コラボの広場

ワークススタジオに参加している建築作家、林産地、工房の仲間が集う場ができました。幅広い人たちの個性を感じてください。

高齢者の住まいで気をつけること(萩野隆司)

2008年03月27日 | 建築作家


常に30年、50年と住んでほしいと思い、設計します
住み手の年齢の変化(それに伴う身体の変化)の他に、次世代の住み方の変化(これはまったく想像できません)に対応できるように、複雑なプランになり過ぎないように努めています
(造る側としては、ついつい、あれもこれもしたいと思ってしまいますが・・・)

この写真は、寝室と書斎とウォークインクロゼットです
クロゼットの床下に給水や排水を仕込んでいて、何かあったときには寝室の横に水周りを増設できるようにしています
(勿論、使わなくてすむ事を祈っているのですが・・・)
また、外に段差解消機を設置すれば、駐車場から直接部屋に入ることも可能になります
準備をしていれば、もしものとき、少ないお金で、対応が出来るのです