社会主義における私有財産とは何?から続きます。
私有財産の大御所である「土地」。
現在の中国では一体どのように扱われているのでしょうか?
1998年に不動産売買が認められました。
しかし、土地の所有権はあくまで共産党のものです。
売買されているのは「土地の使用権」です。
2006年まで、
中国では土地の使用権は70年間持続されるということになっていました。
これは、
日本でいうところの 7 . . . 本文を読む
中国共産党の老獪な外交術 1 香港をあえて回復せずから続きます。
大東亜戦争中、
国共合作の看板を掲げ中国国民党を矢面に立たせて日本軍と真っ向から対峙させる傍らで、
毛沢東率いる共産党は銃後でお茶を濁していた。
安全地帯で十二分に戦力を温存していた中国共産党は、
大東亜戦争後に三度国共内戦を挑む。
満身創痍の国民党に対しソ連からの豊富な支援をとりつけた中国共産党。
戦況は日を追うごとに共産党が . . . 本文を読む
私有財産の保有を禁じている社会主義の思想ですが、
それでは社会主義のいうところの私有財産とは一体なんなのでしょうか。
社会主義の本尊であるカール・マルクス曰く、
私有財産とは『地主や資本家が持っている生産手段』」
ということです。
つまり、大衆がもっている虎の子のタンス預金やらテレビゲームなど一切合財の家財一式は、
「私有財産」には含まれません。
地主や資本家が保有している生産手段というのは . . . 本文を読む