ヲラトニク(旧 ココカラ Blog)

有限会社アサヒ技研コミュニケーションメディア研究所からお届けします.

Intel 版 Mac の互換性

2006-01-24 13:42:20 | テクノロジー
Intel 版 Mac は Rosetta テクノロジで高い互換性があると宣伝されてますが,まずマルチメディア系のアプリケーションは対応していないわけですね.これは Apple のホームページでも当初から言われていることです.これに加えて,Mac ユーザでは利用率が高い ATOK について,ジャストシステムからメールが来ました.

  申し訳ございませんが、以下の製品につきましては、
  「Intelプロセッサ搭載のMacintosh」に対応しておらず、
  この環境ではご利用いただません。どうかご了承ください。
     ・ATOK 2005 for Mac OS X
     ・ATOK17 for Mac OS X
     ・ATOK16 for Mac OS X
     ・ATOK15 for Mac OS X
     ・ATOK14 for Mac OS X
     ・ラベルマイティ for Mac
      (ラベルマイティ for Mac OS X)

あらららら.仮名漢字変換フロントエンドが互換性をもたせられないというのはどういうことでしょう.マルチメディア系でデバイスに依存したところが多いものはパフォーマンス面などの理由で対応できないということが予測できますが,仮名漢字変換というのはちょっと理由がわからない.

これはジャストシステムの問題ではなくて,Rosetta テクノロジの限界をいきなり露呈してしまったってことかしらん.こういうことがあると,また MacOS 9 から X への移行期のような混乱を引き起こすのではないかと考えてしまう.しかも今度は相手が Intel プロセッサなので,PC 互換機で動作するというのが簡単なんてことになるかもしれない.そうなると MacOS は NeXT OS と同じ轍を踏むことになるのでしょうなぁ.

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