Take off the sheep's clothing.

日々のデジタル物の備忘録的ブログです。
いろいろな設定の記録や購入したものの感想などをひつじの皮を脱いで書いています。

ユナイテッドのエコノミープラス

2014-07-06 20:51:04 | 旅行記
激動の出張から帰ってきて、1週間経ちました。
帰り際にいただいてきた風邪もようやく治りつつあります。

まあ、毎日飛行機で移動の上、ホテル着が夜中の2,3時という海外出張をしていたら体がいくつあっても足りませ~ン。

さて、今日は帰りの飛行機でユナイテッドのロスー成田便でエコノミープラスを使ったのでその実態と感想を少し書きます。

エコノミープラスの詳しい事は、ユナイテッド航空のホームページを見てください。
簡単にいうと航空会社の小金稼ぎです。

シートピッチが少し広く、前の方の席に座れるというものです。

アメリカ国内の移動は同行者のおこぼれに預かり全てエコノミープラスでしたが、
帰りのロスー成田間は3-3-3席のど真ん中という非常に困った席でしたので、
自腹でプチアップグレードをしました。

席はこれ。
機材は787-800です。
Dsc_0039

前席から膝までの距離が20cmぐらいあります。
座席が立っている状態であれば奥の人が通路に出るのに動く必要はありません。
ただ、ユナイテッドの787はシートが安っぽくて、後席の人がポケットにモノを入れたらその形が背中側に出てきて当たるという"素敵なシート"です。
過去に乗ったことのある飛行機で似たようなものは、オーストリア航空のA319がそうだったかも。
ちなみに今回の出張の中で787,757,737と乗りましたが、一番よかったシートは737でした。

料金は席によって異なりますが、今回の真ん中3席の通路側は155ドル。
カード払いです。

真ん中3席の通路側をわざわざ選んだ理由は、以下の通りです。
1.もし、満席で真ん中に座る人がいて、席の出入りをするのに立つ必要がある場合、1人分でいい。
2.窓側だと窓側席と真ん中席の2名の事を考えなければならない。
3.わざわざお金を追加で払って不便な真ん中3席の真ん中を選ぶヤツは少ないだろう
→空席になる可能性高し。
→反対側の席の人と真ん中の席を半分ずつしても普通のエコノミーの幅の1.5倍を確保できる。

このような目論見はうまく行かないのが常ですが、見事に大当たり。

真ん中の席は空席で反対側のお兄さんはテーブルを、自分は座席を利用して胡座をかいて優雅に帰ってこられました。
シートも普通のエコノミーとは異なる様で、リクライニングの角度が少し大きいのと、それに合わせて座面が前に移動するため、座面と背もたれの角度が通常エコノミーよりいくらか大きくなるみたいです。
これは数字の上ではなかなか現れないものかもしれません。
さらに前席とのピッチが広いため前席に脛が当たる事が無かったので、リクライニングを最も倒した状態で前席下に足をぐいっと入れれば私の身長で余裕で全身をのばして寝る事が出来ました。
ただし、腰の下に枕を入れるなどのアレンジは必要です。

その他は機内食は普通のエコノミーと同じ、おまけで787のトランプがついてきました。

この金額が高いのか、安いのかと言われればやはり少し高い気がします。
しかし、苦痛をお金で少しでも緩和できるのでバランス点を見いだせるのであれば"値段なり"ぐらいにはなります。
本当は会社で払ってくれればいいだけど、経費削減の昨今、社長でもプレミアムエコノミーにしか乗れない会社ですので、体調管理と精神的負担軽減の為に自腹で払いました。


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