鉄肝(tekkan)

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小さな事からコツコツ整備(マフラーガード篇)

2011-05-11 23:23:23 | 単車
便利で楽しい乗り物の単車ですが、苦手としている部分が「荷物を運ぶ」って事であります。

荷物が少なければキャリヤに積んだりデイパックで背負ったりしますが、荷物の多い
キャンプとなりますと、まるで荷物が走っているように見えるくらい、知恵を絞り工夫して
積載する事になります(実は装備のシェイプも含め、大変に楽しい作業です)。

よく単車は馬に例えられます、馬が活躍していた時代の道具が今でも単車用として
伝わっている物にサドルバッグ(「振り分けバッグ」「サイドバッグ」)があります。
懐かしい?TW225の旅姿を御覧下さい、シートの両脇に下がっているのが、件のバッグです。


重心を低くする事が出来る有益な積載ツールですが…問題点も(;´Д`)
単車ってのは「剥き出しのメカ」でありまして、エンジンから出て後方に伸びる排気管。
 
その後端部のマフラー(サイレンサー)は、少し走っただけでもチンチンに熱く、
化繊などは簡単に溶かしてしまうほどです。


接触しても熱を軽減する器具も売られています(最初から車に付いている物もあります)。
メーカー純正のマフラーカバー(写真↓左)。私が使っていたTANAXヒートプロテクター(写真↓右)。
 

何時もは外していたいのと、もう少しスマートにならないかと考え自作する事にしました。
材料はカーボンフェルト。溶接の受けやオーディオの吸音材として使用される物で、
友人の小僧.jp氏に教えて貰った素材です。
なにせ炭素繊維、瞬間耐熱で1300度、連続使用で250度ってんですから心強いヽ(´ー`)ノ


厚さ5mmのフェルトから形をハサミで切り出しました。アルミリベットとドットボタンで
取り外しの効く様な筒状に仕上げます。


出来上がり♪ヽ(´ー`)ノ一時間以内の簡単な作業でした。


装着してみました。
 

バッグを付けてみます、今は空なので浮いていますが、荷物が入れば接触します。
当たり所を確認してみてイケそうな感じがします♪


一時間ほど走行後、恐る恐る素手で触ってみました。
ホッカホカで、熱いと暖かいの中間、十分に触り続けて居る事が出来ます。
表面温度を測ってみますと75℃~80℃って感じです、
もう少し上がってもバッグを溶かす事は、無いように思います。
 
気になる事は、付け外しの為にドットボタンを使用していますが、
熱がまわってバネが鈍ってしまうかもしれないって事です。
もし利かなくなってしまったらステンレス製ホースバンド(ホースクランプ)で
対応しようと思っています。
本格的な試験は週末に…楽しみ~♪ヽ(´ー`)ノ

2011-05-18、追加記事あります。 



   
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。