田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

深い意味はありませぬが

2020-06-22 | 日々の暮し

数日前の秋のような空(画像クリックで拡大)

今日は深い意味などありませんが、趣を変えて中村天風翁のお言葉

今日以後の人生に対する計画、つまり明日どうしよう、今後どうしようということを考えることは非常に必要ですけれど、もっともっと大切なことがあるんだよ。それは何だというと、たった今を正しくいきるにはどうすりゃいいだろうということ。これをたいていの人が忘れちゃいないか? 明日はどこへ行こう、明後日は何をしようと考えて、現在ただいまをちっとも尊く生きていない人がありゃしないか。

病のとき心がもしも病に負ければ、治る病も治りはしません。反対に、医者がさじを投げ、だんぜん治らないと決められたような病でも、心が病に打ち克っているような積極的精神の状態であると、その病が治らないまでも、医者がびっくりするほど長生きをするというような場合が、実際にしばしばあるものです。

人間の気持ちは誠におそろしいものである。たとえ医学上からみれば助からないような病人の枕元に行っても、こちらが元気で積極的態度のときには、その人間の状態がずうっと良くなってしまうものだ。私はそれで、どれほど危篤になっている人間を助けてきたかわからない。「さあ心配するな!俺が来たからもう大丈夫だから!いいか 俺が駄目だといったら覚悟しろ。俺が駄目だといわなければ大丈夫だから!」というとずうっと勇気がでてくるものです。だから私はいつもいう。お互いに勇気づける言葉、喜びを与える言葉というような積極的な言葉を使う人が多くなれば、この世は期せずして、もっともっと美しい平和な世界になる。

人生は心一つの置きどころ。

今日一日、勇気、勇気で押し通せ。
・・・・・
(転題)
コロナ自粛でユーチューブにどっぷり浸かっていた。
その中で、この間、歌手が自宅などで歌う動画をアップしているのが面白かった(既に何本か掲載)。
TVの歌番組などで司会者が進行するマンネリ化したものより新鮮さがある。

前回は隣の和歌山県出身の坂本冬美のレコーディングスタジオからの生ライブをアップしましたが、今度は10歳年上の石川さゆりの自宅での歌をアップしておきます。
興味おありの方はどうぞ。