2002/8/25 倉本聰氏講演より
(3年前の千葉県関宿町での講演です)
この25年間(あれから3年経ってますが。。。)で富良野の街から消えたもの。
馬、映画館、鍛冶屋、仕立物屋...
新しく現れたもの。
FAX、ワープロ、パソコン、携帯電話...
国鉄はJRに変わり、駅を中心とした旧市街地はロードサイド店を
中心とした大型店舗主体の町並みに変わり、コンビニ、マック、
ケンタッキー、ツルハ、ツルハはYESに変わり、町並みはどんどん
姿を変えていく。
富良野塾の塾生たちに生活必需品を挙げさせたら、
1位が水、2位が火、3位が食料、4位ナイフ、
で14位に人、となった。
都会(東京原宿)で同じ質問をしたら、
1位がお金、2位テレビ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/tv.gif)
、3位が携帯電話
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/handyph_blue.gif)
、4位が家
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/house_red.gif)
となった。
豊かになった現代の若者は、モノの価値観がずれてしまっていて、
目に見える形のあるものしか重要であると認識しなくなっている。
無人島に行けば、お金なんて焚き火をするための種火に使う位しか
役に立たない代物なのに。
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「豊かさの根っこ」vol.2にも、このコラム載ってますね。
ただ、微妙に順番が違っていますが。。。
(続く)