縄文式土器に「火焔土器」ってありますよね。
教科書や歴史学習漫画みたいのでもいつも同じやつの画像だったので
「こいつはあの時代に彗星のように現れたワンアンドオンリーの鬼っ子だな」
と勝手に思い込んでいました。
そしたらたくさんある。めっちゃある。
見てください。そしてページ中央付近にスクロールしてみてください。
火焔土器の世界
新潟県立歴史博物館のコレクションだそうです。
この形で、置物や祭礼用ってわけでもなく、外側に煤、内側に炭化した有機物がみとめられて
実際の煮炊きに使われてということです。
(もしかしたら行事のときの特別な料理、たとえば神様への供物を作るときだけ使うとかかも)
こんな素敵な土器だから、作られた当時も「このうずまきがたくさん集まった模様がいい」「いやいやこっちのほうが上等だ」「このなだらかな形の変化のよさがわからんか」みたいにわいわいもりあがったに違いありません。
遠い昔の私たちも、今回はいいのができた、今回はいまいちだ、一所懸命作ってもあいつのにはかなわないなあ、なんて思ってたのでしょう。
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笑い飯の「奈良県立歴史民俗博物館」の冒頭ででてくるパパーパーパー♪は
喜多郎さんの「シルクロード」という曲です。