綉球花*八仙花

xiu qiu hua*ba xian hua 

   ・・・ 日々の生活の中で ・・・

へちま

2008-09-27 | Weblog
 近所に住む 中国人 からへちまをもらった。へちまや冬瓜を火を通して食べるのは、日本ではあまり一般的ではないが、炒めても煮てもどちらも美味しい。  へちま は漢字で書くと 糸瓜 である。へちまは室町時代に中国から渡来し、江戸時代初期に民間に広がったといわれている。糸のように繊維がたくさんあるので 糸瓜 (いとうり)、または中国から来たので 唐瓜 (とうり)と言われていた。 とうり は、 いろは順 で言うと、(いろはにほりぬる・・ )へとちの間にあり、江戸庶民はしゃれで へちまうり と呼ぶようになり、単に へちま と変化していったと言われている。   南瓜 (カボチャ)、 西瓜 (スイカ)、 胡瓜 (キュウリ)、 冬瓜 (トウガン)は瓜の仲間で、揃って黄色い花を咲かせる。ヘチマの若い実は柔らかく、 食用 としても美味しい。腐らせて乾燥させ、繊維を取り出したものを たわし として使う。沖縄では ナーベラー と呼び、 鍋洗い が語源だと言われいる。中秋の名月の頃に、地上30cm位のところで茎を切ると、ほとばしるように出るのが ヘチマ水 で、 化粧水 はもちろん、 民間薬 、特に飲み薬や塗り薬として重宝されてきた。
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