義母と義姉

私は結婚してすぐ、だんなの実家で暮らしている。
といっても、同居ではない。
同じ敷地内にいるだけで、家はまったく別。二世帯とかでもない。
一番近いご近所といった感じ。

義母は一つの会社で正社員として30年間、働きあげた人。
係長まで昇進しただけあって、あの歳にしては珍しく、
働く女性を理解しておられ、私のことを干渉することなどない。
というか、そんな干渉する時間なんてないのだ。
なにせ退職して、ヨガに畑仕事に料理教室に着付け、
あらゆる趣味で忙しいのだから。
おかげで、同じ敷地内にいても、実に気楽にさせてもらっている。


義母は一人ではなく、娘と暮らしている。
つまり、だんなの姉。私にとっては小姑だ。
まだ結婚していない。

この義姉も、実にさっぱりしている。
彼女のテリトリーさえおかさなければ、良い。


そんなさっぱりした人たちで本当によかった。
これが、もし、2人共がネチネチした人達だったら、
今頃、敷地を出ていることだろう。
もしくは、このブログが義母と義姉のことを毎日つづるブログになっていただろう。