三日坊主の徒然ぺんぺん草

気の向いた時に、後先考えず思いつくまま書き記す。

丹沢湖イヤ 三保ダムと呼ぼぉ ④

2011-07-28 | インポート

Kawauchigawahirayamabashi2_20110728  三保ダムが下流域に棲息する水生生物に大きな影響を与えている事は紛れもない事実である。 三保ダム下流河内川は常時渇水状態である。 三保ダムよりの河川維持水量(通常期0.5t/s 洪水期0.9t/s)と谷川より流れ込む少量の水量のみが河内川の水量である。 またこの水源も三保ダム止水が水源でアルからその水質も推して知るべしである。 また、近年は土砂堆積が酷く、湖底に沈殿したシルト質土壌が雨水流入で撹拌されて発生する 白濁水 が生物棲息に大きな影響を与えている事も事実であろう。 この写真は今朝(7月28日)の 河内川平山橋堰堤を流れる水である。 一週間前に降った雨で、未だにこの様な白濁水が流れているのである。  一度の降雨で、この様な白濁水が2、3週間近くも流れ続くのである。  此れでマトモナ水生生物が棲めるのであろうか? イマヤ 河内川には 本来、自然棲息している雑魚(ウグイ・オイカワ・ハゼ・・・)が見当たらないのも頷ける。 放流魚(アユ・ヤマメ)も、何故か直ぐに姿を消してしまうと土地の者・漁業者は嘆いている状態である。 確たる三保ダム原因説の科学的証明は出来ないが、物理的には河内川に釣り人の姿が、川遊び人の姿が消えた事が、一番の証明ではなかろうか? 


丹沢湖イヤ 三保ダムと呼ぼぉ ③ 

2011-07-28 | インポート

Photo  三保ダムの洪水対策としての有効性についてであるが、この写真(図)をよくご覧いただきたい。 この図は三保ダムの貯水量の変化を表したもので過去3年分まで表示されている。 三保ダム貯水量として6月より10月までは洪水期として満水量を1000万トン減らして運用しているのであるが、昨年の運用貯水量を見て頂きたい・・・昨年9月8日酒匂川水系に大きな被害をもたらした大出水時の運用である。 急激に貯水水位が上り、洪水期満水水位に達した途端、急激に水位を落としている。 洪水期満水水位を1000万トン下げているのは、この様な時の為に普段の満水位を下げて運用して居るのではなかろうかと思うのである。 がである、コノ図のような水位急激低下(大量放流)させる様な運用は洪水被害を食い止めるドコロカ洪水被害を増幅させる原因になっていると MEは思っている。 三保ダムゲート運用は大量降水には即大量放水で対応していると専らのウワサ(水位グラフよりも肯ける?、現実面でも肯ける?)である ・・・。 貯置き(ダム)思想は無い とMEは思っているのである。 最近の出水に於ける河川被害をあげて見ると、十文字橋落橋、ガラ瀬堰堤崩壊、谷峨ローリングダム取水バルーン破壊、河内川ダンプ橋落橋、田・畑・運動場等の冠水 ・・・ 三保ダムは洪水対策機能を果しているのか疑われて為らない。 次回は水生生物について