まっしぐら.com

やまぎわ大志郎が政治の現場で日々感じた事を綴ります。

5月31日(日)子育てを考える集い

2009年05月31日 | Weblog
小渕優子大臣をお迎えして、子育てを考える集いを開催した。本当に多くの皆さんに参加していただき、感謝感激である。同時に子育てについては多くの方々が関心を持ってらっしゃることも改めて確認した。子育て真っ最中の大臣から「子育ては大変だけど、楽しみながらやってます」という言葉に、そうだよなぁ、としみじみ思う。子育ては親だけではなく、社会全体でおこなうもの。みんなで力を出して、子育てしやすい環境を作っていきたい。すぐできる実践として、「お母さんと小さなお子さんを見かけたら、やさしい声をかけて下さい」と、大臣からお願いがあった。私は子供が好きなので、今までも普通に行ってきた行動だが、これからは周りの人ももっと巻き込んで、声かけ運動を展開していこうと思う。

5月30日(土)これは許せん

2009年05月30日 | Weblog
地元洗足学園の生徒がアメリカから帰国して、新型インフルエンザへの感染が確認された。社会的混乱を避けた学校側は一週間の休校措置をとった。一週間の休校が解けて学校が再開された。その矢先、心無い大人から洗足学園の子供が暴力を受けたとのこと。これだけは絶対に許せない。そもそも病気にかかりたい人間などいない。さらに洗足学園は細心の注意を払い、適切すぎるくらいに対処した。ましてや生徒には何の落ち度も無ければ何の罪もない。その子供に対して誹謗中傷や暴力を振るうとは。子供を守らなくてはいけないはずの大人がこの振る舞いか。ほとほと情けなくなる。一体わたしたちの社会はどうなってしまっているのだ。良識ある方々は、是非とも子供を守るため行動をしてもらいたい。

5月29日(金)やっと通った

2009年05月29日 | Weblog
消費者庁設置法案がやっと参議院で可決、成立した。これで10月から消費者庁ができることになった。3月半ばから本格的に議論が始まってなんと2ヶ月半、本当に日本の政治はスピード感がなさ過ぎると思う。それはさておき、環境庁以来の新しい中央省庁ができることが決まったのだから、その重みをしっかりと国民に説明し続けることが大切だろう。「仏作って魂入れず」ということがないように、これからもしつこく消費者庁の行方をフォローして行きたい。

5月28日(木)サイクロン直撃

2009年05月28日 | Weblog
インドとバングラディシュをサイクロンが襲った。毎年のこととは言え、今年は少し早いし、またサイクロンの規模も大きい。地球温暖化の影響だろうかなどと心配する。特にバングラディシュの海岸領域は巨大なデルタ地帯になっているので、どこが川でどこが陸地なのかほとんど区別できない。そこに毎年サイクロンであるから、被害は甚大だ。今回もすでに尊い命が幾つも犠牲にあったとのこと。被害が広がらないことを祈るしかないのだろうか。人間の力は、自然のそれと比べるとあまりにちっぽけだ。

5月27日(水)残業再開

2009年05月27日 | Weblog
トヨタ自動車のハイブリッドカー、プリウスの人気が予想をうわまわったことで、トヨタ自動車は半年振りに残業を再開したとのこと。良かれ悪しかれ日本の産業の1割は自動車産業で成り立っているので、自動車産業が少しでも元気になってきたことは日本経済にとっては確実にプラスだ。特に私たちが目標設定している、不況を乗り越えた後に実現したい環境配慮型の社会に向けて、自動車産業も確実に一歩を踏み出したことを確認できるような出来ごとだと思う。正面から受け止めて、さらにこの流れが加速できるように頑張りたい。

5月26日(火)素数ゼミとアリー効果

2009年05月26日 | Weblog
13や17といった素数(1とその数以外では割り切れない数のこと)の年ごとに大量に発生する「素数ゼミ」がいる。なぜ素数の年にしか発生しないのか、まことに不思議だが、このたび静岡大学の研究チームがその謎をコンピューターを使ったシミュレーションで解明した。すごい世の中になったものだと思う。素数ゼミが生き残った過程を様々な仮説を設定してシミュレーションしてみたところ、「アリー効果=種の個体数がある一定の数を下回ると絶滅する」という法則を導入したときに説明がついたとのこと。進化のメカニズムを理論で説明できるようになるとは、人間は自分達の存在の秘密を解きほぐす方向に確実に近づいている。秘密が解き明かされたとき、私達はどのような状況になっていくのだろうか。わくわくする話でもあり、少し怖い気もする。

5月25日(月)北朝鮮の暴挙をどう扱う

2009年05月25日 | Weblog
北朝鮮が地下核実験を行ったとのこと。続けてミサイルを3発発射したとも聞く。明らかに国際社会への挑発だが、これにどう対応するのか。日本の無力さを感じる瞬間でもある。常套手段として同盟国のアメリカと共同歩調をとり、国際連合において非難決議、制裁措置を行うのだろうが、それで窮鼠である北朝鮮がさらに追い詰められるというのもまた事実だろう。近隣諸国の目標は朝鮮半島の非核化と平和維持である。日本では当然拉致問題の解決が重要事項として加わる。目標設定は明確だが、そこまでのプロセスは不明瞭。北朝鮮が強力な核兵器をもつのに時間は残されていない。これほど政治が機能しなければならない状況はないだろう。何としても一歩でも二歩でも前進させなければ。

5月24日(日)大統領といっても

2009年05月24日 | Weblog
任期満了に伴うドイツの大統領選挙が行われ、現職のホルスト・ケーラー氏が再選した。ドイツでは大統領はほとんど政治的な権限をもたないので、メルケル首相の方がずっと有名だ。同じ大統領でもアメリカ大統領とはまったく扱いが違う。当然といえば当然だが、日本の報道はほとんどこのニュースを扱わない。常々思うのは、日本の報道は内向きすぎではなかろうか。これだけ世界が近くなっているのだから、もっと世界の情報を普通に報道するようになるべきだと思う。そうでないといつまでも日本人の意識が国際化していかない。民放ができないならNHKだけでも国際化を進めるべきだとおもう。

5月23日(土)前大統領自殺

2009年05月23日 | Weblog
韓国の前大統領、ノムヒョン氏が自殺した。政治と金にまつわるスキャンダルを咎められていただけに、それを苦にして、ということだろう。日本でも政治と金にまつわる問題が、野党の前党首を中心に出たばかりだ。いったいいつになったらこういう問題がなくなるのだろうか。ルールが悪いのか、人間の性なのか。ノムヒョン氏のご遺族をはじめ、韓国民の皆さんには弔意を示すと同時に、私も政治に携わる一人として襟を正す所存である。

5月22日(金)改革逆行の波

2009年05月22日 | Weblog
中か小、中堅企業の資金繰りがより厳しくなっている状況を受けて、商工中金の融資を拡大させるため商工中金法の改正を行おうとしている。景気低迷を考えれば反対する筋はないと思うが、野党の理屈からするとそうではないらしい。民間でできることは民間でとのコンセプトで商工中金も民営化される方向だ。ここに公金を注入して緊急支援貸付ができるようにする改正案なのだが、公的資金を注入するなら、そもそも民営化しようとしたことが間違っていたのだと宣言して、民営化はしないように組織を改変せよ、というのが野党の言い分だ。不況を武器にここぞとばかりに改革を逆行させようとの動きが増している。こういうときこそ何故民営化なのか、という原点を忘れずに、決して改革を逆行させてはならない。