1800年代も掉尾にかけて、電力、ガソリンエンジンの発明に端を発する第二次産業革命がドイツ、アメリカで勃興繁栄した。しかし、そこに大英帝国の出る幕は無かった。なぜ、パクスブリタニカを標榜する大英帝国は第二次産業革命で後塵を拝することとなったのだろうか? . . . 本文を読む
ブレトンウッズ体制の最優先事項は東側陣営を意識した「完全雇用」であった。ニクソンショックそして二度のオイルショックによってブレトンウッズ体制は崩壊し交易条件も反転。
それに伴い、欧米では「完全雇用」にとってかわって「インフレ率の抑制」が政策目標の座を射止めた。
どのようにしてやっこさん達がインフレ率引き下げを行ったのだろうか? . . . 本文を読む
明治維新後、通貨に信任を与えるために政府は一計を案ずる。民間の正貨(金)を利用して太政官札(国債)を回収してインフレを抑制すると共に金兌換紙幣を流通させようというものだった。果たしてその顛末は? . . . 本文を読む
ユーロ圏の国々は加盟時に中央銀行を失い、財政収支に制約をうける。
その結果、
金融政策も財政政策も打てなくなったPIIGS諸国は社会基盤を売り払って雨露を凌ぐ境遇にまで落ちぶれている。
「不況になったときにユーロはその本性を剝き出しにする」
とは一体どういうことなのだろうか? . . . 本文を読む
FRBとはアメリカ政府の息のかかった中央銀行だと思われがちだが、そうではない。
ただの「民間の発券銀行」なのだ。
明日から職場でついつい吹聴したくなるFRBのうんちくを紹介させてもらいます。
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わたしたち日本人は、
生まれ以て資本主義の中にいます。
これは、
太陽の周りを回っている地球上で、
わたしたちが生まれくるのと同じように避けがたい事実です。
そして、
多くの人が多くの時間を、
地球が太陽の周りを回っていることを露ほども意識しないで過ごします。
それと同様に、
わたしたちは資本主義の中に組み込まれているということを、
常日頃から念頭に置いて生活を営んでいる訳ではありません。
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