携帯電話(HP200LXの後継機)

2007年07月02日 | 過去記事
最初に「携帯電話についてはいろいろ書きたい事がある」と言っておきながらまだ書いていませんでした。

F901icを使っている頃に「HP200LXの後継端末は携帯電話しかない」と思い色々試しました。

もちろん携帯電話がHP200LXと全く同じ事が出来るはずはありません。今でもLXを使い続けている人達でもそれぞれ求めている機能は違うでしょう。しかし、私がHP200LXの後継端末に求めている機能は、

(1)スケジュール管理がストレスなく行える事
(2)顧客情報等の仕事関係のデーターが記録出来すぐに探し出せる事
(3)仕事以外のデーターも混在可能ですぐに探し出せる事
(4)簡単にメモが取れ簡単に検索出来る事

この4点です。

携帯電話はLX程ではないものの電池の持ち具合も許せる範囲ですしカメラもあり、LXの苦手な通信も楽勝です。記憶容量もネットを使えばほぼ無制限。スケジュール等のデーターもネットを使えば何の工夫も必要なく共有可能です。辞書だってインストールしなくてもOKですしナビにだってなり得る!出来る事を列挙すればLXの比ではありません。バックライトだって内臓です。

ところが、残念な事に肝心の上記4点がどうにもなりませんでした。

(1)スケジュール管理
 スケジュール管理を携帯の内臓ソフトで行うには画面サイズとソフトウエアそのものがネックになります。かといってYahooカレンダー等のWebベースのスケジューラーを使おうとすると「ちょっと確認・入力」したいのに「すごく待つ」事になるため確認・入力がおっくうになり結局「記憶に頼る」事になってしまい役に立ちません。これならまだシステム手帳を使った方が効率も精神衛生上もいいと思います。

(2)(3)データー管理
 アドレス帳がカスタマイズ可能でデータ保存領域がメモリカードに設定(記憶量はカードに依存)でき、複数のアドレス帳が起動可能なる端末が発売されればクリアできるのでしょうけど残念ながら今現在は存在しないと思います。

(4)これについてはスマートフォンで対応可能な機種があるのではないかと思いますが確認出来ません。

これはF901icだからと言う訳ではなくウイルコムのW03でもソフトバンクのHTCや東芝のスマートフォンでも同じだと思います。可能性という意味ではスマートフォンが一番近いと思うのですがOSにWindowsMobileを使う限りは10年経ってもLXの代わりになるような端末はできないでしょう。

私は「アンチWindows派」ではないのでWinMobileが嫌いなだけなのではありません。むしろ通常のPCではMacやLinuxよりWindowsの方が優れていると思っていますし、出来ればMacも規格をWindowsに合せて「デザイン違いのWindows」になって欲しいと思っているくらいです。

ではなぜ携帯端にみはWindows系がダメかというと使えるソフトが標準装備されていないうえにLXのシステムマネージャーの様なソフトを連係させるシステムがないからです。これはWinMobileを根底からモデルチェンジしない限り不可能なのでたぶん有り得ないでしょう。

もうしばらく携帯は「通話と通信の可能なインスタントカメラ」として割り切って使うのがベストです。


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