鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

林道 樫ノ木峠線

2010-03-05 23:58:58 | 単車
周囲が順番に風邪で倒れてしまうので暇なはずの2月がソコソコ忙しかった、
太陽が覗く今日は午後2:00に仕事が終わる、急いで友人の天災メカの所へ走る、
2月には時間が出来るからジェベルの最終仕上げ『林道走行』に行こうと思ってたんですが、
前述の通り忙しかったり雨だったりと機会を逃していたんです、林道に入るならサスペンション
セッティングの基本“サグ出し”をやらなければならない、こればかりは一人では出来ないので
天災メカの助けを借りに行ったのです。

最後にライトの光軸を少し上げて一段落したのが3:00、あらら(;´Д`)夕方になっちゃうよ、
大型ライトが心強いジェベルですが出来れば日のある内に帰りたい。
天災メカありがとう(´ー`)ノとりあえず出発!

安倍川の支流、藁科川沿いに国道362を北上します途中で県道60へと右折、実はこの時点で
まだ何処の林道を走るか決めていません(;´Д`)う~ん試験に良い林道なんて思い付かない。
「そーだなー手近な所で樫ノ木峠線にするか」この林道は静岡市の中心部からも近く、
それでいて簡易舗装も含みますが19kmと長い林道です。前回にこの林道へ来たのは2008の6月、
支線の杉ノ沢線が舗装工事で通行止めだったので、その様子も出来たら見て来たい。


林道の終点看板に来ました時間は3:30、林道には起点と終点がありますが、
今回は終点側からアプローチします。赤矢印方向へ進むと林道です。
 
この位置↑の地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。


終点看板の隣にこんな案内が立っています、『萩多和城』は南北朝時代の山城です、
激戦の地であったと聞いています。


暢気に進むと衝撃な看板が(;´Д`)崩土、道は落ちてないけれど崩れた土砂で通れないの?
行ける所まで行ってみよう、最悪でも杉ノ沢線は走れるだろうから。


少し進むと固く締まったダートが始まり、間も無く杉ノ沢線との分岐に到着します、
こちら側が起点です、進入開始ヽ(´ー`)ノ


樫ノ木峠線にしても杉ノ沢線にしても眺望は良くない林道ですが、峠付近は視界が広がります。


コンクリート簡易舗装が多目ですがダートもあり楽しめました♪アッと言う間に終点看板に到着です。
このまま下ると栃沢の集落を抜け県道60の来る時に渡った立石橋に出ます、
樫ノ木峠線に戻るべくUターン、杉ノ沢線を逆に走ります。


来た道を戻りますと、さっき走った非常に私らしい走行の痕跡がありました良くないクセですが…

右の薄いタイヤ跡は前輪で左の滑っている濃い跡が後輪です、道の真ん中の
盛り上がりを切っ掛けに後輪が滑りドリフトが始まります、単車の向きが変わったら
スライドを収めてクリップ走行すれば良いのですが、私の場合ダラダラと滑らせ続けようとします、
これが悪いクセでコケる時は大体これのやり過ぎ(;´Д`)更には滑らせながら抜重してフロントを
上げようとして上がりきっていない前輪の痕跡がまざまざと…そして収拾がつかなくなりそうなので、
急いで立て直しをしてる(;´Д`)林道だって公道だ!遊ぶな俺。

おバカさんな痕跡を反省しつつ走り(この後も似たような走りをしてただろ!コラッ!)
そんなこんなで分岐に戻りました。


樫ノ木峠線は一部非常にマディな状態です、最近よく降る雨に工事車両が入ってますから
練られヌラヌラになった箇所がありました。
水溜りや崩土や落石も多く単車のテストには丁度良い道です、サグ出しによってリアが
上がっている状態なので舗装路では分かりませんでしたがフロントが多少
振られやすいかなって感じです。
フロントのセッティングは圧側減衰力調整とハンドル角度で何とかなりそうな気がします、
オイル粘度やスプリング交換までは必要ないと思いたい(;´Д`)。

単車の様子を見つつ走ると萩多和城址に到着いたしました、非業の死を遂げた
南北朝のお侍さんに通過のお許しを願いました。
山中の林道にも歴史があります、人の喜びや悲しみといった営みがあったんですね(´人`)


萩多和城址からまもなく分岐があります、左は一本杉峠線(諸子沢峯線)へと完抜すべく鋭意掘削中。


分岐を右に進路をとり暫く走ると樫ノ木峠線開通記念碑があります。
平成16年10月開通ですからまだ新しい林道です。
この記念碑まで来ると樫ノ木峠線も終盤に掛かってきます。


記念碑から少し走ると開けた場所に出ます、やっと視界も広がり雄大な山々を眺める事が出来ます。


やっとダートを走るまで漕ぎ着けたジェベル。オフローダーの証“泥汚れ”を纏った姿は、
とても逞しく見えます。
  
オフを走行して、このDJEBEL(ジェベル)250XCという車、非常に良く出来た車だと感じました、
満タンに近い(約15L)燃料を積んでいても、操縦に問題を感じさせる場面がほとんど無かった事や、
エンジン・足回りなど高次元でバランスが取られていると感じました。

ただ私みたいなお調子者には良過ぎて危ないかも(;´Д`)ついついオーバーペースで…。
それに走りが面白くて止まらない為にツーリングの写真が少なくなりそう。

ダートから離れるのが惜しくて支線の川島線にも入りました、抜けていないピストン林道ですが、
少しだけダートもあり、石などが小崩落していてそれをかわすのにハンドリングの良いテストに
なりました。


川島線を出てまもなく樫ノ木峠線の起点看板となり県道189に出て林道ツーリングの終わりと
なりました。

この位置↑の地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。

最初にあった通行止の看板ですが確かに崩土によって道が閉ざされたと思われる箇所が
有りましたが、撤去され通行自体は今日の時点で出来ました、ジムニーなど車幅の小さな
四駆でしたら通行は可能と感じます。
その撤去したあたりがマディ区間だったようです。

さあ、急いで帰らなければなりません(;´Д`)なぜならば夕食を作るのが私だから。
食べたい物があると家族の同意を得て更には自分で作らなければならないってのが
鉄肝家の掟なのね。作る筈のヤツが遊び呆けて帰宅が遅くなり食事が遅れたりしたら(;´Д`)

なんとか5:30に帰宅出来ました、どろどろジェベルの洗車は後回し(;´人`)すまんジェベ。
  

チャッチャッとグリーンカレーを作ったら私が食べるの後にして洗車してやらないとねヽ(´ー`)ノ


てなワケで林道を走ってきました、走行に問題ありませんでしたヽ(´ー`)ノ
足回りなどの細かなセッティングは残っていますが、昨年末からやってきたジェベルの整備は
完成”としたいと思いますヽ(´ー`)ノやったー♪出来上がり♪。
さあガンガン走るぞ~!…あっ!休みが無いぞ~(;´Д`)上手く行かないねぇ。