綉球花*八仙花

xiu qiu hua*ba xian hua 

   ・・・ 日々の生活の中で ・・・

栗ごはん

2008-09-30 | Weblog
 栗の美味しい季節になった。義父が山に栗を拾いに行き、たくさんの栗を抱えて戻ってきた。桃・栗三年、柿八年というが、我が家の栗は植えてから10年になる。栗を使ったお菓子のマロングラッセやモンブランなどのスィーツも好きだが、我が家では、栗を茹でて、おやつ代わりに食べたり、栗ごはんにして食べている。  食べ切れないので、親戚の人達にも分けて上げている。先日の運動会の日にも栗ご飯をつくり、炊き込みご飯のおにぎりを持ってきていた人と交換して食べた  今はちょうど収穫の時期、新米に栗、お芋、秋は食べ物のおいしい季節である。  以前、近所の縫製工場に働きに来ていた中国人の女性が研修を終えて帰国する時に、日本の栗は中国の栗よりも美味しいから、日本の苗木を分けてくれるようにと頼むので、義父は山に行き、枝を切って分けて上げた。   あの苗木は今頃どうなっているのだろうか?彼女はどうしているのだろうか?栗を見ると、彼女の笑顔が懐かしく思い出される。
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へちま

2008-09-27 | Weblog
 近所に住む 中国人 からへちまをもらった。へちまや冬瓜を火を通して食べるのは、日本ではあまり一般的ではないが、炒めても煮てもどちらも美味しい。  へちま は漢字で書くと 糸瓜 である。へちまは室町時代に中国から渡来し、江戸時代初期に民間に広がったといわれている。糸のように繊維がたくさんあるので 糸瓜 (いとうり)、または中国から来たので 唐瓜 (とうり)と言われていた。 とうり は、 いろは順 で言うと、(いろはにほりぬる・・ )へとちの間にあり、江戸庶民はしゃれで へちまうり と呼ぶようになり、単に へちま と変化していったと言われている。   南瓜 (カボチャ)、 西瓜 (スイカ)、 胡瓜 (キュウリ)、 冬瓜 (トウガン)は瓜の仲間で、揃って黄色い花を咲かせる。ヘチマの若い実は柔らかく、 食用 としても美味しい。腐らせて乾燥させ、繊維を取り出したものを たわし として使う。沖縄では ナーベラー と呼び、 鍋洗い が語源だと言われいる。中秋の名月の頃に、地上30cm位のところで茎を切ると、ほとばしるように出るのが ヘチマ水 で、 化粧水 はもちろん、 民間薬 、特に飲み薬や塗り薬として重宝されてきた。
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叔父の入院

2008-09-26 | Weblog
 普段我慢強く、泣き言を言わない 叔父 に頼まれて、病院に行った。叔父は膝が悪く、 歩行困難 になっており、病院に連れて行くことになったのだ。病院に着くと紹介状を添えて、 初診受付 をした。紹介状のないものは初診料2100円をいただきますと書いてあった。手続きを終えてしばらくすると病室に呼び入れられた。 医者 は叔父の膝を見るとすぐに 入院 を勧めた。叔父は以前から膝が悪くて、20年前に一度 人工関節 を入れる手術を受けていたが、手術から大分時を経過して、人工関節と脚の骨の間に入れてあった プラスチック が溶けてしまっていた。叔父は一人暮らしのため、身内である私たちにも迷惑をかけないようにと、プラスチックが溶けて、骨がぎしぎし音を発てているのにもかかわらず、何年間も痛みに耐えていたのだ。 骨の 痛みを放置 していたため、人工関節の金属も自分の脚の骨も削れて、ぼろぼろな状態になっていた。もっと早くに受診していれば、簡単な手術で済んだのに、下手をすれば、片足を切断しなければならないかも知れないと医者は言った。病院内は 工事中 のため普段でも歩きにくく、 車椅子 に乗っての移動は一苦労であった。種々手続きの後、急いで入院の支度を整えて、叔父を病室に送り届け、手術日を決めて、義父と二人病院を後にした。近くに住んでいながら、叔父に気を遣わせ、ぎりぎりまで我慢させてしまったことを深く反省している。

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大草原の国

2008-09-24 | Weblog
  モンゴル国 は上にロシア、下に中国、左横にカザフスタンと隣接し、北東アジア内陸部に位置する。国土面積は156万6500平方Kmで、日本の約4倍ある。首都は ウランバートル 。モンゴル語で 赤い英雄 という意味だそうだ。モンゴル国民は、殆ど ハルハ・モンゴル人 。お祭りや特別な日は、正装の デール を着る。 モンゴル語 は日本語のルーツという説もある。信仰心は厚く、 チベット仏教 の影響を強く受けている。ウランバートルにある ガンダン寺 は、その最高峰として名高い寺である。主な家畜は、羊、山羊、馬、らくだ、牛の5種類。 伝統的家屋は ゲル 。ゲルはモンゴル語でという意味。中国語では(パオ)と呼ばれている。組み立て・分解が可能で、大人二人で2~3時間で組み立てることができる。分解すると全て荷車1台に納まってしまうという。 遊牧民たちは、季節によって、家を分解して夏営地から、寒さが和らぐ山の南斜面の冬営地まで、数百㍍移動する。ゲルは玄関を南側に作り、玄関から入って正面は上座で神様や大切な写真がかざられる場所である。北海道と同じ緯度で冬は寒いが夏は暑く、朝晩の 温度差 が激しい。特に ゴビ地方 は、カラカラの乾燥した30度以上の暑さになり、夜は冷え込む。冬の夜は ー40~50度 にもなる。年間降雨量は、最多でも350mm台と少ない。夏季は 日照時間 が長く、夜10時を過ぎるとようやく夕焼けになる。360度 フルスクリーン で満天の星空を眺めることができる。           風と空と草の大地―モンゴルより

<■モンゴル国■
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彼岸花

2008-09-21 | Weblog
  彼岸花 の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。別の説には、これを食べた後は 彼岸(死)しかない、というものもある。 異名 が多く、 死人花 地獄花 幽霊花 剃刀花 狐花 など、日本では不吉で忌み嫌われる名前が多い。外国では不吉な連想が働かない欧米を中心に、園芸品種が多く開発され、赤のほか白、黄色の花弁をもつものもある。別名・方言は千以上が知られている。 韓国 では彼岸花のことを 相思華 と言う。 これは彼岸花が花と葉が同時に出ることはないから 葉は花を思い、花は葉を思う という意味である。 鱗茎 アルカロイド を多く含む 有毒植物 。食べると吐き気や下痢、ひどい場合には 中枢神経の麻痺 を起こして死にいたる。水田の畦や墓地に多く見られる。田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避けるようにと植えたり、虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐため、人手によって植えられたためである。 この毒は長時間水に晒せば抜くことが可能である。鱗茎は澱粉に富んでいるため、救飢植物として第二次世界大戦中などの戦時や非常時において食用とされた事もある。花が終わった秋から春先にかけては葉だけになり、その姿が食用のノビルやアサツキに似ているため、 誤食 すると危険である。        ヒガンバナ - Wikipedia より
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酒仙・李白

2008-09-18 | Weblog
月下独酌       作/ 李白
  花間一壷酒 (花間 一壺の 酒) …… 一面に咲く花の中に
  独酌無相親 (独り酌みて 相親しむ 無し)…独り酒を飲む
  挙盃邀明月 (盃を挙げて 名月を迎え)… 盃を高く挙げて明月を迎え友としよう
  対影成三人 (影に 対して 三人となる)…自分と月と、我が月影の三人で

中国の 文人墨客の ほとんどは、酒と深い関わりを持っている。 詩聖・杜甫 詩仙・李白 も然りである。李白のもうひとつの呼び名は 酒仙 。1000首を超える李白の詩の中で、酒に関する詩は170首にのぼる。彼は百年三万六千日、一日三百杯の盃を傾けることが必要だと言っている。酒を飲み、肝を据え、半酔半醒の状態で詩を詠むのが最高だと。李白の詩は 豪放磊落 で、唐の絶頂期の男性的な力強さを持っている。素直な感情をダイナミックに表現する骨太な詩風が特徴といわれる。

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ホーミー

2008-09-17 | Weblog
  大草原の国 モンゴル の伝統的な発声法 ホーミー  とは、一人で 二つ以上の音を同時に発声 するのが特徴である。  初めて聞く者にとっては衝撃的な歌唱法だ。  ホーミーは 岩山を吹き抜ける風の音 を真似る事が起源という10世紀頃から続くモンゴルの伝統的な発声法で  低い音 は喉から絞り出す 唸る様な音 で高さを一定に保ち、高い音への ベース音 となる。 高い音 口の開け方 舌の位置 を微妙に変化させ、ベース音を基に口腔内部で生成する 共鳴音 で、 音階 を自由にコントロールできる。 聴く人は高音の旋律を耳で追う事になる。        ホーミーワールド より    


敬老の日

2008-09-15 | Weblog
 今日は地元の公民館で 敬老の日 のお祝いがあった。お昼に 送迎バス が来て、 義父母はいそいそと出かけて行った。 長寿 の表彰式では、4000人ほどの町民の中に 白寿 (99歳)以上の人が約40人いることも明かされた。海の近くに住んでいる人は長寿が多いと聴くが、改めて凄いことだと実感した。式の後、歌や舞踊などの 演技 が披露され、義父母は思い切り楽しんで帰ってきた。 婦人会 からの差し入れのお弁当や引き出物の 紅白饅頭 を持ち帰って、二人は嬉しそうに話し合っている。お祝いの和菓子にお祝い金を添えて差し出すと、義母は礼を言いながら、いつものようにそれを神棚に供えた。 単身赴任 している夫は、こうした節目には 赴任先 から必ず 国際電話 をかけてくる。 義母は電話口に出て嬉しそうに夫と話している。義父は照れて、いつも電話には出ない。食事のあと、 お茶を飲みながらみんなでお菓子を食べた。とても美味しかった。いつも元気だった義父母も年を取り、病院に行く日が多くなったが、今年も平和な敬老の日が迎えられてよかったと思う。








稲刈り

2008-09-14 | Weblog
  稲刈り は、以前はもっと遅くなってから始まっていたと思うのだが、最近では、 早場米 でなくても、 9月初旬 には刈り始めるようだ。家の周りでも、稲刈りが大分進んできた。以前は、 雑木 を組み合わせ、その上に長い 竹竿 を何段も載せて、 はで木 を作り、 稲藁 を干していたものだが、最近では、はで干しをする家は少なくなっている。我が家も去年までは、義父が頑張って、はで干しをしていた。さすがに齢80を越して、厳しい農作業ができなくなり、今年から、機械で刈り取り、そのまま袋詰めにしている。 はで干しの方が味が良いし、高く売れると言われているが、私は鈍感なのか、味にあまり差がないように思う。世間では 事故米 の問題が騒がれている。  業者 は勿論、 農林水産省 にも問題があるし、責任もある。問題のある米なんか食べさせられたら大変だと思うが、幸せなことに私たちは今までそんなことに 無関係 でいられた、と思っていたら、子供の 給食 から お菓子 お餅 にまで被害が出ているなんて…日本はなんて国家になってしまったんだろう!! 悔しい!!

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<秋の風景
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