食育

　こんばんは　ドリームファームの山羊さんです。
暑かったですね。　　外で草むしりと花を植えていたら出るは出るは汗が噴出しました。

　昼過ぎにS市の経済団体の方がお見えになり雑談をしましたが、その中で驚愕の話が出ました。　　これについては僕も以前から問題視していました。

　近頃の子供たちを町の本物の寿司屋さんに連れて行くとなんと！！！酢飯が酸っぱくて食べられないとの事。
俄かには信じられない話ですが、事実だそうです。　このわけは回転寿司屋が絡んできます。　実は回転寿司屋の酢飯は酢が少ないそうです。
それに慣れた子供たちは本職の職人さんが炊く酢飯が食べられない、こんな馬鹿げたことがあって良いのでしょうか?

　実は童人夢農場でも味が薄いと指摘される方がいらっしゃいます。　いろいろお聞きすると基本的な味が判別できない、あるいはし難い方たちが大部分です。
アルバイト君の中にもいるので、突っ込んで問いただしてみると、彼らの食生活の中にヒントがあると判ってきます。
　一般的に彼らはポテトチップやフライドポテトが好きです。　　そして当然コーラも飲みます。　塩が強い、あるいは直接塩や化学調味料が舌に当たる食品を常食に近いほど食べていました。　　さらに、だからか刺激のある辛いものも好きです。
　舌を出させ見てみると、舌の表面を覆う味蕾（ミライ）が溶け掛かっているか無いかそんな感じです。
大事な五感が一部機能しないのに自覚が無いのです。

　日本人特有の微細な味覚が無くなってきています。
今では鰹節、鯖節、煮干等の味の違いがわからないのです。
　大ショック！！！！！
この原因を作ったのが僕らが支持してきたファーストフードを代表とするアメリカ文化です。
　某Mバーグ屋さんは白々しくも「食育」をキャッチフレーズに使い始めていますが、消費者を舐めきっています。　Mバーグやフライドポテトを肯定したまま食育は無いでしょう。

　週末から夏休みです。　　ぜひお子さん、お孫さんの味に対する感度をチェックしてみてください。
そして安全・健康・健全を考えて見ましょう！

　せめて食卓からは化学調味料を排除してみてください。
肉じゃがの芋の味やひじきの香り、納豆（添付の味タレは不可）の微細なアミノ酸の味等々、親子で味わい、語り合ってはいかがですか?

　PRです。　童人夢農場の厨房には化学調味料はありません。
資材の中に含まれている物はありますが、最小限で使用しています。

是非、小麦の味、オリーブの香り、トマトの酸味と甘味などを堪能してください。　　CIAO