ノイズリダクションの弊害

2010年01月15日 | Toys
orig-02
オリジナル画像

560-02
オリジナル画像をCanon pixus 560iで印刷

kita-02
キタムラ デジカメプリントサービス(補正あり)

560iは論外としてもデジカメプリントサービスもオリジナル画像に比べてシャープさや立体感がないような気がします。特に白い壁はオリジナルに比べて立体感がありません。補正で明るくなっているせいでしょうか?

確認するために窓の部分を拡大してみました。


orig-04
オリジナル画像

560-04
オリジナル画像をCanon pixus 560iで印刷

kita-04
キタムラ デジカメプリントサービス

一目瞭然ですね。560i、デジカメプリントサービス共にオリジナル画像に比べると輪郭がぼやけています。窓枠のシャープさやガラスの透明感など比較になりません。560iは印刷しただけなので「インクの滲み」、デジカメプリントサービスは「ノイズリダクション」のせいでしょう。リンク先の「All Sizes」をクリックして大きなサイズで見ると良く判りますが、オリジナル画像には粒子状のノイズだらけですが、デジカメプリントサービスの方はノイズが綺麗になくなっています。

GRDⅡやGX100、K-7(まだ持っていませんが)が高感度撮影でノイズが多いと感じるのはノイズを消す事よりも解像感を優先しているからかもしれません。同じくH50で撮った画像がGRDⅡやGX100で撮った画像と比較して透明感がないと感じるのはノイズリダクションがオフにできないからかもしれません(レンズの性能差もありますが)。ついつい原寸大の画像を見るとノイズが気なってしまいますけど、意外にプリントする画像については撮影時も補正時も「ノイズリダクションなし」が一番綺麗に見えるのかもしれませんね。

機会があればデジカメプリントサービスで同じ画像を「補正あり」と「補正なし」でプリントしてもらい比較してみたいと思います。残念ながら560iでは「補正なし」でもボケボケなので。(-_-;)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿