望が出された。一つ一つ個別に対応するしかないものもあるので、こういう時こそ政治を使ってもらいたいと思う。

4月26日(日)南風

2009年04月26日 | Weblog
昨日とは打って変わって、今日は強い南風の吹く、汗ばむ陽気となった。青い空、白い雲、若葉の緑と三点揃って、これが同じ街だろうかと疑いたくなるくらいだ。こうなると俄然元気が出てくるから不思議である。街で活動していても、出会う方々の表情が明るい気がする。色とりどりの花が咲く街を歩いていて、天道虫を見つけた。背中に大きく二つ星がついていて、ピカピカ光ってた。いのちの輝く季節だなぁ、としみじみ感じる。「忙中閑有り」とはこのことか、しばし小さないのちに見入ってしまった。大の大人が花に顔を近づけてなにやら見入っている姿は、周りからは奇に見えたことだろう。

4月25日(土)雨の中

2009年04月25日 | Weblog
一日中雨の降る土曜日になった。このところ暖かくなってきていただけに、雨の冷たさがまるで冬のように感じる。夕方になると雨に風まで加わって、外で演説するにはひどい条件になった。それでも予定していた街頭演説を雨の中していると、一人また一人と足を止めてくれる。すれ違いざまに「頑張れよ」とかけて下さる言葉に、ますますガンバラなければと思う。人間はつらいときこそ「志」がはかられると思う。日本社会にとっても、日本の政治にとっても、私やまぎわ自身にとっても、きつい状況であることは間違いない。だからこそ「志」に基づいて、訴え続けなければならないと強く思う。

4月24日(金)獣医のお仕事

2009年04月24日 | Weblog
キッザニアという、子供向けの職業・社会体験施設がある。建物から乗り物まで実物の約3分の2の大きさで作ってあって、子供が実際に消防士やシェフや医師になってその仕事がどんなものか体験できる施設だ。それこそ私たち大人が生活に使う主な業種がそろっていて、そのエッセンスを子供に分かりやすく体験させるので面白い。その施設に新しく動物病院が開院した。本物の動物を扱うわけにはいかないが、工夫されていて、臨場感にあふれている。遊びながら将来の自分に合った仕事を探すでもなく体験する。社会学習の新しい形かもしれないなぁと感心した次第。

4月23日(木)海賊対処法

2009年04月23日 | Weblog
ソマリア沖の海賊に対処するために、海上保安官と自衛隊が協働して活動することが出来るようにする新法を、衆議院にて通過させた。例によって野党はご都合主義で反対にまわったが、さすがの民主党もこの法案を、足を引っ張って成立を遅らせるのは世論がついてこないとの判断から速やかに決着した。参議院においても可及的速やかに結論を出してもらいたい。しかし、本質論からすれば、こんなことに反対する政党が、責任政党と呼べるだろうか。いくらなんでもお粗末だと思う。国民の生命と財産を守るという国政に課された基本的な役割をどう考えているのか、国民一人一人が今回の野党の対応を根本的に考えるべきだと思う。

4月22日(水)独禁法改正へ

2009年04月22日 | Weblog
独占禁止法を改正する方向で議論を進めている。経済産業委員会において、特に強い立場にある業者がその立場を利用して弱い立場の業者をいじめる行為をいかにして防いでいくか、繰り返し質疑が行われた。物事に完全はないだろうから、やれる改善策を速やかに行うよう法改正を急ぎたい。今回の改正案は昨年の通常国会に出されたものだ。それが一年経ってやっと議論の俎上に上がるというのではあまりに時宜を逸しているのではなかろうか。自身も反省し、今回こそはと期する。

4月21日(火)法の効果

2009年04月21日 | Weblog
以前、コンテンツ産業振興議連を中心に、映画盗撮防止法を創った。当時ダヴィンチ・コードという映画が大ヒットしている時に、インターネットや、海賊版DVDでその映画が出回った。出回っていた海賊版に日本語の字幕が写っていたことで、出所が日本であることが明らかであった。世界の先進国からの批判を受けて強い罰則をつけた盗撮防止法を創った。それからどうなったか気になっていたが、議連で関係各位からその後の動向を伺ったところ、盗撮はほとんどなくなり、海賊版も世に出回らなくなったとのこと。当たり前のことだが、法の効果はすごいものだ。盗撮がなくなったことに法を創った一人として役に立てて良かったと思うと同時に、法を創る重さを改めて認識した。