今月の二枚(澤村昌彦) 2007年03月05日 | 建築作家 前回、祇園町と西陣の町家のディテールが違うというお話をしましたが、 今回は、それぞれの格子の写真を添付しました。 良く見ると違いがわかります。 欄間があるほうが祇園で、無いのが西陣で、 そのほか、いろんな格子が存在します。 西陣の格子は3本のうち、2本が途中で切れており、糸屋格子と呼ばれています。 京都を探索するといろんな発見があり、まだまだ魅力のある町ですよ。 « 今月の一枚(井上昌彦) | トップ | 今月の一枚(緒方幸樹) »
2 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (中島 久子) 2007-03-05 10:59:57 何となく違うな、と思っていましたが写真を並べて比べた事がなかったので新たな発見です。祇園は御茶屋さんが多く、西陣は商売人さんが多い様に思いますがその事からもデザインの違いが生じているのでしょうか。本当に京都は魅力的な町だと思います。いつまでもこの佇まいが残ることを願います。 返信する Unknown (WS安本) 2007-03-06 11:41:41 この間OMソーラーの勉強会で京都六角町の町屋を見てきました。格子は糸屋格子でした。薄暗い中にも差し込む自然の光がとても暗がりを際立たせていました。全てが明るくなりがちな日本の一般住宅とは違った陰影礼賛的な空間はとても貴重ですね。ただ、ご主人から冬の寒さが応えるとお聞きしましたが、来訪者には分からない苦労の多くあると思いますが是非残して頂きたいと思います。 返信する 規約違反等の連絡
祇園は御茶屋さんが多く、西陣は商売人さんが多い様に思いますがその事からもデザインの違いが生じているのでしょうか。
本当に京都は魅力的な町だと思います。いつまでもこの佇まいが残ることを願います。
薄暗い中にも差し込む自然の光がとても暗がりを際立たせていました。全てが明るくなりがちな日本の一般住宅とは違った陰影礼賛的な空間はとても貴重ですね。ただ、ご主人から冬の寒さが応えるとお聞きしましたが、来訪者には分からない苦労の多くあると思いますが是非残して頂きたいと思います。