Hyper-研究所@宴

春風の 花を散らすと見る夢は 覚めても胸の さわぐなりけり

47氏、有罪判決

2006年12月13日 20時18分55秒 | Weblog
「Winny」開発者の金子勇氏に罰金150万円の有罪判決 - INTERNET WATCH
「徹底抗戦する」――Winny開発者、控訴へ - ITmedia News
Winny開発者と弁護団事務局長が語るWinnyと裁判の問題点 - アスキービジネス

ついにWinny騒動の原点、47氏こと金子勇氏に判決が下されました。
その内容は、聞いて呆れる有罪判決。
弁護団は当然控訴する方針のようです。

ただ、今回の判決では技術に対する制裁と言うより、金子氏の思想に対する制裁の色が濃いのが気になります。
「著作権侵害を蔓延させるために開発した」などと、現行法に反することを認めた上で開発していた以上、
幇助の罪に問われても仕方がない、という見方も出来なくはない気がします。

しかし、これに納得してはいけません。
金子氏が制作したプログラムは自らの思想の著作物であり、これはたとえば現行法を批判する書物と同じ類の物です。
なぜ、書物は許され、プログラムは許されないのか、この点が一介のプログラマにとって非常な疑問です。

それから、地裁は基本的に行政重視の判決を出すらしいですね。
ご機嫌を取らないと左遷されるとかされないとか・・・
というか、最高裁裁判長は内閣によって指名されるというのがビミョーな気がします。
それじゃ司法が行政の言いなりになっても仕方がないじゃん。とかね。

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