生ハムくらいの透明感

陽ノ森が描いたり書いたりします

連想の産物

2016-11-05 21:18:14 | 日記
数年前に手術したとき、入院生活の退屈しのぎにラジオ音源をたくさんポータブルプレイヤーに入れておいたんです。
術後1日半くらいは痛くて唸ってましたが、2日たったころにはだいぶ余裕でてきまして、そのラジオ音源で時間つぶししてました。
その音源の中に無謀にもくりぃむしちゅーのオールナイトにっぽん入れてたんです。
当然おもしろい。そして当然傷口が猛烈に痛い。
ちょっと聞いてはアカンって停止してを繰り返し、そんなふうに少しずつ聞いてるとだんだん慣れてきて笑い方も上手になってきます。
笑って腹圧がかかったら、同じ力でそとから手を当てて押し返すんです。
(この技はお手洗いでも活躍しました)

そんなふうに工夫しながらどんどん聞いていったら、ある回で、くりぃむ二人のトークに割り込んできた人がいました。
その人が面白くて、一つの笑いどころをやり過ごしても間髪いれず第2波第3波の笑いが襲ってくるので、とうとう聞くのあきらめたんです。

そのゲストが古坂大魔王さんでした。
今脚光を浴びておられるのを見てなつかしく思い出しました。

そういえば40年以上前「This is a pen」が一世を風靡しましたね。
あのときも何が面白いんだと思いつつもみんなついつい笑ってました。
人の笑いのツボなんてそうそうかわらないのです。

で、そのThis is a penを生んだドリフの8時だよ!全員集合の、はじめのコントの部分だったと思うんですが
ドリフの5人だけじゃなくてたまにあらわれてはブルース・リーのものまねだけをして走り去っていく人がいました。
当時燃えよドラゴンシリーズなんて知らなかった私たち姉妹は
「アーアーのおじさん」と呼んでいたのですが、いつも台詞なくて怪鳥音だけでした。

ある日いつものようにアチョーと叫びながら現れた彼へ、ドリフのメンバーが誰だお前は!と言うと
「すわしんじ!」と叫んで舞台から去っていったんです。子供ながらにこいつしゃべるぞ!とびっくりしました。
インパクトがあったので名前覚えてました。ずっと。

それから何年でしょう、20年ぐらいたってからでしたか
何かのお笑いの番組で、そのすわしんじさんがピン芸人として登場しました。
その芸が「ねこ車(作業用一輪車)を自在に操る」的なものだったんです。

ご静聴ありがとうございました。