売り家と唐様でかく三代目
読み方 うりいえと からようで かく さんだいめ
意味 三代目になると、どんなに権勢を誇った名家でも盛衰は免れない
由来 江戸時代の豪商を揶揄した川柳
偉大な創業者によって始まった豪商といえども、だいたい三代目にもなると、
跡取りが遊びほうけたり放蕩三昧になって経営が杜撰になっていく。
すると借金のかたに持ち家を手放す羽目になる。
. . . 本文を読む
傾聴に値する
読み方 けいちょうに あたいする
意味 耳を傾ける価値がある
留意点 傾注(けいちゅう)や傾倒(けいとう)そして軽重(けいちょう)と発音が似ており混同しがちだ。
とくにワープロ打ちする場合には、推敲時に「これで良かったかな」と気を付けるようにしたい。
※ 傾注とは「1つの事に打ち込んでいる」状況 ≒ 一意専心、前後裁断、心血を注ぐ
傾倒とは「ある . . . 本文を読む
「之を知る者は之を好む者に如かず、之を好む者は之を楽しむ者にしかず」
これは論語の一節です。そしてこれを要約すると表題の「知るは好むに如かず、好むは楽しむに如かず」になります。
筆者なりに訳してみましょう。
■翻訳 ~之を知る者は之を好む者に如かず、之を好むものは之を楽しむ者に如かず~
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スポーツであれ学問であれどんなジャンルにおいても普遍的なことがある。それは次 . . . 本文を読む
× 古来より日本では自然災害が頻発したため自然に対する畏怖や敬慕の念が強い。
〇 古来、日本では自然信仰色が強いのには所以がある。
筆者はこれまで「古来より」という表現を何の気なしに多用してきたが、
どうやら誤用であるようだ。
「古来より」を「古代より(現在までにわたって)」という意味で漫然と使用してきたのだ。
だが、それとなく辞書を引けば、
「古来」だけで「古くから今まで」という意味がある . . . 本文を読む
知る者は言わず 言う者は知らず
読み方 知る者は言わず 言う者は知らず - しるものはいわず いうものはしらず
意味 知悉しているものは多くを語らず、多くを語りたがる者はその分野に疎い者であるということ
☆類義語・関連語
論語読みの論語知らず
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他、
今日のことわざ、四文字熟語
枯れ木に花 ~ 衰退している勢力が息を吹き返すこと
使っているクワは . . . 本文を読む
断じて行えば鬼神もこれを避く
読み方 断じて行えば鬼神もこれを避く - だんじておこなえば きしんも これをさく
意味 思い切って行動にうつせば(鬼神もその勢いにたじろいで)功を奏するということ
☆類義語・関連語
断じて行えば鬼神もこれを避く - 案ずるより産むがやすし、思い立ったが吉日、暗中模索、試行錯誤、熟慮断行 . . . 本文を読む
仏作って魂入れず
同床異夢
君子は和して同ぜず 小人は同じて和せず
読み方 仏作って魂入れず - ほとけつくって たましいいれず
意味 大事な部分が抜け落ちている様、仕上げが甘い様子
読み方 同床異夢 - どうしょういむ
意味 気の置けない仲間といえど、多かれ少なかれ考え方や思想に相違がみられるということ
読み方 君子は和して同ぜず 小人は同じて和せず -くん . . . 本文を読む
巧言令色鮮し仁
剛毅木訥仁に近し
読み方 巧言令色鮮し仁 - こうげん れいしょく すくなし じん
意味 巧みな方便を用いて媚びへつらう人物にろくなものはいないということ
読み方 剛毅木訥仁に近し - ごうきぼくとつ じんにちかし
意味 かざりけはないが自分の意思がはっきりとしているものはひとかどの人物であるということ
☆類義語・関連語
巧言令色鮮し仁 - . . . 本文を読む
虚心坦懐
明鏡止水
魚は殿様に焼かせよ
上手の手から水が漏る
当意即妙
同床異夢
換骨奪胎
百鬼夜行
万古不易
鯛も一人は旨からず
問屋のただいま
玄人はだし
洛陽の紙価を高める
巧言令色
仏作って魂入れず
月に叢雲、花に風
虎に翼
目の正月
読み方 虚心坦懐 - きょしんたんかい
意味 うそいつわりのないおおらかな心境
読み方 明鏡止水 - めいきょうしすい
意味 うそいつわりのない静 . . . 本文を読む
眼光紙背を徹する
棺を蓋いて事定まる
杖とも柱とも頼る
問うに落ちず語るに落ちる
噛んで含める
読み方 眼光紙背を徹する - がんこう しはいをてっする
意味 行間はもとより紙面の裏側に隠された真実までも見抜ける能力がある。
読解力、洞察力が非常に長けている。
読み方 棺を蓋いて事定まる - かんをおおいて ことさだまる
意味 人の評価は死後に定まるということ
読み方 杖 . . . 本文を読む