お昼の苦悩。

会社に変なパートさんがいる。
年齢不詳だが、ウワサでは、40代らしい。もちろん独身。
顔はうたばんに出る「まりで占いをするおばあちゃん」に似ている。
服装は、松尾伴内を彷彿とさせる。
持ち物は、リュックにスーパーでもらうビニール袋をたくさんぶら下げて歩いている。

そんな奇妙な人が、最近私の真正面でお昼ご飯を食べるようになった。
理由は単に「席が空いていたから」というだけだろう。

同期が来る十数分の間、たまらなく苦痛だ。
意味のわからない事を話しかけられるからだ。
とにかく会話が成り立たない。話が噛み合わないのだ。
楽しいお昼が暗い気持ちになってしまう。

しかし、そこは大人として、ちゃんと笑顔で（むりやりにでも）話を合わせる。
無視などしない。
彼女はきっと私の苦痛には気づいていない。
それどころか、日々話かけられる言葉数が増えている。

産休まであと1ヶ月半。
耐えられるだろうか。。。