Cool Flame Blog

小物から大きなものまで。独自の視点で「より良いもの」を幅広く。タブレットPCから始まって拡張しました。

ThinkPad Tablet 2が欲しい

2012-10-31 18:38:43 | Thought

ThinkPad Tablet 2が出ますね。Windows 8 Proが使えて、しかもペンが使えて、しかもキーボードもあって、軽いし薄いしで、とても魅力的。

そもそも、初代ThinkPad Tabletは、Androidでしたが、マーケットリサーチにはとても役立つガジェットだったと思います。本気で「ThinkPad」として使うのであれば、やっぱりWindowsかな。

さて、X201 TabletでWindows 8 Release Previewを使っていて、CPUがフル稼働だった理由がわかってきました。NAVERのNドライブが自動ログイン状態の場合に、どうやら難があったようです。PC起動後もログインしない状態のままだと、特に熱くなることはありませんでした。

ということは、アプリケーションがまだWindows 8に対応していない場合に、まだまだ悪さをするものが出てくる可能性が高いということかもしれません。

ちなみにNドライブはWindows 7を起動しているときも、若干、動きが悪かったように感じます。通信がしょっちゅう途絶えましたから。試してみないとわからないものですねぇ。

そんなこんなで、Windows 7マシンをWindows 8 Proに乗り換えても問題ないだろうか? という疑問については、コアなユーザーでなければ大丈夫そうだ、という見解。ただ、自分は乗り換えるつもりがないんですけどね。

とりあえず、ThinkPad Tablet 2を購入しようと目論んでおります。仕事にもつかえるといいですね。ただ、ThinkPad X1 Carbonの次世代バージョンも捨てがたい。NECの900gを切るLavie ZやlenovoのYOGAを見ると、次のThinkPadのスペックが見えてくるような気がします。ThinkPad X2とでも呼びましょうか。Lavie Zと同サイズで若干厚め、180度開閉のクラムシェル13.3型タッチパネルWindows 8 Pro。こんな仕様の製品が出てほしい。Core i7で8GBメモリ、SSD256GB。これで12万円台だったら、即、買います。

やっぱりMac Book Airのライバルとして頑張ってほしいんですよね。ただ、現在のThinkPad X1 Carbonは、ちょっと大きい。自宅で外付けディスプレイを使う分には、14インチなんて要らないんです。外出先では臨時作業ですから、13インチもあれば十分かな? 携帯性を考えるなら、Tabletでもいいです。

ただ、Tabletの場合はスペックが問題ですよね。ThinkPad Helixという選択肢が今後、あるのかどうかはわかりませんが、気持ち的には、13インチで狭額縁のタブレットとして使えるなら、こういうのがいいんですよね。

YOGAのような発想はすでに5年前くらいからありましたけど、どっちかというと、ディスプレイを分離できたSkylightのほうが正しい方向性だったと思います。

そんなこんなで、結局何が言いたいのかというと、ThinkPad Tablet 2とThinkPad X1 CarbonのいいとこどりをしたThinkPadが欲しい!と言いたいのです。13型のタブレットがほしい! 高解像度のディスプレイで10時間バッテリー。夢が膨らむスペックですわ。

で、iPad miniは、バランスがいいですよね。はっきり言って、iPad mini Wi-Fi+Cellularをカーナビ代わりにしたいです。あぁ、iOS 6のMapがもう少し良くなってくれればいいのに。AppleのMapナビシステムとiPad miniが同時に使えるという目論見があったはずだと思うのですが、Mapが不評だったのでそれもかなわず。でも、だれもiPad miniをカーナビとして使う、という記事を書いていないようなのが解せない。気付かないのかな?

まぁ、いいでしょう。

あ、あと、Appleがネットラジオ参入かとかいう記事がありましたけど、遅いですよね。はっきりいって、Apple TVの話が出るくらいからさっさとやって欲しかった。というかむしろ、どうしてGoogle TVとかSmart TVとかいろいろ囁かれている段階で、ラジオに注目しないのか、解せないと思っていました。気付かないのかな?

Googleメガネとか、IBM入社初年度のIBMフェアですでに「ウェアラブルPC」というジャンルのThinkPadのプレゼンしてましたから、概念は全然新しくないとは思ってましたけど、まだ早すぎたですよね。でもどうしてあのころ、Tabletという発想に行かなかったんでしょう、世の中が。

そういえば、Googleが自動車の自動操縦システムの路上実験の認可を受けたみたいですけど、29年前のHITACHIの未来コンセプトカーシステムを思い出しましたよ。科学万博つくば'85でやってましたね。懐かしい。

本当に新しいものって、実はそんなにないですよね。

とりとめもないけど、とにかく予想を書いてみた

2012-10-04 02:39:35 | Thought

勝負というのは3者以上で成り立ちます。日本のケータイ3社と言えば、docomo、au、Softbankですね。タブレットで言えば、これまでAppleのiPadとGoogleのAndroidが戦ってきましたが、ここにMicrosoftのWindows8のシリーズが加わります。ハードウェアで話をすれば、AppleとSamsungとの闘いが続いていますが、日本のSonyやPanasonicのRegzaも頑張っています。今月中にはMicrosoftのSurfaceは参入してくるのが楽しみですね。

そしてついにMicrosoftがスマホ産業にも参入してくるらしいです。Windows Phoneで独自ブランドを投入するとか。個人的には、早くそうすればよかったのに、と思っています。

Microsoftがタブレットやスマホで参入してくるのは、いわば業界に基準を作ることになるのだと思います。つまり、「Windows 8のタブレットはSurface以上のものにしてね」「Windows Phoneは我々が作るもの以上のものにしてね」という基準です。

パソコンは、Windows搭載ということ以外の制約はなかったと思うんです。各メーカーがそれぞれのオリジナリティーで戦えばよかったから。AppleのMacを選ぶか、Windowsを選ぶか、という二大選択肢の中で、ほとんどの人はWindowsパソコンを選んできました。PC業界で言えば、Windowsの圧勝でしたから。

ところが、タブレットとなると異なりますよね。なぜなら、タブレットのマーケットで6割がAppleのiPadで、残りの4割をAndroidが占めているという状態。その中でWindows 8のタブレットを投入するということは、少なからずAppleに勝てる製品でなければならないわけです。しかしながら、iPadに勝てるものをいきなり作れるんでしょうか。

無理です。ハードスペック的に、無理です。iPad2を超えるものはスペック的にできるかもしれませんが、新しいiPad(2012)を超えるものは無理です。多くの特許をすでにAppleが取得していますし、なんと言っても、Windowsパソコンで様々なスペックのものが出回っている以上、「どうしようもないWindows8タブレット」をどこぞのメーカーが作る可能性も否定できません。

中途半端な製品が多数出てきてしまっては、Windows8タブレットの価値が下がりかねません。ですから、少なくともSurfaceのインパクトを超えるもの、スペック的にも営業的にもSurface以上のものを求めないと、少なくともiPadには太刀打ちできませんよ、Androidの各社タブレットに勝てませんよ、という基準を作らないといけません。

それに、タブレット業界は、これまでのパソコン業界と比べてみれば、新規マーケットです。数年前には存在しなかった市場。ですから、独自ブランドのプロダクトを投入するのは当然と言えます。

これまでPCを使わなかった人でもタブレット端末は使います。iPadを見てればわかりますね。ということは、PCユーザーが減るというよりも、タブレットユーザーという新しいジャンルができる、ということ。PCの売り上げをタブレットが食って行くんじゃないかと一部のメディアが述べていますが、いえいえ、そうではありません。PCのディープユーザーは、これまでどおりPCを使いながらタブレットも購入します。これまでPCをもっていたけどタブレットに移行しようという人は、ほとんどの場合、PCを使いこなすことができていないライトユーザーです。

つまり、PCの売り上げが下がるんじゃなくて、これまでに使えないのにPCを買わされてきた人たちが、タブレットに移行する、ということです。

ということは、ユーザーは、端末を使うレベルに応じて、選択肢が増えたということ。

で、ここにWindows Phoneが入ると、面白いことに。スマホも、iPhone、Android、そしてWindows Phoneの3者が戦うことになります。

iPhoneの利用者は、特にPCを使わない人でも多いです。Androidについては、流れで買っています。Windows Phoneを買う人の多くは、Windowsパソコンを使う人が多いことでしょう。パソコンユーザーのほとんどがWindowsを使っている以上、iPhoneを超えるスマホでなければユーザーは納得しません。Androidにもすばらしいプロダクトはありますが、トータルバランスという観点でやっぱりiPhoneという「機種」に勝てるものがない。

Windows Phoneの可能性はかなり大きいのですが、ほとんどのメーカーが、すでにAndroidでスペックの基準を作ってしまっています。このままWindows Phoneを投入しても、「AndroidのWindows版」みたいな印象でしかないプロダクトが出てくるのは必至でしょう。

だからこそ、Microsoftは独自のハードウェアを投入して、「Windows 8 Phoneは、こんなんです!」という基準を示して、少なくとも「これ以上のものを作ってくださいね、皆さん!」というのを暗に示したいはずです。

だから、Windows 8 PhoneをMicrosoftが独自ハードウェアで投入してくるのは当然だと思うのです。

スマホの選び方が、今後、変わってきます。

iPhoneのiOSとiCloudを使うのか?

AndroidのGoogleサービスを使うのか?

MicrosoftのWindowsプロダクトを継承するのか?

という選択肢になっていきます。一般的なユーザーはあまり意識していませんが、どの機種を使うかというよりも、どのクラウドサービスを利用するのか、という選択肢を迫られているのです。

そのことをAppleもGoogleもMicrosoftも意識しています。だからGoogle DriveもiCloudもMicrosoft SkyDriveも、揃いも揃って「5GBフリー」という水準でスタートしているわけです。

勝負はパソコンとかケータイとかスマホとかタブレットとかそういう次元ではなく、「クラウド」に変わっています。クラウド利用者の数が、今後のコンピューター業界の勝敗を分けるということを彼らは知っています。

だからLenovoも独自クラウドを頑張って立ち上げているんです。日本ではほとんど認識されていませんが。

で、IBMがMicrosoftでPCを引っ張ってきたように、lenovoもWindows 8タブレットが本命。Android版ThinkPadタブレットは、あくまでもリサーチ的なプロダクトです。本命は最初からThinkPadタブレットWindows8です。この開発はすでに始まっています。Microsoft Surfaceを超えるような製品を計画しているはずなんですよ。

ということで、この冬の商戦で見えてくるLenovoの新しいThinkPadタブレットWindow8を買おうと考えているんですが、「メインマシン」として使えるスペックのものが出てくるのかどうか、というのがポイントです。

Android版のThinkPadタブレットの「厚み」を考えると、ハード的にはWindowsで同じ大きさのものは作れます。おそらく、新しいiPadとほぼ同じ厚みのものを出してくると思います。重さはちょっとiPadよりもちょっと重いくらい。で、キーボードは数パターンを用意してくるんではないか、と予想しています。ひとつは、キーピッチ19mmのフルサイズキーボードです。このサイズは「キーボードの打ち易さ」ベストのプライドから、絶対に用意してくる、というよりも用意してほしい。

2013年は、iPadとWindows8タブレットの利用者数が全体の8割を占めるようになると思います。Androidはどうするのか、楽しみですね。おそらく、iPad:Windowsタブレット:Androidタブレットが、4:5:1くらいになるんではないか、と。で、ノートPCはMac:Windowsが4:6くらいに。これは、Windowsライトユーザーの多くがタブレットに移行するから。で、端末出荷数はPC+タブレット+スマホのトータルとしては倍増です。

あー、整理して書きたいな、この内容。ぐちゃぐちゃでごめんなさい。

やっぱり注目のThinkPad X1 Carbon

2012-09-22 01:22:54 | Thought

気まぐれに更新。

だいぶ時間がたちましたが、一番使っているPCはまだX201Tabletです。

また、新しいiPadも併用しながら、お仕事ができるようになりました。

今、目をつけているのは、やっぱりThinkPad X1 Carbonなのですが、急ぐ必要もないと思うので、来年になっておそらくLenovoから発売されるであろう新型ThinkPadのウルトラブックWindow8バージョンを買いたいと思っています。おそらく、タッチパネル搭載になることと思いますね。値段は14万円前後かなぁ。

これまでの想像は大抵あたることが多いですね。やっぱりもともとThinkPadの製品開発に携わっていたことがあるからでしょうね。大和事業所で。

という告白はさておき、Appleの動向とLenovoの動向を見ていると世界のPC業界の動きが見えてくるようで楽しいです。

ちなみに、Windows7パソコンにWindows8を載せると、CPUがガンガンに熱くなることをX201Tabletで経験しておりますので、正直、Window8にアップグレードできるキャンペーンには全く魅力を感じておりません。製品版Windows8に完璧にチューニングされたThinkPadをお勧めいたします。

今後のPCユーザーは、どのメーカーのどのPCを使っているかとか、どのスマホを使っているか、ということよりも、どのクラウドやキャリアを使っているか、というところがポイントになっていくことと思われます。

つまり、Microsoftのクラウドをメインに使っているのか、Appleのクラウドをメインに使っていくのか、Googleのクラウドをメインに使っていくのか、ということです。加えて、データ保管・管理としてDropboxやSugarsyncやBoxやら、どのように使いこなせるかというところがミソ。

世の中はハードやソフトから、クラウドに推移しました。

同時に、スマートホンもどのクラウドと連携を取るか、というところがポイントです。

現時点ではやはり初心者はAppleがいいですね。玄人ならGoogleも使いこなせますが、はっきりいって親切設計ではありません。タブレットもiPadが一番優しいので、開発者以外の方はAppleクラウド型に落ち着くことをお勧めします。

開発者は、おそらくすべてのクラウドに通じていなければならないと思います。そういうわけで、現在、管理人はすべてを使っています。

また、ケータイキャリアについても、au、Softbank、docomoの3キャリアはしっかり押さえておきたいところ。でも現時点で、auとSoftbankがdocomoの顧客を奪っています。この勢いはおそらく今後の2年間は変わらないものと思われます。今なら、Softbankでもauでも、好みのほうを選んで良いと思います。

はっきり言って、iPhone5は”買い”です。自分は年末に現在のAndroidが、2年契約満了をあと5か月残している状態でも買い換えようと思っています。

それとともに、e-mobileのLTEルーターがお得。月額4千円未満というのはすごいです。

はっきり言って、らくらくフォンみたいなケータイ+モバイルルーター+iPad+ウルトラブックの組み合わせがあれば、鬼に金棒のように感じています。

とはいえ、仕事上、スマホを使わないわけにはいきませんので、AndroidとiPhoneの2台持ちを検討しています。

そうなると、2キャリアということになります。

月々の通信費が約2万円ということになりますね。これでも昔よりは安くなったのではないでしょうか。

そんなこんなで、ちょこっと専門的なことをさっくり書いてしまいましたが、アクセスが多いようでしたらまた書きます。

そろそろ本格的に個人ブログを初めてもいいかな、と思うようになりました。

食べ過ぎの件

2011-11-01 11:58:47 | Thought

事故に遭って、生活が変わってしまったことが多々あります。

例えば、毎週通っていたテニススクールを、退会しなければならなくなりました。ムチウチの状態が良くなって、また元気に運動できるようになったら、再開しようとは思っていますけどね。

肩凝り、背中の凝り、頭痛がするので、今までのような思考ペースで仕事を進めることが辛くなってきました。常にだるく、すぐに疲れてしまうので、なかなか仕事が手に付かない。イメージは沸くのですが、体が動かないんですよね。

車の運転が変わりました。運転ができるだけマシなんですけど、疲れやすくなっているので、長時間の運転は不可能です。

で、ご飯とお菓子は美味しいのです。だから、食べてしまいます。そんなわけで、事故以後、あっという間に4キロほど体重が増えてしまいました。

体重が増えるっていうのは、実は健康上の問題としては大きなもの。だって、それによって弊害がたくさん出てくるじゃないですか。腰にも負担がかかりますし。不摂生で体重が増えるというよりも、思うように動けなくなって体重が増えるというのも、本当に不本意でなりません。

とはいえ、もっともっと苦しい思いをしている人、もっともっと自由を得ることができていない人が、世の中にはたくさんいるわけです。そういう例をたくさん見てきました。

ですから、今の自分がこれまでのように動けないことを嘆くよりも、今の自分にでもまだまだできることがたくさんあることを喜んで、静かに生きていくという気持ちが大切なのだと思います。



子供の理論

2011-09-09 01:44:24 | Thought
自分の不幸を、過去と環境のせいにする人間は、子供だ。

こんなことをこのブログで書きたいとは思わなかった。でも、今まだ他の媒体がないのであえてこの場を使って言う。

世の中の成人たち、大人になれ。

自分が不幸なのは、誰かのせいなのか?

自分が不幸なのは、過去のせいなのか?

自分が不幸なのは、環境のせいなのか?

結局、今の自分に、自分で自分を幸せにする能力がないだけじゃないか。

他人を幸せにしろなんて言ってない。

世の中を良くしろとも言ってない。


ただ、自分で自分を幸せにできない子供に、大人のラベルは貼れません、と言いたい。


誰もが苦しんでる。

誰もが痛がってる。

誰もが悩んでる。


自分だけだと思っているのは子供の証拠。

自分は不幸なんだと思っているのは子供の証拠。


大人は、自分で道を作る。自分で考えて自分で行動する。


「学生脳」「社会人脳」という言葉も使われるが、言われたことしか出来ない人と、自分で考えて行動する人は、はっきり言って社会貢献度がまったく違う。

子供は、受けて当然、という態度で親に文句を言うだろう。親とは同じことが出来ないという事実は棚にあげて、自分の主張を通すために親に対して生意気な態度をとる。

年齢だけ大人で精神が子供の人間は、不満と文句を言いはするが、その不満や文句の対象となる人間の代わりすらできない。その人の仕事を代わりに果たすことも、同じ役割を担うこともできない。より良い成果をあげることなんて出来ない。


答えを出せないのに問題に対して抗議している。


自分に出来ないことだらけなのに文句と不満をぶつけて自分の不幸を呪う。


子供の極み。


そういう人間は、いつまでも子供部屋で、子供同士で遊んでてください。


私はそういう人間でありたいとは思わない。今の自分が大人になっているとは言わないが、少なくとも大人になろうとしている。


いつまでも子供のまま、いつまでも学生気分でいたいと思う人間は、


寄って来なくていい。


私は先に行く。付いて来なくていい。






あ~、ちょっとすっきりした。


もっともお金が必要な学術分野

2011-08-30 01:14:03 | Thought

とある大学の先生と話をする機会がありました。

一番、お金が掛かる学術研究は何か?

理学、工学、文学など様々ですけど、やはり理学ではないかと。というのは、工学は理論の上に成り立っていて、開発に掛かる時間や予算をある程度見積もることができる。文学は高額な機器等は不要。でも理学は、開発ではなくて探求と発見の旅。だからこそ、まだ見ぬ大発見のために、その分析のために、成果が出るかどうかに関わりなく、時間も人もお金も掛かる、ということなのです。

確かにそうだと思います。一台数百万円する機器の多くは、測定に関するものだったりします。精密な測定や管理が必要であればあるほど高額ですよね。

そして、医療でも農業でも工業でも、実際には自然界の様々な発見の上に成り立っているわけで、発見したこの応用なわけです。だからこそ、本来は発見のためにコストを掛けなければいけないんですが、多くの場合、理学系の先生たちは「趣味でやってるんでしょ?」と言われてしまう。

そうかもしれません。趣味かもしれません。でも、そういう人たちの地道な働きの上に、現代の科学技術の全てが成り立っているのも事実ですからね。

もちろん、どんな学術分野も大切だと思います。ただし、絶対的に掛かるコストが違う。にも関わらず、多くの人は、同じだけの予算を割り当てることが公平なことと勘違いしているような節を感じてしまうのです。

発見と分析なくしては、次の開発は有り得ない。そういうスタンスで、自分もいろいろなことにチャレンジしていきたいと思いました。



安楽死の合法性、賛否両論の次元

2011-08-28 20:26:56 | Thought

不治の病からの解放などを目的として安楽死が合法的に認められる国がある、ということを、つい先日、とあるサイトのコラムで知ったんです。そしてそうした法律に対して賛成している国民が何パーセントなのか、というデータもありました。

いきなりこんな重いテーマをこのブログで書くべきかと悩んだのですが、もっと自分を出してみようと思って、率直に書いてみようと思いました。

いろんな人が、安楽死の是非について論じているんですが。

関心を持たないよりはいいのかもしれませんけどね。

実は私は、ボランティアという考え方が好きではありません。意味が分からないんです、ボランティアって。

それが安楽死とどういう関係があるかというとですね、、、

結局、私たちが今こうしてブログを読んだり書いたりしているこの瞬間にも、恐怖のどん底にいる人、苦しみに耐えている人、死をただただ待っているだけの人っていうのはたくさん存在するんですよね。自分の前に居ないから、とか、自分とは直接関係ないから、ということでほとんどの時間帯にそういうことを考えることは少ないのではないでしょうか。

でも、この瞬間にも、苦しんでいる人がいるわけです。

で、安楽死の是非について論じている本人は、実はあまり苦しんでいない。苦しんでいる本人ではなかったりする。

大切なのは、安楽死の是非を論じるよりも前に、苦しんでいる人が存在するということを日常的に意識して生きていくということだと思うんです。そうやって生きていると、今の自分がそれなりに恵まれているということを理解できて、とにかく明日が無事にやってくることを疑わずにいられることだけでも感謝できる。

自分が生きていられること、死に面する苦しみの渦中にはいないことを、もっともっと感謝できると思うんです。

ところが、周囲の多くの人たちを見ていると、裕福になることやレジャーを楽しむことや他人の持っているものをうらやむことに思いが向いていて、感謝どころがいがみ合い。競争。

なんて悲しいんでしょう。

そして苦しんでいる人を助けに行くということを「ボランティア」と称して、結局は自分の人生の「糧」になるそうした活動を無償の奉仕と勘違いしている。

世の中の多くの「ボランティア」と称するものは、実際には、社会勉強になることばかり。自分が普段、経験しないことを、賃金目的ではなく経験できる。つまりそれって社会勉強。

本当のボランティアって、困っている人を助けることなんでしょうか。

困っている人を助けることって、ボランティアとかの次元じゃなく、当たり前のことではないんでしょうか。

被災地支援のボランティア?

被災した人たちのことも心配ですが、もっと身近にも、助けを必要としている人はいるんじゃないですか?病気の人、虐待を受けている人、悩んでいる人。そういう人を無視しておいて、社会的に取り上げられて注目されている被災者を助けに行くこと「ボランティア」と称して自己満足している人が、実際にはかなりいるように思えるんです。

被災地には行くけど、親族の介護はしない。被災地には行くけど、うつ病やノイローゼの友人・知人には見向きもしない。被災地には行くけど、家族や親族はほったらかし。

結局、ボランティアが自己満足に過ぎないように思えるんです。

安楽死の合法性のニュースも、ボランティアのニュースも、根底に流れている悲しい現実は共通だと思います。

結局、自分が苦しい思いをしないと、他人事。対岸の火事。普段は何も考えていないのに、話題に上ったときだけ考えるとか議論するとか参加するとか。

今この瞬間にも、苦しんでいる人がいる。死の淵にいる人がいる。絶望している人がいる。

それを意識することから始めないと、人間は自己中になっていくのだと思うんです。

そういう私はどうかって?

少なくともここに書いたことぐらいは当たり前のようにやってますよ。被災地には行きませんけどね。だって、もっと近くにも苦しい思いをしていて助けを必要としている人がいて、そっちに時間とお金を使っているんですから。被災地に寄付もしたことがありません。だって、身近の苦しんでいる人にお金を使っていますから。


次のThinkPadは

2011-08-16 21:28:00 | Thought

ThinkPad Tablet + Windows 8という組み合わせで決まりですね。2012年には必ず出ると思います。Windows 7の普及率が高いのでこの先の動向が分からないのですが、おそらくWindows 8と7の互換性はかなり高いものにしてくるのではないでしょうか。Windows 7に「XPモード」というのがあったくらいですから、Windows 8でWIndows 7のソフトをサクサクと使える仕様は必ず整えてくるでしょう。

そしてWindows Phoneとの連携。これが、Windows 8の醍醐味でもあります。MacユーザーがiPhoneを使いこなせることに対し、WindowsユーザーがWindows Phoneの魅力を最大限に引き出せることは言うまでもありません。

で、注目のPCですが、やはりThinkPadから離れる気はありません。ただ、X1が発表された当初はX1の後継機種にしようと思っていたのですが、先だってAndroid 3.1のThinkPad Tabletが発表され、「いやいや、この流れなら間違いなくThinkPad Tablet Windows 8バージョンが出るだろう」と深読み。2012年の春モデルで、X201Tから移行しようと考えています。

そもそも、キーボードなんていうものはPCと一体でなくてもよい。デスクトップPCだって、キーボードは別じゃないですか。今までのノートPCは本体とキーボードが一体でしたが、これからは単純に、本体とディスプレイが一体になるということです。別に対して難しいことじゃないですね。で、CD-ROMよりもUSBメモリのようなカードタイプのデバイスがもっと使われるようになると、ますますCD-ROMドライブは不要になります。DVDを観たいなら、家の大画面TVで観ましょう。Tablet PCはあくまでも、短い動画を観るためのもの。長い映画は大画面のほうが絶対にいい。ものめずらしくてTablet端末でドラマや映画を観ようとする人がいたとしても、きっとまた彼らは大画面テレビに戻っていきます。

そういう見方をすると、Appleが「Apple TV」なるものを出して、ついでに大画面液晶モニターも出しちゃったというのは、こういうユーザーの見方をちゃんと考えているのだなぁ、と思います。「長時間動画は、ちゃんとソファーに座ってくつろぎながら、大画面で観ろ」ということですね。

はい、そうします。

でも、自宅のパソコンをiMacに変えようとは思えないので、しばらくはiPad+iCloudの環境と、ThinkPad+Windowsの環境の併用にします。そしてそれらを補完し、繋いでくれるのが、スマートホンなんです、私の場合は。