プラチナ万年筆 プレッピー with カーボンインク

2008年09月06日 | 過去記事
色々なサイトで評判のいいカーボンインクがどんな具合か使ってみたくて買ってみました。

評判通りインクフローが良く、付属のインクと比較するとペン先が変わったのかと思える程の滑らかさです。

残念な点はインクフローの良さが災いして裏抜けし易いようですので、ボトルで買って他のメーカーの万年筆で使うのであれば極黒の方がお勧めです。

とはいう物の、カリカリした書き味のプレッピーがペリカーノ・ジュニア並みの滑らかさに変わるので普段使いの万年筆として考えれば「Preppy with カーボンインク」がコストパフォーマンス最強の組み合わせでしょう。カートリッジ4本と本体を合わせても350円程度です。(本体178円@ジャスコ+カートリッジ168円@オフィスベンダー)

ついでに軸に印刷されているバーコードや文字を消してやればラミー・サファリ・スケルトン風の雰囲気に変わります。もちろんお洒落さはサファリの足元にも及びませんが、値段が20分の1程度であること考えると同じスケルトンならプレッピーに軍配が上がるのではないでしょうか?(まあ、私が「サファリは黄色!」と思っているせいもありますが)

軸の文字は、車用の水ヌキ剤をコットンパフに含ませて拭いてやると簡単に取れます。大体この手の印刷物は、アルコール、ベンジン、水ヌキ剤で消せるはずなので水ヌキ剤を試したところ一発できれいに消せました。本体にも影響がないようですのでお勧めかもしれません。アルコールやベンジンを買うより安いというのも水ヌキ剤の魅力です。(200円くらい)