独酌無相親 (独り酌みて 相親しむ 無し)…独り酒を飲む
挙盃邀明月 (盃を挙げて 名月を迎え)… 盃を高く挙げて明月を迎え友としよう
対影成三人 (影に 対して 三人となる)…自分と月と、我が月影の三人で
中国の 文人墨客の ほとんどは、酒と深い関わりを持っている。 詩聖・杜甫 、 詩仙・李白 も然りである。李白のもうひとつの呼び名は 酒仙 。1000首を超える李白の詩の中で、酒に関する詩は170首にのぼる。彼は百年三万六千日、一日三百杯の盃を傾けることが必要だと言っている。酒を飲み、肝を据え、半酔半醒の状態で詩を詠むのが最高だと。李白の詩は 豪放磊落 で、唐の絶頂期の男性的な力強さを持っている。素直な感情をダイナミックに表現する骨太な詩風が特徴といわれる。
半睡半醒の李白を読みまして・・並ぶ酒びん3本の意味を考えたり・・月影と3人連れなどナド・・とっても夢があり、益田で柿本人麻呂は都を偲んで歌を詠んだのも身近に思えますのが不思議です。
古今東西を駆使してのブログは元気をいただきます。
無月の夜は、何かが潜み何かが醸しているような錯覚におちいります。
さて安酒でも飲んで李白なと吟じましょうか。(吟ず)・・はおかしいですか。 あなたのやさしさとブログに乾杯!
関係ないけど、日本の演歌にも、お酒に関する歌がけっこうありますよね (夢を壊してごめんなさい)お酒の文句が入っている歌は、好きです