Evernoteは本気でヤバイかもしれない

2020年11月11日 | 過去記事

不吉な画像を発見。

何でNotionやRoam Researchと比較しようとしてるの??

やっぱりCEOがEvernoteの事を「最高のメモアプリ」だという風にしか理解してなかったのか...

「メモアプリじゃない!」ってCEOに言える社員はいなかったのか?最悪!

これMicrosoftのCEOがExcelの事を「最高の帳票作成アプリ」って言ってるのと同じくらい危機的な状況ですよ。マクロを削って計算機能を失くしたら、それExcel???

ユーザーならExcel方眼で書類を作成しようが絵を描こうが自由です。全てのユーザーが全ての機能をマスターしてメーカーが想定した使い方のみしかしちゃいけないって事はありませんから。Evernoteを最高のメモアプリとして使っても何の問題もありません。

でもメーカーやサービス提供者が「自社製品や自社サービスがどんな物か」「自社製品や自社サービスの何が優れているのか」くらい理解してないとヤバイでしょ。

Evernoteの優れている所は「自動OCRとPDFや画像の中の文字まで検索可能な事」と「対応アプリの多さ」。この2点がNotionやRoam ResearchやOneDrive、Google Drive、Doropboxとの圧倒的な違いです。PDFの中の文字まで検索にヒットするのはEvernoteとMacのSpotlight検索くらいです。

iOSやiPad OSに対応アプリが多いのもEvernoteの優れた所。対応アプリがEvernote自身が持っていない機能を実現しくれています。ノート数や添付ファイル数が多くなると立ち上がりが遅くなってしまうEvernoteアプリ。どんどんデーター数が膨らむのだから仕方がありません。

それを補ってくれるのが「検索に特化したアプリ」や「投稿に特化したアプリ」「1日のメモを1枚のノートに追記してくれるアプリ」「画像投稿に特化したアプリ」「テキストノートだけ同期するアプリ」など補完アプリがいっぱいあるんですよね。

しかし、Evernoteをノートアプリとしか理解していないCEOがアップデートでURLスキームを使えなくしてしまいました。この事で一部のアプリがEvernoteと連携出来なくなっています。Evernoteの強みをEvernote社自身が削っているのです。

「自動OCRとPDFや画像の中の文字まで検索可能な事」まで削ると...Evernoteは終わる。

AppleがMacのファインダーのファイルを条件による並べ替えでなく、Evernoteのように自由に配置できファインダーにテキストが打ち込めるようにしてくれたら、iOSとiPadOSのSpotlight検索をMac並に強化してくれたら、Evernoteは必要ないかもしれませんが。



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