保護犬グレースの預かり日記9/30～10/8

以前、私はオヤツや御飯など食べ物を目の前にし、我慢をさせる「待て」を嫌悪しておりました、
いはるやグレースを預からせて頂き、色々勉強する中で「待て」に対する考えが変わりました。

公道などワンコにとって(連れている飼い主さんなども)身体・生命の危険がある場所で
安全を図る為、ワンコの行動を抑制する必要が発生した場合、この「待て」を理解し、連れている人間に
注目出来るのは、非常に重要な能力だと分かりました。

ワンコにとって最重要ともいえる食べる事を我慢出来るのは、人間に対して強い信頼が無いと出来ない事のようです、
フェアリーハウスでも御飯時に指示が出てから食べる訓練をされており、下地は出来ていましたので、
グレースに対し「待て」の訓練をしております。

当家でも通常は「待て」→「よし」なのですが、少し言葉を変えて、こちらの意図が伝わるのかも試してみました、
少し迷うようですが大体こちらの気持ちや空気を察してくれます。



動画では待たせるのが少し長めです、何時もと「褒め」など色々と違いがあったのでグレースは戸惑っておりました。

「食べ物を我慢させるのは可愛そうだ」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません、お気持ちはよく分かります、私がそうでしたから。
でもワンコは私が思っていた以上に賢く、理解力のある生き物でした、グレースは最後にはちゃんと食べる事が出来るのを
理解しています、失敗しても怒られない事だって分かっていて、フライングはほとんど無しに訓練に付き合ってくれています。

かわいいだけでは無くワンコって凄い生き物だと思います。





　　　
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。