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毎日の読書 「教会の祈り」

私たちはキリストの体の一部 「聖務日課(読書)」より

聖クレメンス一世 神は世の初めからすべての人を信仰によって義とされた

2013-01-19 00:00:00 | 聖クレメンス一世
聖クレメンス一世(紀元30~101年) ローマ司教、殉教者
『コリントの信徒への手紙』
私たちは神の祝福に心を留め、祝福の道がどのようなものであるか見ることにしましょう。初めからの出来事を想起しましょう。私たちの父アブラハムはなぜ祝福されたのでしょうか※1。アブラハムが信仰によって義とまことを実践したからではありませんか。イサクは起こる事を知りながら、信頼を持って喜んでいけにえとして連れて行かれました※2。ヤコブはへりくだって、兄の故に故郷を後にしてラバンの所へ行き、彼に仕えました。そして彼にイスラエルの十二の笏(しゃく)が与えられました※3。

もしある人が、神の賜物一つひとつを偏見無く熟考するならば、それらの賜物の偉大さを理解することでしょう。事実神の祭壇に奉仕するすべての祭司とレビ人がヤコブの子孫であり、主イエスも肉によれば彼の子孫であり、また王たち、君主たち、指導者たちも、ユダを通してもうけられた彼の子孫です。そして、ヤコブの他の笏も、「あなたの子孫は天の星のようになる※4」という神の約束の通り、決して小さな栄誉を得たのではありません。それで、彼らがすべて栄光に満たされて偉大な者とされたのは、自分自身によるのでも、その業によるのでも、あるいは自分が行った業の正しさによるのでもなく、ただ神の意志によるのです。したがって、神の意志によってキリスト・イエスのうちに招かれた私たちも、自らによって義とされるのでも、私たち自身の知恵や理解や敬虔や、清い心で行った業によって義とされるのでもなく、信仰によって義とされるのです。全能の神は、世の初めから全ての人を信仰によって義とされたのです。神に栄光がありますように。 アーメン

それで、兄弟の皆さん、私たちはどうしたら良いのでしょうか。善行をやめ、愛を放棄すべきなのでしょうか。いいえ、そのようなことが私たちの間に起こるのを、主が決しておゆるしになりませんように。むしろ、ありとあらゆる善行を献身的に、また熱心に行うべきです。創造主であり、一切のものの主である神も、ご自分の行われた業をお喜びになるからです。神はその至高の力によって諸々の天を固め、把握しがたい叡智によってその秩序を整えられました。周りにある水から陸を分け、ご自分の意志という堅い土台の上にお据えになりました。また、自らの命令によって、陸の上を歩いている種々の動物を存在するように呼び出し、ご自分の力によって海とその中に生きる物をあらかじめ備えておられ、それらの境を定められました。

これらすべてに越えて最も崇高で傑出した人間を、神はご自分の姿の像として、尊く汚れのない手でお造りになりました。神はこう言われたのです。「『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。』神は人を創造された。男と女に創造された。※5」神はこれらすべてのものを完成されたとき、これらをよしとされ、祝福して仰せになりました。「産めよ、増えよ※6。」ごらんなさい。すべての正しい人は善い業で飾られ、主ご自身もよい業で自らを飾り、それをお喜びになったのです。このような模範にならって、私たちも神の意志をたゆまず果たすようにしましょう。全力を尽くして、義の実践に励むことにしましょう。



年間第一土曜日
第一朗読 シラ書44:1-45:5
第二朗読 聖クレメンス一世 『コリントの信徒への手紙』

※1 創世記12:2参照
わたしはあなたを大いなる国民にしあなたを祝福し、あなたの名を高める 祝福の源となるように。

※2 創世記22:7参照
イサクは父アブラハムに、「わたしのお父さん」と呼びかけた。彼が、「ここにいる。わたしの子よ」と答えると、イサクは言った。「火と薪はここにありますが、焼き尽くす献げ物にする小羊はどこにいるのですか。」

※3 創世記28-29章参照

※4 創世記15:5,22:17,26:4参照
主は彼を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」

あなたを豊かに祝福し、あなたの子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。あなたの子孫は敵の城門を勝ち取る。

わたしはあなたの子孫を天の星のように増やし、これらの土地をすべてあなたの子孫に与える。地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。

※5 創世記1:26-27
神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。

※6 創世記1:22,28
神はそれらのものを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」
神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」



聖クレメンス一世(紀元30~101年 在位 91~101年)
初代教会時代のローマ司教。使徒パウロ、使徒ペトロから教えを受けた、使徒教父の一人。彼がペトロの三代後のローマ司教として一世紀末のローマ教会を治めた。コリントの教会にあてて、その平和と一致を回復させるための優れて手紙を送った。カトリック教会、正教会、聖公会、ルーテル教会などで聖人。

女子パウロ会 聖人カレンダーへ
http://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=112301

ベネディクト十六世の「使徒の経験から見た、キリストと教会の関係の神秘」の連続講話で、ローマの聖クレメンスが紹介されています。エウセビオス(263年ごろ~339年)の時代にも、クレメンスの手紙は、信者の集会で公に読まれていました。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/benedict_xvi/bene_message194.htm

聖クレメンス一世 知恵の泉

2013-01-14 00:05:50 | 聖クレメンス一世
聖クレメンス一世(紀元30~101年)
『コリントの信徒への手紙』
熱心な祈りと嘆願を重ねて、万物の造り主がその愛するしもべ、私たちの主イエス・キリストを通して、全世界にわたって、その選ばれた人々の数を減らさずに保ってくださるよう祈り求めましょう。神はこのイエス・キリストを通して、闇から光へ※1、無知からみ名の栄光の知恵に私たちを招いてくださったのです。それは、全被造物の根源であるあなたのみ名に、私たちが希望をかけるようにするためでした。あなたは私たちの心の目を開いて※2、あなたを知るようにしてくださいました。あなただけがいと高き所におられるいと高き方、聖者たちの中で憩う聖なる方です※3。高ぶる者のおごりを卑しめ※4、国々の企てを砕き※5、低い者を高くし、高い者を低くされます※6。人を富ませ、また貧しくし※7、殺し、また生かし※8、あなただけが諸々の霊に恵みを施し、一切の肉なる者の神※9、地下の大海を見通し※10、人々の行いを見守る方です。あなたは、危険に臨む者たちの助け手、「希望を失った者の救い主※11」、一切の霊の創造者にして監督者、地上の諸々の民を増やし、あなたの愛するしもべイエス・キリストを通して私たちを教育し、聖化し、わたしたちに栄誉を与えてくださいました。

主よ、あなたにお願いいたします。私たちの助け手、また保護者となってください※12。私たちの中で艱難にある者を救い、倒れた者を立ち上がらせ、乏しい者にみ姿を示し、病める者をいやし、あなたの民の迷っている者を正道に立ち帰らせてください。飢えた者に食べ物を十分に与え、私たちのうちの捕らわれの身となった人々を救い出し、病気にかかった人を起き上がらせ、小心な人を励ましてください。あなただけが唯一の神であること※13、そしてイエス・キリストがあなたの僕であり、「わたしたちはあなたの民、あなたに養われる羊の群れ※14」であることをすべての民に知らせてください。

あなたは力ある業によって、宇宙の永遠の秩序をあらわにしてくださいました。主よ、あなたは人の住む大地を造り、世々にわたって忠実な方です。あなたの裁きは正しく、力と威厳は感嘆すべきものです。知恵をもって世を創造し、お造りになったものを思慮深く確立し、目に見えるものに対しては善良さを示し、あなたに信頼する者に対しては情け深い方です。あなたはあわれみ深く、同情に満ちておられます。私たちのもろもろの不法、不義、罪、過ちをおゆるしください。

・・・
私たちの祖先が、信仰とまことをもって敬虔にあなたを呼んだとき※16、彼らに心の一致と平和をお与えになったのと同様に、私たちにも、またこの地上に住むすべての者にも、心の一致と、平和をお与えください。これらのこと、あるいは、さらに偉大なよいことがおできになるのは、あなたおひとりです。私たちの魂の大祭司であり、保護者であるイエス・キリストを通して、私たちはあなたを賛美します。イエス・キリストを通して、あなたに栄光と威厳が今も世々永遠にありますように。 アーメン



年間第一月曜日
第一朗読 シラ書1:1-25 神の知恵の神秘
第二朗読 聖クレメンス一世 『コリントの信徒への手紙』

※1 使徒言行録26:18 第二ペトロ2:9 参照
それは、彼らの目を開いて、闇から光に、サタンの支配から神に立ち帰らせ、こうして彼らがわたしへの信仰によって、罪の赦しを得、聖なる者とされた人々と共に恵みの分け前にあずかるようになるためである。』」

主は、信仰のあつい人を試練から救い出す一方、正しくない者たちを罰し、裁きの日まで閉じ込めておくべきだと考えておられます。

※2 エフェソ1:18 参照
心の目を開いてくださるように。そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな栄光に輝いているか悟らせてくださるように。

※3 イザヤ57:15参照
高く、あがめられて、永遠にいましその名を聖と唱えられる方がこう言われる。わたしは、高く、聖なる所に住み打ち砕かれて、へりくだる霊の人と共にありへりくだる霊の人に命を得させ打ち砕かれた心の人に命を得させる。

※4 イザヤ13:11参照
わたしは、世界をその悪のゆえに逆らう者をその罪のゆえに罰する。また、傲慢な者の驕りを砕き横暴な者の高ぶりを挫く

※5 詩編33:10参照
 主は国々の計らいを砕き諸国の民の企てを挫かれる。

※6 ヨブ5:11 エゼキエル21:31 ルカ1:51-52参照
卑しめられている者を高く上げ 嘆く者を安全な境遇に引き上げてくださる。

主なる神はこう言われる。頭巾をはずし、冠を取れ。これはこのままであるはずがない。高い者は低くされ、低い者は高くされる。

主はその腕で力を振るい、思い上がる者を打ち散らし、権力ある者をその座から引き降ろし、身分の低い者を高く上げ、

※7 サムエル上 2:7 ルカ1:53参照
主は貧しくし、また富ませ低くし、また高めてくださる。

飢えた人を良い物で満たし、富める者を空腹のまま追い返されます。

※8 申命記32:39参照
しかし見よ、わたしこそ、わたしこそそれである。わたしのほかに神はない。わたしは殺し、また生かす。わたしは傷つけ、またいやす。わが手を逃れうる者は、一人もない。

※9 民数記 16:22,27:16参照
彼らはひれ伏して言った。「神よ、すべて肉なるものに霊を与えられる神よ。あなたは、一人が罪を犯すと、共同体全体に怒りを下されるのですか。」

「主よ、すべての肉なるものに霊を与えられる神よ、どうかこの共同体を指揮する人を任命し、

※10 ダニエル・アザルヤ 31
 ケルビムの上に座し、地下の大海を見通される神よ、あなたは賛美され、代々にたたえられ、あがめられますように。

※11 ユディト9:11
あなたの力は人の数によるものではなく、あなたの主権は強者に頼るものでもありません。あなたは虐げられた者の神、小さき者の助け主、/弱き者の支え、見捨てられた者の守り、希望を失った者の救い主。

※12 詩編115:9参照
イスラエルよ、主に依り頼め。主は助け、主は盾。

※13 列王記上 8:60参照
こうして、地上のすべての民が、主こそ神であって、ほかに神のないことを知るに至るように。

※14 詩編79:13
わたしたちはあなたの民 あなたに養われる羊の群れ。とこしえに、あなたに感謝をささげ 代々に、あなたの栄誉を語り伝えます。

※15 詩編67:2,80:4参照
神がわたしたちを憐れみ、祝福し御顔の輝きをわたしたちに向けてくださいますように〔セラ

神よ、わたしたちを連れ帰り 御顔の光を輝かせ わたしたちをお救いください。

※16 詩編145:18
主を呼ぶ人すべてに近くいまし まことをもって呼ぶ人すべてに近くいまし




聖クレメンス一世(紀元30~101年 在位 91~101年)
初代教会時代のローマ司教。使徒パウロ、使徒ペトロから教えを受けた、使徒教父の一人。彼がペトロの三代後のローマ司教として一世紀末のローマ教会を治めた。コリントの教会にあてて、その平和と一致を回復させるための優れて手紙を送った。カトリック教会、正教会、聖公会、ルーテル教会などで聖人。

女子パウロ会 聖人カレンダーへ
http://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=112301

ベネディクト十六世の「使徒の経験から見た、キリストと教会の関係の神秘」の連続講話で、ローマの聖クレメンスが紹介されています。エウセビオス(263年ごろ~339年)の時代にも、クレメンスの手紙は、信者の集会で公に読まれていました。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/benedict_xvi/bene_message194.htm

聖クレメンス一世 神の賜物はなんと驚くべきことか

2012-11-23 00:00:34 | 聖クレメンス一世
聖クレメンス一世(紀元30~101年)
コリントの信徒への手紙

愛する皆さん、神の諸々の賜物は、なんとすばらしく、驚くべきことでしょう。それは、不死の生命、正義の輝き、開かれた心で受け入れられた真理、確信ある信仰、聖なる節制です。これらすべてのものを、私たちはすでに知っています。待ち望む者たちに準備されているものは何でしょうか。世々の創造主、父であるいとも聖なる方、その方だけがそれらのもののありさまと美しさを知っておられます。したがって、約束された賜物にあずかるために、私たちも待ち望んでいる者たちの数に加えられるように努力しましょう。

それでは、愛する皆さん、どのようにすれば以上のことが実現するのでしょうか。もし私たちの思いが神のみもとで確かなものとされるなら、また、神のお望みになること、快く受け入れられることを求めるなら、そして、もし非の打ち所のないそのみ旨にかなうことを成し遂げ、真理の道に従い、一切の不義と悪、貪欲、不和、悪意、悪巧み、陰口、誹謗、神への憎悪、思い上がり、自慢、虚栄、客に対するもてなしの悪さなどを、私たち自身から遠ざけるなら、それは必ず実現するのです。

愛するみなさん、私たちが救いを見いだす道とは、私たちの奉献の大祭司、私たちの諸々の弱さの保護者であり、また助け手であるイエス・キリストです。キリストを通して私たちは天の高みにじっと目を注ぎ、キリストを通して神の汚れない崇高なみ顔を鏡に映すかのように眺め、キリストを通して私たちの心の目は開かれ、キリストを通して私たちの鈍く暗い精神も再び光りを受け手開花し、キリストを通して主なる神は不死の知恵を私たちに味わわせて下さいました。キリストは、神のみいつの「反映であって※1」、「天使たちより優れた者となられました。天使たちの名より優れた名を受け継がれたからです※2。」


11月23日 聖クレメンス一世 殉教者 

※1 ヘブライ1:3
御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。

※2 ヘブライ1:4
御子は、天使たちより優れた者となられました。天使たちの名より優れた名を受け継がれたからです。



聖クレメンス一世(紀元30~101年 在位 91~101年)
初代教会時代のローマ司教。使徒パウロ、使徒ペトロから教えを受けた、使徒教父の一人。彼がペトロの三代後のローマ司教として一世紀末のローマ教会を治めた。コリントの教会にあてて、その平和と一致を回復させるための優れて手紙を送った。カトリック教会、正教会、聖公会、ルーテル教会などで聖人。

女子パウロ会 聖人カレンダーへ
http://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=112301

ベネディクト十六世の「使徒の経験から見た、キリストと教会の関係の神秘」の連続講話で、ローマの聖クレメンスが紹介されています。エウセビオス(263年ごろ~339年)の時代にも、クレメンスの手紙は、信者の集会で公に読まれていました。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/benedict_xvi/bene_message194.htm

聖クレメンス一世 真理の道に従おう

2012-10-31 00:00:00 | 聖クレメンス一世
聖クレメンス一世(30年~101年) ローマ司教
「コリントの信徒への手紙」
謙遜な思いを持ち、節制に励みながら一切の陰口と悪口から遠く離れ、一致の衣を身にまとい、言葉ではなく行いによって正しい生活を送りましょう。次のように言われています。「多く語った人は、次に聞き手にならなければならない。口がうまければそれで正しいと認められると思うのか。※1」

それで、私たちは自ら進んで良いことを行わなければなりません。すべては神から来るからです。神はこう警告しておられます。「見よ、主だ。その報いは主のみ前にある。業に応じて主が報いをお与えになるために。※2」それゆえ、神は、心を尽くして神を信じている私たちが、すべてのよい業に対して怠惰でなおざりにならないように勧めておられるのです。私たちの誉れと確信を神のうちにおき、神のみ旨に服しましょう。神の天使の群れ全体が、そのそばにあって、神のみ旨に奉仕しているさまを考えましょう。聖書は次のように語っています。「幾万人が御前に立ち、幾千人がみ前に仕えていた※3。」そして、「『聖なる、聖なる、聖なる万軍の主、その栄光はすべての被造物を覆う』と叫んでいた※4。」

それで、私たちも思いを一つにし、良心に導かれて一つの場所に集まり、あたかも一つの口をもってするかのように絶えず神に向かって叫びをあげ、その偉大で誉れ在るもろもろの約束にあずかる者となりましょう。次のように言われているからです。「目が見もせず、耳が聞きもせず、人の心に思い浮かびもしなかったことを、神はご自分を待ち望んでいる者たちに準備されたのです。※5」



年間第三十水曜日
第一朗読 知恵の書 6:1-25
第二朗読 聖クレメンス一世 コリントの信徒への手紙

※1 ヨブ11:2-3(七十人訳)
これだけまくし立てられては答えないわけにいくまい。口がうまければそれで正しいと認められるだろうか。あなたの無駄口が人々を黙らせるだろうか。嘲りの言葉を吐いて恥をかかずに済むだろうか。(新共同訳)

※2 イザヤ62:11、箴言 24:12 黙示録 22:12 参照
・見よ、主は地の果てにまで布告される。娘シオンに言え。見よ、あなたの救いが進んで来る。見よ、主のかち得られたものは御もとに従い主の働きの実りは御前を進む。
・「できなかったのだ」などと言っても心を調べる方は見抜いておられる。魂を見守る方はご存じだ。人の行いに応じて報いを返される。
・見よ、わたしはすぐに来る。わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行いに応じて報いる。

※3 ダニエル7:10
その前から火の川が流れ出ていた。幾千人が御前に仕え幾万人が御前に立った。裁き主は席に着き巻物が繰り広げられた。

※4 イザヤ6:3
彼らは互いに呼び交わし、唱えた。「聖なる、聖なる、聖なる万軍の主。主の栄光は、地をすべて覆う。」

※5 1コリント2:9参照
しかし、このことは、「目が見もせず、耳が聞きもせず、人の心に思い浮かびもしなかったことを、神は御自分を愛する者たちに準備された」と書いてあるとおりです。



聖クレメンス一世(紀元30~101年 在位 91~101年)
初代教会時代のローマ司教。使徒パウロ、使徒ペトロから教えを受けた、使徒教父の一人。彼がローマ司教となった時、使徒は聖ヨハネを除いて殉教していた。カトリック教会、正教会、聖公会、ルーテル教会などで聖人。

女子パウロ会 聖人カレンダーへ
http://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=112301

ベネディクト十六世の「使徒の経験から見た、キリストと教会の関係の神秘」の連続講話で、ローマの聖クレメンスが紹介されています。エウセビオス(263年ごろ~339年)の時代にも、クレメンスの手紙は、信者の集会で公に読まれていました。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/benedict_xvi/bene_message194.htm

聖クレメンス一世 神は約束に忠実な方

2012-10-30 00:00:00 | 聖クレメンス一世
聖クレメンス一世(30年~101年) ローマ司教
「コリントの信徒への手紙」
愛する皆さん、来るべき復活のことを主なる神がどのようにして私たちに絶えずお示しになったかを考えてみましょう。神は主イエスを復活させることによって、その初穂とされたのです。愛する皆さん、定められた時に実現される復活のことを見てみましょう。昼と夜とは、私たちに復活を示しています。夜が眠ると昼が起き上がります。昼が過ぎ去ると夜がやってきます。さらに、例として収穫を取り上げてみましょう。種まきはどのように、また、どのような方法で行われるのでしょうか。種をまく人が出て行って※1、一つ一つの種を地上にまきます。種は乾燥していて裸のまま地に落ちてゆき、分解します。しかしながら、主の偉大なはからいはその分解からそれらの種を復活させ、一粒の種から多くのものを成長させ、実を結ばせるのです。※2

・・・

神は、そ偉大なことばによって万物を造り、また、そのことばによって万物を破壊させることもおできになります。「『なぜそんなことを』と神に向かって言える人がいるでしょうか。」※4 「あなたの強固な力に誰が逆らえるでしょうか。」※5 神はお望みになるときに、お望みになる方法ですべてを行われ、そのおさだめになった事柄から、何一つこぼれ落ちることはありません。すべてはその御前にあり、その計画から見逃されるものは何一つありません。事実、「天は神の栄光を物語、大空はみ手の業を示します。昼は昼に語り伝え、夜は夜に知識を送ります。話すことも、語ることもなく、その声は聞こえない※6」のです。




年間第三十火曜日
第一朗読 知恵の書 3:1-19
第二朗読 聖クレメンス一世のコリントの信徒への手紙

※1 マタイ13:3参照
イエスはたとえを用いて彼らに多くのことを語られた。「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。

※2 ヨハネ12:24 参照
はっきり言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。

※4 知恵12:12
「何故そんなことを」と、あなたに向かって言える人がいるだろうか。あなたの判決に異議を唱える者がいるだろうか。あなたが造られた諸国の民を/あなたが滅ぼされたからといって、だれがあなたを訴え出るだろうか。あなたに逆らう者たちの弁護を買って出て、あなたと争う者がいるだろうか。

※5 知恵11:21
常に偉大な力を備えておられるからである。あなたの御腕の力にだれが逆らえよう。

※6 詩篇19:2-4
天は神の栄光を物語り大空は御手の業を示す。
昼は昼に語り伝え夜は夜に知識を送る。
話すことも、語ることもなく声は聞こえなくても



聖クレメンス一世(紀元30~101年 在位 91~101年)
初代教会時代のローマ司教。使徒パウロ、使徒ペトロから教えを受けた、使徒教父の一人。彼がローマ司教となった時、使徒は聖ヨハネを除いて殉教していた。カトリック教会、正教会、聖公会、ルーテル教会などで聖人。

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http://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=112301

ベネディクト十六世の「使徒の経験から見た、キリストと教会の関係の神秘」の連続講話で、ローマの聖クレメンスが紹介されています。エウセビオス(263年ごろ~339年)の時代にも、クレメンスの手紙は、信者の集会で公に読まれていました。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/benedict_xvi/bene_message194.htm